「When the Morning Comes」パーム・スプリングス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
When the Morning Comes
他の方も挙げている『恋はデジャ・ブ』が恋愛系タイムループものとしては秀逸だっただけに、あとはシチュエーションをいかに変えるかが肝となるSF。ただ、現代的というかセックス文化というか、純愛といった作風ではない。おっさんのくせに純愛を望んだために、ちょっとのめり込めなかった・・・
珍しいという点では、主役男女が二人ともタイムループに陥ってしまうところだろうか。今までの感覚では一人が時の渦に巻き込まれ、時間軸も多元的ではなかったのに、二人ともマルチバースに巻き込まれ相互に干渉してしまうところが斬新なのだ。「実は何回もセックスしていた」などと、同じ一日を過ごしているのに記憶が違う。論理的に考えると混乱してしまうはずなのに、それを感じさせない新鮮さもあった。
終盤のサラの物理学を学んでいくところは面白かったのですが、一方ではチャラ男らしさを貫いて、謎の男と対峙し原因を追及しつつも死なない人生を楽しんでいるナイルズも対照的だ。この謎のキーパーソンがまたもやJ・K・シモンズ!謎めいた役柄だと、今まではクリストファー・ウォーケンとかウィレム・デフォーとかジョン・マルコビッチがピッタリだったけど、もう謎男の仲間入りですね~
まぁ、琴線には触れなかったのですが、幻想的な恐竜とか、最後に聴かせてくれるダリル・ホール&ジョン・オーツの「When the Morning Comes」があまりにもピッタリでうっとりしてしまいました。この曲は中学生の頃目覚ましの音楽にも使っていただけに懐かしさもいっぱい。どうせなら「Sara Smile」もかけてくれればよかったのに・・・「She's Gone」とかも・・・ホール・オーツ三昧で♪
kossy様いつもありがとうございます😸
ホール&オーツだったんですか?
知らんかった。
タイトルのみチューリップだったんですが・・・なんでも知っていましね。2番はいきなり三人称に、なる所です。田舎の駅のホームって、素敵です。
今都内の映画館はダウン。観る映画がーーー
ホール&オーツは80年代に曲調ががらりと変わり、大ヒットしてしまいましたが、このアコースティックサウンドはとても好きです。70年代は他にもシールズ&クロフツなどフォークデュオの素晴らしいアーティストがいっぱいいます。
未観。
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
⇒YouTubeしてみました・・WAO!!いい声だし!これならkossy 少年の朝も頑張って起きられそうですねー、
想像して僕まで大昔の中坊時代にワープです(笑)
When the morning cames 聞きながら今から出勤です。
kossy さんもご安全に