BLISS ブリス
劇場公開日:2021年3月12日
解説
謎のドラッグに手を出した画家の女性が悪夢のような事態に陥っていく姿を、独創的な映像表現と容赦ないゴア描写で描いたホラー。画家のデジーはスランプで絵が描けなくなり、クライアントから援助の打ち切りを言い渡されてしまう。家賃も払えず困り果てた彼女は現実逃避から、売人に勧められた合成ドラッグ「ブリス」に手を出すが……。主演はテレビシリーズ「シカゴ・ファイア」のドーラ・マディソン。「VETERAN ヴェテラン」「マインズ・アイ」のジョー・ベゴスが監督・脚本を手がけた。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。
2019年製作/80分/R15+/アメリカ
原題:Bliss
配給:アムモ98
スタッフ・キャスト
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2022年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
悪趣味な『トレインスポッティング』と『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』と『RAW〜少女のめざめ〜』から同監督作『TITANE/チタン』みたいな雰囲気と趣味に合わない音楽、喚く主人公にゲンナリさせられる、アートな音楽好きの変わり者かと思いきやB級アクションみたいな作品を手掛けている監督、オッパイは見せられなくてもオーブリー・プラザが主役だったらなぁと個人的感想、説明の付かない物語設定と無理矢理感満載なラストのオチ、画家は死してこそ偉大になるのか??を無茶苦茶に!?
2021年3月15日
Androidアプリから投稿
少しだけ売れたことがあるみたいだけど、壁にぶつかり思うように描けない画家が、ドラッグにハマり込む話。
家賃を払えないのも、絵が描けないのも、契約が切られそうなのも、全て自分のせいなのに、ふてぶてしく偉そうな態度の主人公という、いかにもだけど、日本人的にはあり得ないクソ主人公。
主人公の顔がどうしてもケビン・デュランドにみえてしまうのは自分だけ?
友人の売人から新種のドラッグを分けて貰い、ぶっ飛んでの酒池肉林とか創作活動とか有りがちだけど、そこでとどまらずゴアにまで発展するぶっ壊れっぷりで、そういうのが苦手な人は観ちゃダメなヤツ。
現実なのか幻視なのかカオスなぐちゃぐちゃドロドロが続いて行く感じはなかなかショッキングで大興奮。
個人的好みだけど、こういった作品にしては珍しく?BGMがデジタルじゃなくコアっぽい感じなのもgood!
芸術的な表現とかだけで終わった様なやりっ放し感があって、生々しさが足りなかったのと、主人公が元々ファッ〇ン〇ッチなのでギャップが少なかったのは勿体なく感じたけれど、非常に面白かった。
って、欲しがり過ぎですか?
字幕をみなくても理解可能なスラング英語(何でも”Fackin〜”とうざい^^;)が飛び交う。9割以上が薬でラリって、幻覚・せん妄状態の映像。主人公がまともな状態(と言ってもイカれてるが)だったのは全編中0.1%ぐらいじゃなかろうか。いわゆるB級で、気分が悪くなること受け合いの映像だが、ラリっていかれた頭の中を表現した意味では秀逸でした。
光過敏性発作に要注意!!!(ラストのあたりは拷問に近い。)