劇場編集版　かくしごと　ひめごとはなんですか

　ｄアニメストアの配信を鑑賞しました。
　原作未読、テレビアニメシリーズ未視聴で、前情報無しで、なんとなく観始めたのですが、こんな素晴らしい漫画が　あったなんて　知って驚きました。
　全12巻のコミックが、ｄアニメストアで試し読みできるのですが、鑑賞後ちょっと読んでみたら　なかなか　ストライクゾーンで購入しようか検討しているところです。
　個人的に　声優の内田真礼さんが好きなので、出演されていて良かったです。ついでに言うと、今作のキャラクターの中では、墨田 羅砂（すみた らすな）のビジュアルと声が好みでした。

原作は既読

監督と脚本は『ぼくらの7日間戦争（2019）』の村野佑太
脚本は他に『グリザイア：ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー』のあおやまたかし

BS日テレで放送された連続アニメは未鑑賞

原作は小学館で数々の迷作を生み出した久米田康治がなぜか講談社に場所を移した全12巻の漫画作品

下ネタ漫画家という身分を幼い娘に隠す男の話

久米田康治で下ネタといえば『行け！南国アイスホッケー部』
『かってに改蔵』『さよなら絶望先生』的要素が温泉宿のやり取りで見られる

久米田のイラストがアニメでもきっちりと再現されている
猫や犬など動物を描くのが苦手な一面もきっちりと再現されている
へたっぴぶりが中途半端なんだよね
少なくとも猫は『ねこ・ねこ・幻想曲』の高田エミ先生くらいの画力を求めたいところ
『きんぎょ注意報！』の猫部ねこ先生みたいな大胆なデフォルメをしているわけじゃないし

どうしても連載漫画のラストは変な方向に行ってしまう傾向がある久米田康治
下ネタ星の王子様とか
空港に着陸寸前ワクワクしていたら大きく斜めに傾き墜落してしまう旅客機のように
彼の性格がそうさせるんだろうか
泣ける人はいるかもしれないが久米田とは付き合いが長くとてもじゃないが泣けない
僕は久米田康治にそんなことを求めていない

『よつばと』を読んでいる影響で、シリーズ12話は見ていた。その劇場版と言う事で見た。

確かにハンディーキャップが加わると、表現は大変になるかもしれないが、ベートーヴェンもイツァーク・パールマンもカラヴァッジョもそれを乗り越えて、普通の者よりも偉大な芸術家になっている。
『よつばと』もアニメーションにならないかなぁ。
終わり方テレビと同じだ。
最後は♥
こう言うアニメーション見ていると、変態ジジイと謂われるかもしれないが。
最後に現れたのは、僕のどストライクな
歌とは♥
そう言えば、テレビシリーズも最後はこの歌だったね。
実は今気づいた。というか思い出した。

大瀧詠一が全部持っていった