BLISS ブリスのレビュー・感想・評価
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殺戮の絵画
瞼にモザイクキンキンキン
少しだけ売れたことがあるみたいだけど、壁にぶつかり思うように描けない画家が、ドラッグにハマり込む話。
家賃を払えないのも、絵が描けないのも、契約が切られそうなのも、全て自分のせいなのに、ふてぶてしく偉そうな態度の主人公という、いかにもだけど、日本人的にはあり得ないクソ主人公。
主人公の顔がどうしてもケビン・デュランドにみえてしまうのは自分だけ?
友人の売人から新種のドラッグを分けて貰い、ぶっ飛んでの酒池肉林とか創作活動とか有りがちだけど、そこでとどまらずゴアにまで発展するぶっ壊れっぷりで、そういうのが苦手な人は観ちゃダメなヤツ。
現実なのか幻視なのかカオスなぐちゃぐちゃドロドロが続いて行く感じはなかなかショッキングで大興奮。
個人的好みだけど、こういった作品にしては珍しく?BGMがデジタルじゃなくコアっぽい感じなのもgood!
芸術的な表現とかだけで終わった様なやりっ放し感があって、生々しさが足りなかったのと、主人公が元々ファッ〇ン〇ッチなのでギャップが少なかったのは勿体なく感じたけれど、非常に面白かった。
って、欲しがり過ぎですか?
絵画はハウス•ジャック•ビルドみたい
字幕をみなくても理解可能なスラング英語(何でも”Fackin〜”とうざい^^;)が飛び交う。9割以上が薬でラリって、幻覚・せん妄状態の映像。主人公がまともな状態(と言ってもイカれてるが)だったのは全編中0.1%ぐらいじゃなかろうか。いわゆるB級で、気分が悪くなること受け合いの映像だが、ラリっていかれた頭の中を表現した意味では秀逸でした。
光過敏性発作に要注意!!!(ラストのあたりは拷問に近い。)
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