劇場公開日 2021年1月29日

「中盤からのアクションはそれなり」ある用務員 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0中盤からのアクションはそれなり

2021年1月29日
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鑑賞方法:映画館

暴力団の親分に息子同然で育てられた男が親分の娘を守るため、高校に乗り込んでくる殺し屋たちと戦うアクション映画。
娘を監視するために男を高校の用務員にするか?とか、用務員になってもそれほど監視できないとか、殺し屋として育てられたエピソードがまったくないとか最初の設定がちょっと粗い。しかも、親同然で育ててくれたボスの寝首をかこうとしたヤクザの演技が少しひどくて、セリフも聞き取りづらい(後で調べたらラッパーの般若だった。本業じゃないなら仕方ないが)。
ただ、殺し屋が高校に集まってきてからはストーリーとか演技よりもアクションを楽しむだけだったのでマイナス面はあまり目立たなくなった。9人(親分の息子を入れると10人)の殺し屋のキャラも漫画チックでなかなかいい。前野朋哉演じる親分の息子も牧歌的なのにイカれてる感じが面白かった。
話や登場人物の粗さはもちろんあるが、期待値が低かったのでそれなりに楽しめた。

kenshuchu