「開始10分の話と終わり20分辺りの考察」竜とそばかすの姫 ゆのみさんの映画レビュー(感想・評価)
開始10分の話と終わり20分辺りの考察
近未来型SNSコンテンツ"U"、
現代のSNSでの賛美や批判の声を扱っている部分もあるので レビューを書くというのも心苦しい部分もありますが…
開始10分がこの映画のピークだったと思います。音楽も映像もとっても綺麗で、ゾワゾワっとこれは凄い!と鳥肌がたちました。サマーウォーズのOZの世界を初めて見た時と同じ気持ちでした。
ただそこからは面白く無いわけじゃないけど、なんだか退屈…竜の正体が早く知りたい。誰なんだろ!気になる!!!って感じの早く知りたいじゃなくて、もういいから早く教えてください( ˊᵕˋ ;)って感じの早く知りたい。(伝わりますかね?)
あとこれは私の欲でしかないのですが、最後の河川敷のシーンは すずちゃんとしのぶくんのキスシーンが欲しかった!!!それだけです!!
これは私の理解不足かもですが、警察?っぽいことしてる集団のスポンサーが外されていくシーンがあるのですが、あれはなんで外されたんでしょうね…竜が悪いこと?アカウント停止?みたいなことをしてたのは事実なら、警察っぽい人達がしてたことって間違ってはいないのでは…?ちょっと無理やりすぎたからスポンサー外れたってことなのかな…
⚠️ここからは考察ゾーンなので
事実とは異なる可能性があるので
把握のほどよろしくお願いしますm(__)m
すずちゃんが1人で東京に向かうシーン。
レビューでも何件か、『高校生とはいえ子供だけで行かせる?』『おばさん達ついて行くでしょ普通は』なんて声を見かけました。
それはすずちゃんのお母さんが亡くなった図と非常に似ていると私は思います。
すずちゃんのお母さんだけが名も知らぬ子を助けに向かい、河川敷にいた他の大人は見てるだけ、あげくすずちゃんの母は「1人で助けに川に入るなんて」とネットで大バッシング。
何だか今起きているレビューの図と似ているなぁなんて思いました。
こんな考察をしていたら結構面白い映画だったと思いますが、映画だけで伝わってくる内容は少し物足りない部分が多かったのも事実だと思います。
ただ映像と音楽は非常に綺麗でしたし、美女と野獣のオマージュも個人的には好きでした。