明日の食卓のレビュー・感想・評価
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これはどこの家庭でも起こる話
まずは母親役の3人に拍手
多分3人それぞれどの役に入れ替わっても違和感感じないんじゃないかってくらいの3人
特に菅野美穂は金切声なんかはとても迫力があって心がしんどくなった(褒め言葉)
一つの事件をきっかけに交わらない3つのストーリーが展開される今作
ストーリーの進め方は「怒り」を彷彿とさせる
こういう作品はサイコな役の切れ味が重要になってくると思う(「怒り」の場合は森山未來がそうだったように)
今作では尾野真千子の子供役の子がそれに当たるだろう
子役らしからぬ怪演で一気に引き込まれた
これからにめちゃくちゃ期待
TheWOWWOWって感じの世界観の作品で、社会派ドラマが好きな人にはめちゃくちゃハマると思う
あとアレやっぱり大島優子だよね…?自然すぎてエンドロールまで確信持てんかった
そういう意味では4人目の母として彼女の演技もハマっていたんだろう
今年一番の駄作。同じ名前の子を持つ母のストーリーだけじゃ弱い!!ミステリー要素なんか必要ないよ
3人の母親の誰にも感情移入できなかった。リアリティーが全く無い。
観てくうちに解るけど、この映画にミステリー要素なんて必要あるかな?
逆に子供の方が大人。
子供たちの気持ちの方が痛いくらいわかるように描かれてます。
だから、子供に感情移入して観てましたわ。
尾野真千子の子供は、サイコの役どころがとても上手かったが、本物のサイコパスならまだ解るんだけど、サイコパスの『フリ』を10歳の子供が演じられるか?設定に無理があるんじゃないか?
よく無差別殺人犯が無罪になりたいが為に心神耗弱を訴える場合があるけど、弁護士がいる訳でもないのに、サイコパスを演じるのは無理では?
尾野真千子はあの旦那のどこに惹かれたのか?
義理母も変な人だと、結婚前に何回か会ってるなら気づくでしょうに。
2世帯住宅は無理とか思わなかったのか?
見るからに危ない女に、簡単に宗教に入れられそうになったり。
旦那が実はどういう人かが解ったあと、話し合いや葛藤もなく妊娠がわかり、また何事もなかっかのように生活する。
あの旦那の涙の理由は??母親が認知症になったから?
自分の子共がもしかしてサイコパスじゃないかと苦悩もしなかったのに?
お母さんの『あなたは良い子だから』と繰り返し言われる呪縛。言われる度に子供はどんどん親の理想通りの子供を演じなくてはならなくなる。
尾野真千子自身は弱かったのかもしれない。
だけど、自分が弱い=子供を守れない…とは違うのではないかい?
ラスト、母親が諦めずに子供を追いかけたから、彼の本心にやっと触れられた。
高畑充希は、悪いけれどまだ若いのにシンママで苦労してるようにはまるで見えないんですよ。
ドラマ『women』の満島ひかりは20代くらいの時にシンママ演じてたけど、(やはり同じくクリーニング工場で働いてる)ちゃんと2児のママに見えましたよ。
菅野美穂は美味しいとこだけラストに持ってくね。
菅野もシンママになるわけだけど、フリーライターだけでそんなに稼げるのか。マンションのローンは?シンママ奮闘ブログでも立ち上げる?
旦那が無職になって菅野の云う『セックスより、旦那の経済だけ頼りにしてる関係』が終わったから離婚したのか?それとも息子に暴力を奮ったからなのか?
そもそも最初から違和感が…。
好きでもない浮気男と暮らしていくって、そんなに簡単に割り切れるのかな?割り切れるのなら、ある意味立派です。拍手を送るわ。
泣き叫ぶシーンは観てて馬鹿らしくなり、かなりシラケました。
この人の激しい系の演技って、『こんな感じていかが?』と女優から聞こえてくるようで、鼻について苦手。
よく、普通の人を演じるのが一番難しいと役者はいいますね。
感情を全て表出したからと言って、感動するかと云ったらそうとは限らない。
菅野美穂と尾野真千子を入れ替えた方が面白かったかもね。菅野美穂の静かな演技を観てみたかった。さすれば新境地でしたね。
てっきり、子殺しの犯人は菅野美穂かのように撮影してたが、まさか何の関係もない女が犯人とは。大島優子も全く殺人犯には見えない。さらに、どうして息子殺しの母親が他人のブログなんて呑気に読んでいるのか?感情移入がまるで出来ない。
意外とかじゃなく、本筋とは全く関係ない女が最後5分位しか出てこず、いきなり号泣するとかあり得ない。この母親が『ゆう』殺しの犯人とは…。
呆れると言うか、お粗末過ぎやしませんかね。
なんじゃ、これは?
母子の感動作品?+少しミステリー?
ストーリーがズサン過ぎて破綻しています。
ミステリー要素をめちゃめちゃハンパに入れるより、3人の母親が何かのキッカケでラストに出会えれば、連作小説みたいで面白かったんじゃないかなあ。
同じ名前の子を持つ母親のストーリーだけじゃ、どうしても弱いよ。
監督は『糸』とかいう映画の人か〜。今回はちゃんと調べて行くべきだった。脚本も女性が書いたとは思えんよ。男性目線かと。
かなりの駄作でした。今のところ今年一番の。
脚色も良くない
良く描けてると思いながらも脚本が拙く感じたのね。なんでだろうと思ってたんだけど、重要なことを全部モノローグでやるからだって気付いたの。それに、子供のモノローグが大人びてて「こんなこと感じる子供いる?」ってのが違和感だった。
台詞で説明だから、仕草やなんかで「あ、いまこの登場人物は、こういうことを考えたんだな」ってこちらが気付くってことはないの。だから、こんなに演技力のある女優を並べる意味がないね。
物語がラストに向かうところで、三人の母親が子供の首を絞めるのね。「さあ、殺したのは誰でしょう?」ってやりたいからなんだけど、その動機づけが無茶ありすぎんの。特に高畑充希の子供が『僕なんか、産まれない方が良かったんだろう』って言うんだけど、話の流れ的に無理すぎた。
まあ、それで、色々と放り出す感じで映画終わるんだけど、この解らない感じが文学っぽいなと思ったの。そしたら原作は小説なんだね。こりゃ読んでみるかと思って読んでみたの。
原作も、視点が良く解らなかったり、「この内容ならドキュメンタリーで良いよね」って話だったんだけど、子供のモノローグとか、母親に突っかかって殺されそうになるシーンはなかったのね。ここは脚色で悪くしちゃってた。
渡辺真起子がやった登場人物もいなくて、あれ、全然効いてないから、いなくても良かったと思うんだよね。
そこまで思って、この映画ひょっとして「コロナ禍で大変な女優に仕事をあげよう」ってプロジェクトだったのかなって思っちゃった。大島優子もあんなチョイ役で使われるし。
観てて「子育てって大変だな」と思った。「父親が育児に参加せず、母親が全てをやるので大変です」って内容が延々と描かれているので、それ以外の感想は出てこないの。それを描写して何かを言いたいというより、ただ描写した作品だったのかな。
ゆうくん
三者三様の家族のはなし。
順風満帆に見えるが明らかに闇がありそうな、静岡のユウくん。
共働きで兄弟喧嘩が絶えない、神奈川のユウくん。
貧しいが楽しく暮らす、大阪のユウくん。
3種類の家庭環境のバランスが良く、誰が見ても共感を呼びそうな展開になっていた。しかし徐々に不穏になっていく三家庭の様子はサイコスリラーの如くで、ギリギリまで、バッドエンドだったら嫌だなぁ、、という感じで見ていました笑
静岡のユウくん演じる柴崎楓雅くんの怪演が特に恐ろしかった。どっかで見たことあるなと思ったら、テセウスでもサイコパスを演じてましたね、、あの親子の結末だけ若干、無理矢理だったような、、
子供は親のストレスを敏感に嗅ぎ取り、知らず知らずのうちに抱えてしまう。そして親は、自分の生活に忙殺され、思い通りにいかない子供に時折ぶつかってしまう。これは決して愛がないわけではない。しかし繊細な子供は、これを重く受け取ってしまう。
親の子供への虐待はなくならないし、その度に「恐ろしい親」とレッテルを貼られてしまうが、実は誰しも石橋耀子になりうる。共感性の高い家庭ばかりだったからこそ、強烈に残ったと思う。
自分の母は、こう言った期間を乗り越えてきていることを感じて、なぜかジーンとなってしまった。どんな言動も、子供の幸せを願っているからこそなのだと、胸に留めておこうと思った。(小並感)
三人三様YOU君のお母さんに感動です!
重かったです。よくよく見たら『友罪』の監督さんなんですね、わかるような気がします。
それにしてもそれぞれに絡む男ども、クズばかりでしたね~
我が家では思い出話になってしまってますが、一人娘の幼稚園から高校まで割とまめに先生から呼び出されてたこと思い出しました。わが子が悪いとは親はなかなか思えないんですよね、今思えば。
YOU君の20代、30代、40代のそれぞれのお母さんの鬼気迫る演技についつい引き込まれました。後半でそれぞれがYOU君を抱きしめるシーンでは思わず涙腺が…状態でした。
劇場内も割と40代以上の観客、ご夫婦らしき方が多く(今回もまや安易に使ってしまい恐縮ですが)とても考えさせられる作品でした。
主役の3女優に心から拍手を送りたいですし、多くの人に観てほしい作品だと思いました。
追伸
『揺れるまなざし』真行寺君枝さん(わかる方結構こっち側!)が認知症の役どころには正直驚きましたが、エンドロールで知った高畑充希さんのオカンが『クラリオンガール 烏丸せつこ』さんと知って唖然とするとともに時の流れを実感した次第です。
アグネス・ラムさんのポスター部屋に貼ってたもんな~そういえば蓮舫さんもでしたよね?!
タイトルなし(ネタバレ)
日本各地の三組の石橋母とユウの親子。
ひとつは神奈川県に住むフリーライター・石橋留美子(菅野美穂)。
かつては売れっ子の雑誌ライターだったが、いまは自身のブログを書く程度の、いわば元ライター。
彼女には10歳の長男ユウのほかに次男がいる。
カメラマンの夫(和田聰宏)は家事にも子育てにも非協力的。
ある日、留美子にかつての出版社から仕事の依頼が入る。
が、同時に、夫は連載写真の仕事をクビになってしまう・・・
つぎに静岡県に住む専業主婦・石橋あすみ(尾野真千子)。
裕福な夫(大東駿介)の実家の敷地内に夫婦の住宅を建て、優等生の息子ユウと三人暮らし。
夫は毎日、東京までの遠距離通勤。
母屋に暮らす義母とは、育ちが違うせいか、なんとなく反りが合わない。
そんなある日、ユウがイジメをしていると、被害者の母親から電話がかかってくる・・・
さいごは大阪郊外に暮らすのシングルマザー・石橋加奈(高畑充希)。
みるからに・・・の貧乏所帯、長屋暮らし。
借金を抱えながら、コンビニとクリーニング工場の仕事を掛け持ちして凌いでいる。
そんな中、経営不振を理由に工場をリストラされてしまい、追い打ちをかけるように定職に就かない弟(藤原季節)が事態を悪化させてしまう・・・
といった物語で、書いたところまでで、映画は中盤を過ぎています。
つまり、前半は、事ここに至るまでの様子を丹念に描写していて、「早く事件が起こらないかしらん・・・」と普通のサスペンス映画を期待しているとイライラするかもしれません。
ま、サスペンス映画?というような先入観を抱かせるのは、「息子を殺したのは、私ですか・・・?」というキャッチコピーのせいなんですが。
この惹句がなければ、リアルな三組の母子の物語、と観、そして、そのとおりに作られているのですが、この惹句がことで、映画にある種の謎(隠された真実、と言い換えてもいい)が沸き上がり、隠された真実が終盤、一気にあらわになってきます。
その仕掛けとして用いられているのが、三人の子ども・ユウのモノローグで、冒頭からモノローグが用いられているにもかかわらず、「母親の物語」として映画は語られ、観客も「母→子の物語」として観ることなります。
が、それぞれの母子のハナシにある種の違和感を中盤以降感じるようになり、子どもたりのモノローグにより、物語の視点が「子→母」へと転換します。
転換することで、隠された真実があらわになる・・・
なかなか上手い脚本と演出です。
出演陣では、母親役いずれも好演。
個人的には、大阪ネイティヴの高畑充希が、30歳をこえたばかりの大阪の若いおばちゃんになっていて、ビックリでした。
男優陣は、いやもう、ゲスばかりで・・・って、俳優さんたちが悪いわけではないんですが、現在の家族関係においては男性はまったく機能していない(というか役立たず、むしろ害悪)と描かれており、同性として居心地の悪いこと悪いこと。
あらすじには書きませんでしたが、山田真歩、烏丸せつこ、真行寺君枝、大島優子の女優陣も好演です。
男優陣では、静岡在住の石橋あすみの実父役・菅田俊がいい男性役を演じていました。
タイトルなし
私に子供はいないけど、うまくいかない日常の苦しさはわかる
人と関わることは綺麗だけではいられないし、好きだけでもいられない
愛してるけど憎らしい
苛立ちは募るしやるせない、怖いし面倒だし
でも何よりも大事
誰かに対しての両極端な感情は同時に存在するものだと思う
いつも天秤の上にいて、毎日毎秒いったりきたりして振り切ってしまった大島優子は子供を殺してしまったんだろう
でもその振り切ったのと同じ分量で愛しいと思ってたんだと思う
人間はままならないし、ましてや子供なんて思春期なんて、自分を形成してってる過程だし、だからって何もわからないわけではなくむしろよく大人を見てるし空気も読める、だから一人で苦しんでる
子供の頃はよく、大人は何もわかってないと思ってた
必死なんだよなと思う、抱えすぎて見きれないのだと思う
だけど3人のユウくんはただ、自分達を見てもらいたかっただけなんだと思う
余裕のない親達に、自分の気持ちを汲んでもらえないまま孤独が募って他人を実験したり、我慢しすぎたり、父親のマネみたいに弟に暴力ふるったり
「聞きたいことあるの、実験やってみてどうだった?」ってセリフがよかった
初めて本当にユウのことを見たんだなって伝わった
彼は苦しかっただろうな、祖母が認知症なのも家族が破綻してることにも一人で気づいてて
自分が嘘のいい子でいることを両親が1ミリも気づかず、上手くいってるって思ってるのを見るほど、自分をほめるほど、孤独を感じただろうな
誰も自分をちゃんと見てないことを突きつけられるのと同じだから
だから優しい子のはずよね?とか正直に生きろとか言われるより、本当のユウが今どう思ってるか聞いてもらえてうれしかっただろうな
一番大切なのは、完璧で失敗なくあることじゃなくて間違えたりどうしようもなくなった相手をそのまま受けとめて引き受けて一緒に同じ方向を見ること、そしてあなたが大切だよって伝え続けること
難しいよね、現実でもなんでそんなことするの?ってことされまくったら殺意わくし、そんなことをした相手の心情を察してあげ続けるなんて本当に根気がいる作業だと思う
親はすごい
どうしようもなくなった時、それでも大切なものはなんだろう?って向き合える勇気が必要なんだと思った
現実から目を反らしたくなっても、今を受けとめること、もし本当に失くしたら自分は生きてけるのかを自分に問うこと
それが出来たら生きていけそうだと思った
いったい誰の為の映画なんだろう?めっちゃ重い〜!
イシバシ ユウという同じ名前の息子を持つ母親3人のオムニバス。ユウ君はみんな10歳の男の子。
あ、3人の母親の名前覚えられなかった。菅野美穂の旦那はカメラマン、自分はフリーライターで、息子2人。尾野真知子の旦那は遠距離通勤、隣に旦那の母親が住んでいる、一人息子。高畑充希はシングマザーで働きっぱなしで、一人息子。
中盤まで旦那や子供達の問題あるある〜お母さん頑張れ〜!的な幸せ展開。で、菅野美穂の書くブログをきっかけに、3つの家族が合流するのかと思っていた。が、最後まで接点なし。
後半に向けて、どの家族もそれぞれの問題が膨らんでいき、親達が壊れていく。答えの分からない問題山積みの毎日。最後は3人とも子供を殺しそうになっちゃうほど。チラッと出てくる4人目の母親、大島優子は息子を殺しちゃってる。
俺は男だし親にもなったことが無いので、共感できる役柄は、経験がある男の子の思考だけだった。今思うと自分も親には散々迷惑や心配かけてきたなぁ。でも、自分は親から嫌われてるなんて感じた事無かったな。
これって、男の子の気持ちが分からない女親眼線の映画。だから娘はいなかったんだよね。
最後まで救いがあるような無いような、ズシーンと重いまんま終わりました。
母親ってこんなに大変なのか??
【”幼き子供を育てる時には、忙しくとも頻繁に目を見て話し、子供の話を真剣に聴く事の大切さ”。ワンオペ育児、シングルマザー経済苦などの問題を絡め”子育てをする主婦の大変さ”を社会的視点で描いた作品。】
ー 鑑賞していてキツイシーンが多い作品である。
が、それを、瀬々敬久監督は、3人の”石橋ユウ”を育てる3人の母親(菅野美穂、高畑充希、尾野真千子)の姿を、愚かしき夫の姿や、周囲の人間の悪性から眼を逸らさずに、きっちりと描いた作品でもある。そして、描かれる3家庭とも、最後は希望が見える終わり方に、心を撫でおろす・・。ー
◆砂上の楼閣の上に辛うじて成り立つ”幸せ”。
だが、その幸せを成り立たせるために、無意識に”事実”から、目を逸らしてしまう3人の母親。
1.尾野真千子扮する母の家庭
・一人息子のユウを溺愛する。頻繁に口にする言葉は”優しい、良い子なの・・”。
だが、その良い子は、母の本当の姿
”夫の実家が隣にあり、頻繁に訪れる義理の母の存在が、どこか疎ましい。夫は静岡から東京への遠距離通勤で、余り話す機会もない事への不満・・。”
を見抜いており、サイコパス的な言動を学校内で、取り始める。
ー 個人的には、この家庭が最も怖かった。義理の母親の認知症に気付かない。息子に自分の期待を全て、掛けてしまう・・。育児の責任を全て妻に押し付ける愚かしき夫の言葉。ー
2.菅野美穂扮する母の家庭
・ユウと弟の面倒を見る事に追われる日々。それを、ブログに挙げて苛苛を発散している。夫の浮気を知った上で、容認する姿。
そして、且つて勤めていた会社の上司から、仕事を頼まれる一方、夫は職を失う・・。
ー この家族は、一番普通に見えたが・・。
育児に協力しようとしない夫の姿に、無性に腹が立つ。
そして、子供の前では、夫婦間で声を荒げて喧嘩をしてはいけないという、当たり前のことを思いだす。けれど、我慢し過ぎるのも良くないしなあ・・。
夫が家を出る際に、ユウが”生まなきゃ、良かったんだ!”と涙ながらに叫ぶ姿に、
”パパがいたから、貴方たちと会えた!”と母が泣きながら答えたシーンは、沁みたなあ・・。ー
3.高畑充希扮する母の家庭
・シングルマザー。
夫は女を作って出て行ったらしい。一日13時間勤務は当たり前で、コンビニと洗濯会社の仕事を掛け持ち。
阿呆で倫理観のない弟(藤原季節)と、派手な格好だが娘を気遣う母(烏丸せつこ)の姿。
菅野美穂扮する母のブログを読んでいる。
ー 一番、まともな家庭だと思っていたが、息子のユウは、母が大変なのは、自分の為と密かに心を痛めていた・・。ー
<今作は、観ていてキツカッタ・・。
特に、尾野真千子扮する母の家庭で起きる数々のシーン。
けれど、ラスト、息子が母に差し伸べた手に救われたなあ・・。
今作は、出来れば子育てに奮闘する多くの若い母親と父親に見てもらいたいなあ・・、ともうすぐ子育て卒業の男が思った作品。
ちょっとしたトリックも効果的な作品である。>
全30件中、21~30件目を表示