劇場公開日 2021年5月28日

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「母親役3人とも良かった」明日の食卓 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5母親役3人とも良かった

2021年5月29日
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鑑賞方法:映画館

カメラマンの夫と2人の息子のいるフリーライター・石橋留美子(菅野美穂)、1人息子と2人でアルバイトを掛け持ちしてるシングルマザー・石橋加奈(高畑充希)、夫の実家の隣に新居を建ててもらって夫、息子の3人で暮らす専業主婦・石橋あすみ(尾野真知子)の3家族の話。3家族に共通するのは「石橋ユウ」という名前の10歳の男の子が居る事。
それぞれ忙しくも幸せな毎日を送っていたのに、夫の失業、アルバイトの解雇、義母の認知症と子供のイジメなど問題が起き、母親の怒りが子供に向けられ、衝動的に・・・という話。
どの家庭の話も有りそうな内容で入り込める。
3人の母親は夫に苦労してる共通点があり、みんな男を見る目が無い、って思った。
その中でも、菅野美穂の「お父さんがいなかったらユウに会えなかった。」と、生まれてこなければ良かったとゆうが言った事に返した言葉が重かった。
最後は、そうきたか、と思った。なかなか良かった。

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