「母の肖像」明日の食卓 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
母の肖像
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TELASAで鑑賞。
原作は未読です。
果たして、どのユウが殺されてしまうのか―
ずっとハラハラしながら観ていました。3つの家族の模様を映し、母親の視点だけでなく子の視点も交えながら展開されていくストーリーは、始めから終わりまでひりつく雰囲気を持続させ、とてもサスペンスフルで引きつけられました。
結局ユウ殺害はミスリードでしたが、どこにでもいる母親が犯したその罪は、3人の母たちにもふとしたはずみで起こり得たものであり、その身近さに戦慄しました。
崩壊してしまった3つの家族でしたが、一縷の希望が提示され、タイトルにある"明日の食卓"を迎えられるだろうことを予感させるラストがとても印象的でした。
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