「喫茶店の高畑充希」明日の食卓 トニーさんの映画レビュー(感想・評価)
喫茶店の高畑充希
重い、とにかく重くて、見終わったあとは10kmくらい走った後くらいの疲労感。ということは、それだけ出来がいいということ。
3人の主演女優は勿論それぞれのやり方で家庭と子供の幸せの為に奮闘する演技が素晴らしかったけど、それ以上に子役三人が出色の演技。
三者三様のアプローチで、子供ならではの内に秘めた葛藤を伝えてくれて、後半の緊張感に繋がった。
しかし、独身36歳男子の自分は、ほんとに結婚や家庭を持つ女性には頭が下がる思い、これを感じ続けた2時間だった。生きることはほんとに大変。
そして、喫茶店の高畑充希。
コーヒーの勘定をする時の演技は、自分的にこの映画で一番心を打たれた。大阪出身だけに、関西弁で素が出たのも良かったかな。
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