美しき誘惑 現代の「画皮」のレビュー・感想・評価
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画皮、妖魔(九尾のキツネとは)
最近の映画やドラマには無いジャンル。
ホラーでもないし、妖怪物のようでラストは純愛物語で終わる。
昔読んだ本にマリリンモンローは九尾のキツネだったと記述されていた。
男を妖魔性で釘付けにし惑わし堕落さ
せる。
男にも容姿が良くても女性を貶める輩が居ますね。
とくにKKさんなんて典型だと感じます。
僕にもこの映画で自分の画皮性があったと発見できて驚いています。
生きている人間誰にも持っている己を良く見せようとする心に妖魔は忍び寄る。
外見だけ取り繕っても内面が美しくないと本当の意味の美しさは現れては来ない。
心が美しいとは?
日本人に美しさを問う映画だと感じました。
主人公の舞子と太郎のラストは真実の愛を描いていて観客は皆泣いてました。
啜り泣いている人もいらっしった。
僕もそのひとり。
永遠のテーマ性を持っている。
観る前までは勧善懲悪のワンパターンだとたかを括っていましたがいい意味で裏切られた最高の映画でした。
世界で評価されているのが分かりました。
追記:5月17日 今日で3回目見ました。
何回見ても泣ける。
太郎の父親役の永島敏行さんは30年前に映画「曼陀羅 若き日の空海」で主人公を演じていました。永島さんとこの映画に縁をかんじました。
空海が四国に八十八霊場を開いて結界を作り救世主誕生の地を築いた。
現在進行形でこの映画は救済の法となっています。
ひとりでも多くの方々に観て頂きたい。
仏の悲願 世界人類救済が広がって行きますように。合掌
二面性について考えさせられる
女性主人公の舞子は、表面的には知的で清楚で素敵な女性だが、人には見せない裏の顔では人を値踏みし、自分に相応しい"獲物"を狙う姿へと変わる二面性について考えさせられた。
誰しも、そういう裏の顔と呼べるものがあるとは思うのだが、あまりにも自分中心になっていくと、最後に醜い自分と、自分のしてきたことに向き合わなければならなくなるのだとしたら、裏表のない人生を生きていきたいと感じさせてもらえる映画だった。
アクションがイマイチだったのでマイナスしましたが、ストーリーはとてもよいものでした。
最後が圧巻の名場面!予想を超えた結末
本当の愛とは
若く美しい女性を愛することは容易いけれども・・・
途中までは淡々とした感情で見ていましたが、最後に主役の女性が本性を出して、妖魔になった後に急に老婆になった時、主役の男性がそうさせたのは自分にも責任があると、相手に自己犠牲の精神で若さのエネルギーを与えたシーンに感動しました。
若く美しい女性を愛することは容易いけれども、老いて醜くなった老婆を愛する姿はとても美しい心だと思いました。
男女問題の棚卸し、してみたら?
変身し悪者退治
大手銀行副頭取の秘書として働き、才色兼備の山本舞子(長谷川奈央)は、夜には銀座の高級クラブでホステスとして、自分の結婚相手にふさわしい男性を探している。ある日、将来の総理大臣候補とも言われてる元総理の息子・塩村太郎と出会う。太郎は舞子に夢中になり、結婚することになる。しかし、太郎が信頼してる教祖・橘勝子(芦川よしみ)から、舞子は九尾の狐の妖魔であると告げられる。太郎は、疑心暗鬼のまま結婚式当日を迎え・・・という話。
長谷川奈央が悪女を好演してたし、清水富美加も相変わらず可愛かった。
芦川よしみは最近はすっかり幸福の科学の広告塔だなぁ。教祖役が似合ってた。
最後は変身した坊主が光線出して悪者退治するという、幼児向け戦隊物の様な安っぽい作りなのは相変わらずだった。
劇中の歌も相変わらず説教じみて冴えない。
でも、幸福の科学の作品の中では面白かった方だと思う。もう一つ、いつもチョイ役で出演してくる大川隆法と咲也加のシーンが無かったのも良かった。
女は怖い。男も恐い。
外に見せる顔はおしとやかで、お上品な面を出していても、その実は自分を愛する自己中心的な人がいるこどを知る。
エンドロールの曲の歌詞に「愛してますか?死んでください。私のために。」とあった。
若い人は顔とスタイルに騙されて、性悪女(男)に引っ掛からないように気を付けて!
ダブル主演がすごい!
ラストシーンがまさかの展開…!
裏表のある女性にだけは絶対なりたくないと思った。
人は見た目で愛されるのではなくて、その人の心の素晴らしさでもって愛されるし、
愛されることより愛することの方が尊いのだというメッセージ性の深さに感動した。
そう思うと、自分が愛されるために恋愛しようとしたり、異性を落とそうと努力するのは情けないし人生の無駄だなぁって思った。
楽曲も含めて流れが良かった◎
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