「突然耳が聞こえなくなる、話の中心に思えたこの事態が悲劇ではなかった...」サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ パプリカさんの映画レビュー(感想・評価)
突然耳が聞こえなくなる、話の中心に思えたこの事態が悲劇ではなかった...
突然耳が聞こえなくなる、話の中心に思えたこの事態が悲劇ではなかった。
なにしろ、主人公ルーベンは適用能力が抜群で、器用でなんでもこなし目の前の状況を軽々と越えて行く。
頭の中の計画通りに。
奥底に潜んでいた、自信や虚栄心が剥き出しになる、そこに悲劇がやってくるのだ。
なんとしてでも取り戻したかった恋人に、本当の愛情と呼べるものがあったのか?
そこがスタートと言わんばかりのラストは清々しい。
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