キャラクターのレビュー・感想・評価
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因果応報
2021年。監督:永井聡(「帝一の國」に続き菅田将暉と再タッグ)
原案とオリジナル脚本は長崎尚志。
よく練られた脚本のサイコ・ミステリーです。
この映画が特に良いのは、
セリフが聞きやすく(且つ、分かりやすい)
テーマ(言いたいこと)が真っ直ぐ明確に伝わってくる点。
そして一番良いのは、登場人物のキャラクター(性格)が実に上手く描かれている点。
題名のキャラクターの意味は、
《人間の行動には性格が出る》
セカオワのボーカルのFukase。
映画初出演の思えない達者な演技を見せる。
ふっと「ジョーカー」を連想させる。
漫画家・山城圭吾役の菅田将暉。
一家4人殺しを題材に漫画「34(サンジュウシ)」を描く。
その内容が何者かに模倣され、一家4人殺しが漫画同様に再現される。
山城の素顔は平凡で優しい男。
そして山城は最後の賭けに出る。
ある決意した菅田将暉はオーラを発してそれまでとは別人だ。
そして辺見役の松田洋治。
この映画の6番手位に重い役。
物凄く上手い。
辺見は16歳で殺人事件を起こした過去のある男。
足を引きずり、背中は曲がり老人のようだ。
彼がMなのか?
刑事・清田(小栗旬)は新タイプの刑事。
怒鳴らないし相手の立場に立つしその上漫画好き。
この芸は身を助けるのだが、予想外の展開をする。
(ここは、かなり驚きました)
映画は、借金のかたに戸籍を売る人間。
(日本に無戸籍の人が一万人居るとされる)
犯人は血も涙もないサイコパスか?
社会の片隅で恨みを抱く弱者なのか?
そんな社会問題も孕んでいます。
とても面白いです。
PG-12だがR15+くらいに感じた。
血生臭く、グロいです。
子供には見せたくないですね。
過去鑑賞
Fukaseさんのサイコっぷりが逆に気持ちいい
原作通りだから仕方ないのだろうけど
さすがに身ごもっているのが双子で幸せな4人家族というところはご都合主義が過ぎますね。今回の連続殺人の肝でもある部分について、何事もない普通の家庭のように幸せボケして隠しているというのはさすがにないわーと思った。これほどシリアスに作っておきながら、すっとぼけたオチをぶっこんでくるセンスのなさに脱帽。邦画のレベルの低さを改めて認識した。
久々に気持ちいいサイコパス
前から気になっていてやっと見れたんだけど、もう最高すぎた!
ずっとワクワク止まらないし、みんな演技上手くて魅了された!
菅田将暉さんや小栗旬さんは勿論だけど、何より、深瀬さんのあのサイコパスの自然な演技…
もうびっくりです。
声も顔も表情も喋り方もすっごく合ってたし、ほんと演技お上手…
歌だけじゃなく演技の才能もあったなんて、すごいなあ(´-`).。oO(
早くもう1回見たいと思います。
騙されたと思って、是非見てください。
一言で言うとおもしろい
おもしろいです。
まるで本当に漫画を実写化したようです。
ストーリーも登場人物も、すべてしっかりとしたキャラクター。
全部よかったです、菅田将暉さんの演技力、小栗旬さんの演技力はもちろんですが、セカイノオワリのボーカルを務めるフカセさんの演技に、驚きました。
目つきや動き言動、所々もアドリブと言うのを見ましたが、うまいです。
なにも邪魔せず作品に入り込んでいけます。
ただ声質がいいので少し声優さんのような聞き心地のときがあるのが、気になりましたがそれは演技力等でカバーできるくらいのものでした。
今までたくさんの漫画が世にある中で、漫画を題材にしてそうやって殺人が起きたことはなかったのか?とすごく映画が終わった後気になりました。
そして最後【だれなんだ】との問いに2人の顔が映りましたね。
どこにお互いが自分を入れていったのか、最後の最後も鳥肌で終わる形でした。
小栗旬さんが滅多刺しで亡くなったのには驚きでしたが、あの犯人はどう言う意図だったのか。
どう操られていたのか。
急に刺されるから、ホラー映画ばりの大声をだして驚いてしまいました。
あれはびっくりするし、見せ方がうますぎます。
あの宗教で育ち、4人の幸せを恨み、殺し。
見つけて4人だ、さっ殺そみたいな映り方をしてましたがそんな殺し方をして、犯人が見つけ出せないことあるのかな?ってなりました。
計画班ならわかりますが、あんな窓から見つけて、いいね!ころそ!でなにも掴めないんかと。
そこだけが、ん?となりましたが、この広い世界で、そんな簡単なものではないですよね。
ラストの漫画も実際の自分のストーリーをかき、自分に犯人が接近するようしむいた作品を連鎖しました。
うまいですね、最後は逆になって殺人犯の顔になってしまってました。
打たれてもなお、漫画通り。
最初から最後までしっかり面白く見れました。
最初の家に入るシーンとかもドキドキでした。
殺人とか、サイコパスとか、そういった作品を作ってる人って一体どうやって、どう考えて、どうして作れるのだろうって思ってしまうくらいの作品でした。
今まで見てないストーリーの映画で面白かったです。
最後の方で殺人犯同士がファンのファンみたいなくだりも、おどろきます。
俳優さんたちの演技が上手い人だけだったのも見入りやすかったポイントでした!
見てよかったです。
監督の出演力や役者の演技力は良いのだか、、、ディテールの矛盾が気になる
監督の出演力や役者の演技力は良いのだか、如何せん、
警察があまりにも、犯人を好きなように野放しにしているのが、ちょっとおかしいと思ってしまう。
あんなに危ない犯人が、主役の漫画の作者に近づいているのを放置するわ、
最後に作者が奥さんの元に駆けつけて、散々戦った後に、いっしに出たはずの警察が来たりして??は〜?
と思ってしまう。普通はタクシーよりパトカーの方が早いよね!と思ってしまう。細かい点が杜撰で素直に見れなかった。でも、ハリウッドも韓国の評価されている映画も細かい所は矛盾が残るものが多い。だからこその映画なのかも、、でもそれを超える映画もある事は確かだとも思う。日本から超える映画を期待したい。
このキャラクターという映画は、演技力とかはとても良かったので、良い映画とは思います!
深瀬さんがよすぎる
Fukaseさんのお芝居のリアリティさが凄まじい
Fukaseさん演じる両角の残虐的な狂気ぶりには震えました。特に目に光の宿らないあのお芝居、鳥肌が立ちました。
演技初挑戦とは思えないほどのハマり役。
本来グロテスクな作品は心が痛むので得意ではないのですが、主人公の後に引き返せない罪悪感と一家惨殺を繰り返す両角との対立。ラストがどうなるのか、皆さんも是非ご鑑賞下さい。
ハリウッドが嫉妬するレベルのマスターピース
はい。これも今更ながらのレビューでございます。
よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
私は周りから大体なんでも知っていると思われているようです。勿論そんな事はございません。殆どが後追いなんですよ。
ワンピースはstrong worldからですし、鬼滅の刃は無限列車編からです。なんなら踊る大捜査線もトリックも後追いです。
しかし20世紀少年は違います。元々浦沢直樹の大ファンなんですね。ほぼ読んでます。女子柔道(YAWARA!)女子テニス(Happy!)当時としては斬新なテーマ。どっちも好きになった。
有名な話ですが、20世紀少年の主役ケンヂは浦沢直樹本人が色濃く投影されているんですね。そして冒頭でケンヂは放送室に突入して、T -REXの20th century boy を勝手に放送します。これは実話なんですよ。府中市立府中第四中学校です。一級上の部長は、これ僕は聞いてない。憤慨するんですね。なんと!その部長とは・・・
小室哲哉‼️
話しを戻します。で、単行本の最後に必ず名前が出てくる人がいるんですよ。
長崎尚志。(ながさきたかし)
原作者ではなく協力者。この映画(キャラクター)の原作者です。元は小学館の編集者でビッグコミックの編集長まで上り詰めたんです。凄いですね。
話しは飛びます。ワンピースの作者の尾田栄一郎さんは編集者が変わる度に言い渡す事が有ります。
「僕の作品にアイデアを出さないで欲しい」
裏を返せば、アイデアを出すのは編集の仕事で当たり前なんです。その他アシスタントの手配、資料集め、時にはベタ塗り、枠線引きもやります。
閑話休題、浦沢直樹の作品は長崎尚志との共同作品と言っても過言では有りません。なんかねスタジオ・ジブリで言うと高畑監督かなあ。
漫画ってシビアな世界です。特に少年ジャンプ。常に読書アンケートを取って人気がない作品は打ち切り。
今のジャンプは、ワンピースで持ってます。特別の待遇。だってね・・・
休載が多いんじゃ‼️ジャンプにワンピースが載ってないってね、あんた・・・
クリープのないコーヒーじゃ‼️
失礼しました。昭和世代しかわからない話しで。
漫画はアイディアが命。
ここでさらに脱線します。
先日、藤子不二雄A先生(以下A先生と呼びます)が旅立ちました。悲しくて悲しく、涙が止まらない。藤子・F・不二雄先生については(F先生と呼びます)熱く語った事が有りますが、A先生はまだだったのですよ。
A先生の代表作は怪物くん、プロゴルファー猿、笑うセールスマン、 魔太郎が来る。 etc…
私の中での2トップは、まんが道と・・・
少年時代!
あの名曲を思い出しますね。
なーつがー 過ぎー 風アザミー
意味がわからんのじゃ‼️ 風アザミってなんじゃー‼️
失礼しました。でも名曲。あのピアノがためてためてジャン!からのサビ。たまりません。ちなみに弾いているのは来生たかおさんです。
映画を観た方もいると思うんですよ。でもね原作では少年時代の微妙な機微がもっともっと絶妙なんですね。
こうやって書いててまた読みたくなってきましたよ。神保町に行こうかな。あとトキワ荘にも行かなくちゃね。
ごめんなさいねえ。雑談が多くて。
この映画はホラーに振れるのをギリギリで止めたサスペンス映画でしょうか。殺戮場面はカットして前後の場面のみ。(但し死体は有り)
いや、上手いなあ。なんかねゴッドファーザを思い出しましたよ。そこは観客の想像に委ねる的なね・・・
主役は菅田将暉。上手いねー。小市民的な、小動物的な、運命に翻弄される的な・・・
的が多すぎるわ!悪文の見本じゃけ‼️
しかし1番印象に残るのは、やっぱりあの人だわ。あの人。
SEKAI NO OWARIのFukaseくん。
気持ち悪いの気持ち悪くないの、いやどっちだよ!
よく分からんが平和な4人家族を見ると、皆殺しにしたくなるサイコな役だよ。いやサイコーじゃね。ベタですみません。
悪役って毀誉褒貶がある。サイコのアンソニー・パーキンスは青春スターの時代があったんだよ。信じられないけど。緑の館とかね。サイコ役者になっちゃったよ。
しょぼん。
Fukaseは歌手だから大丈夫かなあ。実生活は早起きしてSaoriのお母さんと都立体育館でバドミントンをやっています。健全の極み。日本アカデミー賞の新人賞も納得。世界の終わりまで活躍して欲しいな。
伏線の貼り方、ミスディレクション、落とし方、場面の省略。構想10年も納得の出来映え!なんかねハリウッドでリメイクが作られそうな予感。
こんな長文にお付き合い頂きありがとうございました。また最近観た映画の影響で広島弁をつい入れてしまいました。たいぎいのう。(めんどうくさいの意味)
それからもう一回言いますが今更ながらのレビューでごめんなさい。
Fukaseという役者による本当の「サイコ」に酔いしれる
SEKAI NO OWARIのボーカルとして美しい歌声を披露してるFukaseさん、本当に映画出演初めてなんですか!?ってくらい殺人鬼役にめり込んでいる印象を最初に受けました。完全に殺人鬼の魂が体に入り込んでましたね。歌手だけでなく、俳優としての活躍も期待したいです。
この作品、「漫画で描かれた事件を実際に起こしている奴がいる」という観点で見ると、とにかく怖いです。でもそれじゃあ映画は楽しめません。Fukaseさん演じる殺人鬼両角は、人を殺すことを楽しんでいます。それを、僕たち鑑賞者たちの心にも入れようとしてるんです。その日初めて会った何にも関わりのない家族を殺していくんですから、両角にとってこれ以上の快感はないはずです。「人を殺すのって楽しいよ。」両角の不気味で美しい笑みはそう言ってます。これはもう、Fukaseさんの演技力があってこそです。素直に拍手を送りたいです。主人公を演じる菅田将暉さんも安定の演技力で、後半で一気に緊迫度が増した様子を体を張って表現してるのがストーリーをより際立たせていると思いました。ここまでのサイコスリラー、僕からしたら小栗旬さん主演の「ミュージアム」以来かもしれません。ちなみに僕「ミュージアム」大好きです。何回も見直してます。それくらいハマれるサスペンス映画を見つけられました。
これ、最後が気になりすぎて落ち着かないです。両角の末路、両角の協力者の行方、山城一家の今後・・・どうなるんだろう。
予想以上の出来っ👍
痛みを伴わないサイコサスペンスかな。
この手の映画は、マンガが原作というものが多いのですが、
これはそうではない。オリジナル脚本なんですよね。
漫画家と殺人鬼が出会い、
漫画家が書いた物語そのままの、
悲惨な連続殺人が次々とおこっていく。
設定や話の流れはおもしろいし、テンポもいいので
最後まで飽きずに見ることが出来ました。
残念なのは、殺人がゲームのように描かれていること。
殺人鬼の内面が描かれてないし、いろいろ雑かな。
そして、大量殺人をカンタンに扱いすぎな気がしました。
サイコパスや殺人がテーマになってるものは、
もっと暗くて、後味が悪くていいと思う。
そこに至るまでの経緯も描いてほしいな。
びっくりしたのは、準主役の小栗旬が演じる刑事が死んだこと。
ふつう、死なないでしょw ビッグサプライズでした。
良かったけど最高ではない。
最初の殺人現場の描写は背筋が凍り付いた。 殺人鬼のFukaseはあ...
怖い❗ グロい❗ いやぁ♪菅田将暉と高畑充希はコメディよりシリアス...
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