ある用務員のレビュー・感想・評価
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ん〜と、レビュー書けと言われたので
以前に「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」のレビューに「ある用務員」の話をちょいと書いたのよ😅
そしたら友人から、ついでにコッチも書け、と言われたのでもう嫌々渋々レビューしときます🌀
マ王、体調悪いってのに😑
平たく語るならダークヒーローの典型的な物語で、この手のパターンを知ってる方にはつまらない映画ですので😐
では何故にマ王は鑑賞したのか🙄
コレも「ベイビーわるきゅーれ〜」のレビューでも書いた通り、関連性があるからだけです💨
でも今思うと本作の方は2人の名前が変えてあるのよね🤔
また「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」の兄弟殺し屋っぽいのも出てたから、もしかしたら同じ設定を使った別の話みたくパラレルワールド的な事なのかもしれん🙃
なので生粋の「ベイビーわるきゅーれ」ファンは少し安心?していいかも←よく判らん話だが
内容はヤ○ザやら殺し屋やらマトモな人間は一人も出ないドンパチ&バイオレンスな物語にホンの少しだけロマンスを味付けしたコテコテの脚本なので、オチまで気楽に鑑賞出来ます👍
死亡フラグの立ってる人は軒並み助からない定番の映画なので、死亡フラグとは何か?の勉強には持って来いかなと🤣
マ王、もう映画を何十周も観てきた所為である程度はオチを予想出来ちゃうから、定番から外れるのが苦手な邦画が嫌いなのかもしれない🥸
まぁ、外れないのが安心なのよ、って方は無問題だけど🌀
んで面白かったのか、と問われれば面白かったとは思えた✨
でもこの映画に関しては最初から観点ズレてるから、見当違いなレビューかもしれんね😁
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
アクション度★★☆☆☆
同じ出演者で名前変える脚本のバカ度★★★★★
なぜか優しさが残る
「ベイビーわるきゅーれ0」として楽しむ
「ベイビーわるきゅーれ」の原点
「ベイビーわるきゅーれ」の前哨戦
「ベイビーわるきゅーれ」の2人が出てくると画面がパッと明るくなる。
阪本裕吾監督が「ベイビーわるきゅーれ」を撮る半年前の作品。
題名が「ある用務員」
これ以上地味な題名は思いつかない。
主演の福士誠治は時代劇の町人髷の似合う誠実な番頭のイメージ。
ヤクザの抗争だから、やたらと撃ち合いになり、簡単に死体が増える。
驚いたのはBGM。
煽りに煽って来る(主題歌はCrazyBo y・・・確かにBGMはクレレジー)
ストーリーを主導するようだ。
個性的な殺し屋たち・・・一ノ瀬ワタル、前野朋哉、
それにベテランの野間口徹が用務員の父親役。
キャストは何気に豪華。
用務員が護る組長の娘に芋生悠・・・ラストの用務員との絡みは
流石に上手い。
ベイビーわるきゅーれの2人(高石あかり、伊澤彩織)に食われ気味だが、
まあ運が悪かったね!!
笑える会話もあるが、殺し合いがメイン。
やや盛り上がりに欠けるが、阪本裕吾監督の個性の片鱗はみられる。
それなりに面白い。
ストーリーはどうでも良い。
アクションとドンパチ。
アクションすげぇ。
阪本監督のオリジン
ベイビーわるきゅーれへの準備運動
今月『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が公開されるにあたり、
未鑑賞であった本作を観ることにしました。
ベイビーわるきゅーれ1、2いずれも観ているからだと思いますが、
阪元裕吾監督っぽいな〜と終始感じる作品でした。
割と硬派な設定でありながら(主人公の生い立ちなど)、
ところどころきちんと緩さというか笑いを入れてくるあたり、
また、アクションもそこそこハードで見せ所でありながら、髙石あかりと伊澤彩織を入れ込んでいるあたり等、
みどころ満載なんですよね。
前野朋哉のキャラも最高ですし。
ここから『ベイビーわるきゅーれ』は生まれたんだなとあらためて実感できるとともに
芋生悠や一ノ瀬ワタルを起用するなど、阪元監督の先見の明にも脱帽です。
『ベイビーわるきゅーれ』以外の阪元作品も今後、是非観てみたいですね。
観る順番がよかったかも
画家や彫刻家は、作家独自のスタイルを生み出すまでに同じようなテーマで繰り返し作品を作り上げることが度々ある。1人の作家を追いかけて、そんな所を紐解くのも、鑑賞の一つの楽しみ方だが、今作を観たことも、坂元監督が、ベイビーわるきゅーれの世界を作り上げるまでの足跡が感じられ楽しかった。
ベイビーわるきゅーれを知るより前にこの映画を単独で観ていたら、作品としての粗さが気になって、入りこめなかったかもしれないし、国岡より先に観ていたら、主人公の保護対象の同級生が
国岡役の伊能昌幸だったことでテンションMAXになることもなかっただろう。
そういう意味では、観る順番がよかったのかもしれないのだが、これはこれで、とてもいい作品に仕上がっていると思う。
特に、ラストシーンでの芋生悠演じる唯のセリフと、福士誠治演じる用務員深見とのやりとりにはちょっと痺れた。あそこでプラス0.5。
他にも、高石あかりと伊澤彩織が、殺し屋の役でほぼそのまんまベイビーわるきゅーれのノリなのも楽しいし、「渡辺哲も出てるんかい」とツッコミたくもなるし、前野朋哉は最高だし、とにかく自分はハマりました。
ベイビーわるきゅーれ3が待ち遠しく、未見の方は是非おすすめします。
明確なテーマが救い
子供から大人への過程に起きた出来事をかなりデフォルメさせた作品
誰も境遇は選べない。
境遇に真実が隠されていた場合、どうするのか?
初めての大きな選択
自分がすべき選択が何か? 急に答えを出せと言われても難しいのは当然だ。
裏切りに対する復讐
やられたらやり返す概念
それが正しいと決めつけた世界
親が勝手に始めたヤクザ業 巻き込まれる子供たち
子供に選択を与えない 思い通りにならないと気が済まない
何でも支配しコントロールしたがる。
狂った人々
全滅することだけが「マシ(better)」 せめてもの救いだろうか?
さて、
なかなか強烈な作品
でも大人になる時、境遇によって選択を強いられるときがある。
ユイは「普通」 「普通が何かわからないけど普通」を選択した。
父殺しの男が仇を取れと言っても、それには従わない。
その世界にいたくない。
だから銃など持たない。
この普遍的なテーマだけがこの作品の素晴らしさだろう。
端然と自分の考えで選択できたとき、その時からユイは大人へのステップを踏んだのだろう。
人間ドラマが希薄な暴力映画
登場人物の描写が雑なので、印象が薄く 迫力に欠ける。
ヒロインも か弱いお嬢様タイプの配役であってほしかったが、
平凡な家庭の普通の少女という感じで、イメージと違う。
しかも魅力的に撮ろうともしていない。
おそらく監督にとってヒロインはただのお飾りなのだろう。
監督はシナリオも雑。トンデモ展開が多すぎる。
終盤でのボスキャラの暴走や、敵味方の区別なく皆殺し展開。
全く支離滅裂な、フラグを立てるかのような行動。
そしてボスキャラの最後のシーンは、勘のいい人は 予想がついたと
思うが、それを裏切らないガッカリな やられっぷり。呆れた。
この映画の中で違和感が最も少なかったのは、中盤で殺されるヤクザ
だろうか。キレまくって手下を理不尽に使いすてる頭の悪い悪党だが、
人物描写が丁寧だったし、ブレが無かった。
追記)「ベイビーわるきゅーれ」の主人公2人が殺し屋役で出ていた。
感想
やはりこの監督は人間を描くのが苦手。
「ベイビーわるきゅーれ」で話題の坂元監督作品。「ベイビー」でも感じたけどやはりこの監督は人間を描くのが苦手のようだ。
闇組織の殺し屋として育てられた男が育ての親である組織のボスの娘を守るために刺客たち殺し屋集団と戦うというよくあるストーリー。
暴力団幹部の父を目の前で殺された晃は同じ組織の真島に育てられる。実の子同然に育てられたというが、実際は学校にも行かせてもらえず殺し屋として育てられ、汚い裏の仕事をさせられてきた。そんな育ての親に対してそもそも愛情なんかわくだろうか。
実の父親を殺したのが真島だと知った晃は葛藤するが、そもそも晃が真島を実の親同然に慕っているという描写は一切ない。晃と真島の間に実の親子のような絆が見えないので観客は晃がなぜ葛藤してるのか理解できない。まさかあのほっぺをひっぱる動作が二人の絆を表してるとでも言いたいのだろうか。
あるいは作り手は観客に対して晃が真島を実の親同然に慕っていると脳内補正して見てくださいとでもいうのだろうか。
そんな絆が感じられない人間の娘を命がけで守ろうとする晃の姿もこれまた理解できない。晃と唯は実の兄妹のように育ったという事情も当然ないし、やはり二人にも絆のようなものはない。この晃の行動原理は全く理解できない。これも脳内補正が必要となってくる。
娘の唯もなんだか父との関係で悩んでる風な雰囲気を出している。しかし、彼女が何を悩んでるのかはやはりその描写はない。父が闇の世界を牛耳ってることに対して悩んでると、これまた観客に脳内補正を要求してるのだろうか。観客にいろいろと要求してくる作品だ。
本作では主要登場人物たちに当然必要とされる心理描写は一切ない。まるで登場人物たちはただの記号でしかないのだ。闇組織で殺し屋として育てられた男、闇組織のボスを父に持つ娘等々、設定はそれでいいけど、本編で彼らが何に対してどう感じてるのか描写がないと観客はまったく感情移入出来ない。
主演俳優も娘役の女優もけして悪い役者さんではないのに作品の中で活かしきれてない。
あとキャスティング、野間口徹が暴力団幹部というのはさすがに無理がある。唯の幼馴染のヒロもスタントマンだろうがとても高校生に見えないし華がなさすぎる。本田のキャラは唯一良かった。親父に似なさすぎだけどね。こっちが引き取った子供でしょ。
割り切ってアクションだけ楽しもうと思ったけど、とりたててすごいアクションが展開するわけでもない。「ベイビー」の二人も相変らず寒いし、サイドグリップは日本人がやるとリアリティーないって言ったでしょ。
まあ、確かにスタントマンが役自体を演じてるからそれなりに動けてるけど、インドネシア映画の「ザ・レイド」なんかを見てからというもの、並大抵のアクションでは満足できなくなってしまっている。Vシネ観る感覚で楽しむにはいいかも。
アマプラで鑑賞。 先日観た「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」から...
アマプラで鑑賞。
先日観た「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」から同じ監督でたどり着いた映画。
ほぼロケ、メイン舞台は廃校と低予算の典型のような映画だが、それゆえアクションに特化しているので、鑑賞する側もそのつもりで割り切って観ることができる。
主役の福士誠治はこれが映画初主演だそうだが、主演としての演技そのものよりもこの作品の雰囲気に合っているかどうか大事だろ思う。
そういった意味では翳があり、幼い頃から殺し屋として育てられたという設定にはかなりハマっているといって良いと思う。
本作の肝である格闘シーンでは肉弾戦とガンアクション2つとも見応えがあり、特に肉弾戦ではヒロインの友達、湯布院、シホなど如何にもな格闘技経験者達がリアルファイトを堪能させてくれるのだが、逆にガンアクションにおいては動きは良いが至近距離でも全然当たらない嘘っぽさに苛立ったしまった。
女子高生殺し屋のリカとシホ役の高石あかりと伊澤彩織はこの後「ベイビーわるきゅーれ」で主演を務めるのだが、この2作は同じ年の上映なので阪元監督は相当これらのキャラクターを気に入り、そして手応えを感じていたのではなかろうか。
一方アクション以外では般若や前野朋哉が真逆のタイプのヤクザを演じそれぞれ強烈なインパクトを残したのだが、ヒロインの芋生悠はもうちょっとで、てっきり新人かと思いきやWikipediaを見るとこれまでに相当数の映画やテレビに出演している事を知り驚いてしまった。
やっぱり面白かった
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