キャラクターのレビュー・感想・評価
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邦画サスペンス部門ではピカイチ
あまり期待してなかった事もあったが中々面白い作品。この手の作品はアラだけが目立って、ただだだ役者をかっこよく撮影して終わりの作品が多い中、異色で面白い。近年の邦画は全くリアリティがなかったり、ご都合主義のシナリオが多いが本作はちゃんと向き合って作品を制作している。登場人物もちゃんと生かされているし無駄がない。物語に予算のかけ方を分かっている。邦画は予算がなくしょぼいイメージが染み付いているが、この映画は見せ方で効果的に予算を使っている。事件現場で雨や特機の使用、パトカー等の効果的な使用、海外映画の様に多様している。
「fukaseもこの役なら上手い下手無しに合っていると思う。もう少し両角に厚みをもたせたほうが良かったと思う。
ラストの終わらせ方等も良かった。この監督の次回作を待ちたい。
リアリティが……
突っ込みがちな人は楽しめないかも
良い点
・夜のシーンでのライティングが凝っていてオシャレ。飲み屋街や犯人の家なんかは特に良かった。
・俳優たちの演技がよい。フカセ氏も初とは思えないほど違和感なかった。
・大方予想通りに進んでいくが、少し裏切られるようなとこもあってよい。
悪い点
・すぐに気付くツッコミ所が多い。
ex、4人家族に刃物一本で正面から向かって勝てるのか?、住宅街での昼間の殺害は流石にバレるのでは?、犯人は血塗れの服装で家に帰ってるのに怪しまれないのか?
・最後らへんに明かされる動機的なもののこじつけ感がすごい。それ使ったらなんでもいけちゃうじゃん!と思ってしまった。
・流石に警察の動きが遅すぎてリアリティに欠けた。刑事役の小栗氏が現実は刑事ドラマのようにはいかない的な発言してて更に際立ってしまってた。
・散々他の映画でグロいの見てるので特段気にはならないけど必要なグロさだっのかな〜と疑問に思った。ここまでやるんだったら思い切って犯行シーン映してフカセの殺しの手腕に説得力持たせた方がいいんじゃないかと思った。
ストーリーの矛盾やこじつけがあっても演出や迫力で面白いと思わせてくれる映画はあるけど、本映画に関してはそうはならなかった。
あと個人的にはサスペンスの犯人は一見普通だけど中身は狂ってるみたいのが好きだから、
フカセのサイコパス感全開の犯人像は好みじゃ無かった。
知らないうちにとりこまれている
Fukase圧巻の演技
漫画原作のようなぶっ飛んだ面と、出生届未届や無戸籍などの現実的で悲しい問題を上手く絡めた、良く出来たスリル溢れる作品でした。
菅田ちゃんの死んだような表情や、中尾くんの薄いリスペクト感がリアルな一方、今作の高畑充希は、フワフワしていて私はイマイチな印象でした。
しかし今回初めて演技したとは思えぬ、フカセの目の表情、震えるような妙な動き、あるようでないような感情の起伏、全てが恐ろしくて最高でした。
期待以上でした。
脇を固める俳優陣はさすがとしか言いようがない人が多かったが、小島聖が継母役をやるようになったこと、アンチエイジングあんまりしてないシワ感に好感が持てました。
しかし先端恐怖症の私にはマンションでのシーンは地獄の映像でした…
見応えある‼️
すごいキャラクター
まさにタイトル通りキャラクターが活かされてる作品だと思いました。
特に深瀬、演技とかどうなの?って思いましたが、サイコパス役がとても似合ってます。
演技がうまいのか、本人にサイコパスの素質があるのか、仕草がとてもそれぽい。
面白いのがわりと想像の中でのサイコパスってこんな感じだよなってのを、まさにその通りに演じてくれるのでもしかしてこれまさか、菅田将暉の二重人格の話とかだと、めちゃ冷めるな〜と途中まで思いましたがそうじゃなくてよかった笑
小栗旬の存在がとてもよい。
小栗旬はわりと追い詰めていく、下手したら主役並みの動きをするので役柄の魅力と相まってからの後半のえ!まさかの展開には驚きました。
後半からの追い詰めていく過程も一筋縄では行きません。
一捻りあり視聴者に予想させない展開を作り出すのがとてもうまかったですね。
どこかで殺人鬼が見ているような視点であったり、劇中の漫画も力を入れて描かれていたり、殺人シーンも容赦なく子供を殺害していたり、わりと力が入ってる作品だと思いました。
ラストシーンが少し不穏な雰囲気だったのでもう少し何か欲しかったかな?
キャラクター達の狂演
予告から気になって気になって…
ホラーサスペンス
犯人が最初からわかっているし、ストーリーが大体読める。しっかりと残酷な映像を観ることになるのでグロいの苦手な私は途中退場を考えたくらい。でも殺す瞬間は少ないからどうにか最後まで観れたよ。菅田さんが主役でよかったんだけど、その他のキャストがいまいち豪華濃すぎて、あの人この人という感じで映画の世界に入り込めない。気持ち悪いだけでゾクゾクするサイコパスの怖さに欠ける。結局終わり方もいまいちと感じた。エンドロールの後で何かもう少し観たい、って期待したけれど何か音だけ聞こえた。観賞後しばらく食事する気になれず、ダイエットにいいと思う。今夜夢に出そう。最近こんな映画観てなかったから、ちょっとよかったかな。
体調がいい時に見るべし
複雑怪奇に絡んだ謎を多角的に解く気味悪さ、ゾッとしてヒリヒリするエンタメ
もう少し先でいいだろうと思っていたら、評判が良かったので、思いがけず観てみたら、良作だった。
起が割とサラッとしているので、あれ?とも思ったのだが、山城が観た事実を描いたことから始まるので、問題なし。漫画とサイコパスの共犯関係から始まる、漫画の恐ろしき世界。因果関係をチラつかせつつ、どう転がるか分からない重層的なシナリオがグイグイと作品をリードする。最後の気味悪さは好きっちゃ好きだけど、時間がたった今、画が強かったことに気づく。ちょこちょこ疑問点が湧いたりしてきて。
キャストがいいと思った理由は、やっぱり配役が効いていること。小栗旬も刹那に放つオーラが異質で、菅田将暉に聞き出す時の空気感が凄い。それでいながら、あの使い方をするのも個人的にはグッとくる。ちょっとあの設定は要るか怪しいけど。また、fukaseが唯一無二のはまり役。この人いなかったら、間違いなくもっと評価は低いと思う。しかも、作中のアートも手掛けちゃってるし、マルチな才能が作品に華を添える。こうした歯車が噛み合って、巧みに機能した点は大きい。あと、見上愛がスクリーンで観れたのも嬉しい。
もう少し掘ってほしい部分もあったが、これだけ張り巡らされたトリックや謎を多角的に解いていく魅力が堪らない。今年の映画ダービーに名乗りを上げる良作。
あのシーンで、太陽にほえろ!を思い出すのは昭和人!
まだレイトショーは、ダメな兵庫県・・・
1900円払う勇気はないので、auマンデーで『キャラクター』
予告を観た時にあのピンクの髪誰!?って思ったらSEKAI NO OWARIのボーカルFukaseさんだったんですね。
俳優デビューって事で、どうなんだ!?と思いきや流石表現者〜猟奇的殺人鬼をそつなく演じていてビックリです。
私的には、この主演俳優が集う豪華な面子ならこの両角役は、イメージ的に神木隆之介くんちゃう!?と思いましたけど・・・
新たな客層を映画界に呼び込むにはナイスなキャスティングだと思います。
*後日読んだインタビューで、Fukaseさん演技相談した相手が、神木くんというのには、驚きと納得です*
菅田くん主演ではありますが、脇に回った旬小栗の存在感が半端ない!!
罪の声とハリウッド版GODZILLA出演で、名実ともに同世代俳優のリーダーである事を確信しました。
終盤のあのシーンは、まさに『太陽にほえろ!』のオマージュ!?って昭和世代は思いますよね^^!
ただどんなに漫画売れても1年で、あそこまでの生活激変は・・・物語の展開含めて、3年後くらいの方がリアルちゃう!?って思いました。
特に漫画の世界は、書いて販売して売れて、当人にお金入るまでもう少し時間かかりますからね。
最後は、続編ありきの流れ・・・ある程度展開読めますが期待したい想定以上の面白さでしたが・・・
スプラッター系が苦手な人には、是非!って感じでは、オススメしません^^;;;
@インスタアカウント → eigatama41 にも同じ投稿してますので、映画系のインスタされてる方は是非!宜しくお願いいます。
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