「なぜか優しさが残る」ある用務員 N.riverさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜか優しさが残る
キャラクター設定というか、人物描写が面白い。
それだけで、既視感も失せる。
し、けっこう笑った。
どこか香港映画を思わせる雰囲気。
途中、キルビルか? とも過らせたり。
もしいずれもオマージュ的なものとしてなら、
パロディにとどまることない成功例だと感じている。
「ベイビーわるきゅーれ」からたどりついたが、監督の監督らしさはすでに確立していたのだなぁと思うばかり。
残酷だが、なぜか優しさが残る。
滑稽で殺伐とした日常を、希望をもって駆け抜ける。
摩訶不思議なテイストだ。
コメントする