「良い部分だけをまとめた個人的な概要」竜とそばかすの姫 あるさんの映画レビュー(感想・評価)
良い部分だけをまとめた個人的な概要
クリックして本文を読む
幼い頃に母を亡くし、歌うことがトラウマであるすずが、過去をのりこえる話。
U もう1つの現実
AZもう1つの自分
自分の抑圧されている、つまり潜在能力を引き出す。それは現実でのトラウマであっても。
人を救うために、現実の自分ともがき、葛藤し、苦しむ。それを支えるのが幼なじみの存在。そして、亡き母の面影。
名も知らない子どもを助けることで命を落とした母。納得できていなかった。だけど、知らずのうちに竜を救いたいベルの姿が自然と母と重なっていく。
やがて、人を救うために自分をさらけ出す。
竜は本当の意味の助けるを求めていた。
その奥底にある心に、歌とぬくもりが伝わる。
彼もまた自分をさらけ出していく。
そして、竜は弱さを。
そばかす姫は過去を。塗りかえていく。
Uの世界ではなく、現実世界で。
AZではなく、自分自身で。
コメントする