明日の食卓のレビュー・感想・評価
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鑑賞後の疲労感半端ない
実際に起こりうる家族間トラブル、社会的トラブルがこれでもかというくらい詰め込まれているので、みているうちにげんなりしてきた。
ただ、作品としてはうまくまとまっていると思う。
追記
児童虐待防止法という法律があるらしい。
これはたとえ親権者であっても子供への肉体的または精神的な体罰を禁止しているそうで具体例も明示されているそうだ。
ただでさえ、母親は忙しく、仕事もして家事もして大変でコミュニケーションが取りづらくなってきてるのに、どうやって子供を教育するのだろうか、手の甲を軽く叩くのもだめなら、言葉で叱るのも厳しい。
何か雁字搦めで凄く息苦しい世の中に感じる。この映画はそういう息苦しさも体現しているのかもしれません。
目を離すな
女優人豪華すぎ。
母親役3人とも良かった
カメラマンの夫と2人の息子のいるフリーライター・石橋留美子(菅野美穂)、1人息子と2人でアルバイトを掛け持ちしてるシングルマザー・石橋加奈(高畑充希)、夫の実家の隣に新居を建ててもらって夫、息子の3人で暮らす専業主婦・石橋あすみ(尾野真知子)の3家族の話。3家族に共通するのは「石橋ユウ」という名前の10歳の男の子が居る事。
それぞれ忙しくも幸せな毎日を送っていたのに、夫の失業、アルバイトの解雇、義母の認知症と子供のイジメなど問題が起き、母親の怒りが子供に向けられ、衝動的に・・・という話。
どの家庭の話も有りそうな内容で入り込める。
3人の母親は夫に苦労してる共通点があり、みんな男を見る目が無い、って思った。
その中でも、菅野美穂の「お父さんがいなかったらユウに会えなかった。」と、生まれてこなければ良かったとゆうが言った事に返した言葉が重かった。
最後は、そうきたか、と思った。なかなか良かった。
飛行機雲、どこに続くんだろう…。
「飛行機雲、どこに続くんだろう…」
このセリフに、この映画のすべてが表現されている。
3人の母親、同じ名前の子、一見幸福な家庭、すべては、ラストシーンに向かって、粛々とシナリオが進んでいく。
「僕なんか、生まれてこなければ良かったんだ!」
「飛行機雲、どこに続くんだろう…」
セリフのためのシナリオが展開され、そのセリフが、子供の口から発せられるたびに、映画の中に入り込めない心は、さらにスクリーンから遠ざかってしまう。
浅く描かれいく映像は、心に留まらず、登場人物は架空のものでしかなくなる。
飛行機雲は、どこにも続かない。時間とともに、跡かたもなく、消え去ってしまう。
子供は、飛行機雲が見えるだけで、うれしい。そして、消え去る飛行機雲をいつまでも眺め続ける。
そんな、まなざしで映画を見たい。
映画を見ているだけでうれしい。そして、いつまでも、映画を眺め続けていたい。
飛行機雲のように、まっすぐな映画をつくってほしい。
シナリオをつくって、監督が映像を撮って、役者が演技して、すべてが混ざり合うことのない時間が虚しく過ぎ去っていく…。
「明日の食卓」という題名は、何を意味しているんだろう…。そんなことを考えながら、電車に乗り、家路についたのは、私だけだったんだろうか…。
ほぼ同時期に公開された 「茜色に焼かれる」と比較すると こちらは設...
ほぼ同時期に公開された
「茜色に焼かれる」と比較すると
こちらは設定が
ごく一般的な親子なので
共感しやすかった
愛する息子のために
頑張り過ぎてしまうお母さん
ちょっと深呼吸して
肩の力を抜いて
ゆったりと構えましょうよ
人はそんなに強くないから
家庭の中で歪みが蓄積すると
いつかは壊れてしまうかもしれない
どこにでもいる普通のお母さんが
愛する我が子を衝動的に
殺してしまうという
悲劇にならないように
子育てに明確な正解は無いと思ってる
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