「アマプラで鑑賞。 先日観た「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」から...」ある用務員 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
アマプラで鑑賞。 先日観た「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」から...
アマプラで鑑賞。
先日観た「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」から同じ監督でたどり着いた映画。
ほぼロケ、メイン舞台は廃校と低予算の典型のような映画だが、それゆえアクションに特化しているので、鑑賞する側もそのつもりで割り切って観ることができる。
主役の福士誠治はこれが映画初主演だそうだが、主演としての演技そのものよりもこの作品の雰囲気に合っているかどうか大事だろ思う。
そういった意味では翳があり、幼い頃から殺し屋として育てられたという設定にはかなりハマっているといって良いと思う。
本作の肝である格闘シーンでは肉弾戦とガンアクション2つとも見応えがあり、特に肉弾戦ではヒロインの友達、湯布院、シホなど如何にもな格闘技経験者達がリアルファイトを堪能させてくれるのだが、逆にガンアクションにおいては動きは良いが至近距離でも全然当たらない嘘っぽさに苛立ったしまった。
女子高生殺し屋のリカとシホ役の高石あかりと伊澤彩織はこの後「ベイビーわるきゅーれ」で主演を務めるのだが、この2作は同じ年の上映なので阪元監督は相当これらのキャラクターを気に入り、そして手応えを感じていたのではなかろうか。
一方アクション以外では般若や前野朋哉が真逆のタイプのヤクザを演じそれぞれ強烈なインパクトを残したのだが、ヒロインの芋生悠はもうちょっとで、てっきり新人かと思いきやWikipediaを見るとこれまでに相当数の映画やテレビに出演している事を知り驚いてしまった。
コメントする