劇場版 ルパンの娘のレビュー・感想・評価
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満足しました!!!
年末に家族がコロナ感染、自宅待機となったため撮り貯めていたドラマ版のシーズン1、2をイッキ見して劇場版に突入。
ドラマ版の最後に前フリと謎を残して映画へ導く手法に対しては「悔い改めな!!!」って感じですが、ドラマ版を観たからこそわかる映画版のセリフの妙などクスリとできる部分は多かった印象です。
最初に説明があるのでドラマ版を観てなくても大まかにはわかりますが、時間がある方はぜひドラマ版を観てから映画を観ていただきたいし、ドラマ版を全部観ている方で映画未見という方には絶対オススメします。(いずれにしても制作側の思う壺になっちゃいますが笑)
ご都合優先の非現実的便利アイテム、深キョンの変わらぬ美貌、環奈ちゃんの可愛さ、脇を固める役者さんの豪華さ、その人達ならではの味(特にどんぐりさん)、そして最後にはちょっと涙を誘う家族の絆など満足感は高い作品です。
なんかスッキリできました。
サービス過剰
深田恭子ちゃんならルパンの娘よりドロンジョ様の方がお気に入り、フジTVのシリーズも観ていないので奇妙な家族キャラには翻弄されっぱなし。
ルパンの娘と言うことですがそもそもルパンの末裔って言ってるだけの泥棒一家、ストーリーは歪んだ血脈の内輪もめでした。
日本では怪盗鼠小僧が貧しい人を助ける義賊で有名だがアルセーヌ・ルパンも貴族のお宝ばかりを狙う、ある種義賊だから日本人受けの良いのも頷けます、変装の名人だったところなどは江戸川乱歩の怪人二十面相などにもインスパイアされたのでしょう、ただ日本での人気が高まったのは本家よりモンキーパンチさんのルパン三世からでしょう、ルパンを取り巻く、仲間の五右衛門や次元、お色気担当の不二子ちゃん、宿敵銭形警部など脇役のキャラも秀逸でしたね。
本作も負けじと奇妙なキャラのてんこ盛り、暗黒舞踏集団の麿赤兒さんやカメ止めのどんぐりさんなど灰汁の強い俳優さんを使ってます、必然性の無い藤岡弘さんの剣術シーンはルパン三世の五右衛門へのオマージュでしょうね。
映画のほぼ三分の一はミュージカル仕立て、市村正親さんやダンサーの大貫勇輔さんはノリノリでした。北条美雲役の橋本環奈さんは「お風呂でちゅぱちゅぱしよう」とお色気担当かと引きましたがシャーロック・ホームズの扮装、北条一族は三雲のL一族に滅ぼされたと探っているらしい。
原作の売りは泥棒一家の娘と警察一家の息子の禁断の恋愛ものというロメオとジュリエットをなぞったところでしょう。この映画、やたらと一族郎党が出てきます、敵役も逆恨みする華の実の母ですから、ドロドロですね。
ルパンぽさを出そうとディーベンブルク城の王冠を狙う設定、豪華海外ロケかと思っていましたがコロナで中止、姫路の太陽公園のドイツ・ノイシュバンシュタイン城をモチーフとした「白鳥城」で撮ったとのこと、見劣りしない優れた代替策でした。
アクション、コメディ、ミュージカルと盛りだくさんの上にタイムマシンまで出て来る驚きのSF展開、それも簡単にツッコめるタイムパラドックスをわざわざ入れる凝りよう、サービス過剰というかシッチャカメッチャカなエンターテインメント映画でした。
ドラマや原作は見てません。
ようは過去の警察が殺人事件なのに捜査を怠り、個人でも見つけられる犯人を捕まえる事が出来無かった。カバンを盗られて騒いでいるのに周囲の人が通報もしなかった非情な人達であった。大道芸人の方も大事なものをカバンに入れて持ち歩くなよ、アパートに置いておけよ。飲み屋街の治安が悪い所でお金の管理をしっかりしろよ、酔っぱらいにからまれる事など初めてじゃないだろう?もちろん悪いのは殺人を犯した犯人達だけどね。
タイムマシンなんていらない
2021年映画館鑑賞95作品目
11月7日(日)イオンシネマ石巻
原作未読
連ドラ未鑑賞
監督は『のだめカンタビーレ』『テルマエロマエ』『翔んで埼玉』の武内英樹
脚本は『翔んで埼玉』『カイジファイナルゲーム』『かぐや様は告らせたい』『ライアー×ライアー』の徳永友一
一癖も二癖もある豪華なキャスト
綾瀬はるかがスパイなら深田恭子は大泥棒
夫は警察官
ありがちな設定
なぜか時々ミュージカル
深田恭子演じる三雲華は家族も大泥棒
お父さんもお母さんもお婆さんもお爺さんも大泥棒
夫の間に生まれた娘もまだ幼いのに一人前の大泥棒
華の弟はメカに強い裏方
人呼んでLの一族
王冠の偽物を盗んでしまい華の父は家族ごと泥棒引退を宣言
華は夫と海外に遅めの新婚旅行
華の家族も付いてくる
引退は真っ赤な嘘で本物の王冠を求め難攻不落の城へ盗みに入る
ところが城に待っていたのは華の父の妹である玲
身内なのにLの一族に逆恨み
実は華の本当の母親
今回劇場版のゲストとして観月ありさが出演
悪役の三雲玲を演じる
初登場のとき観月ありさだと気づかなかった
メイクでこれだけ変わるのである
菜々緒だってきっと整形じゃなくてメイクだろう
タイムマシンで91年に戻って過去を変えようという設定は丸々いらないと強く感じた
小沢真珠が一番良かった
親子で泣けて笑える
ドラマの1、2のときから小学生の娘と一緒に視聴し、楽しんでいます。
2の最終回で映画化に続くと分かったときから見ようと決めてました!
期待通りの作品で、親子で楽しまさせてもらいました。
映画館の中も子供たちの笑い声が聞こえ、久々にほっこりできました。
公開して2週間、祝日だったのに席がガラガラでちょっと心配。もっとみんなに良さが伝わるといいのに。
ドラマからお馴染みの役者さんたちは、どの役をとってもピッタリで、皆さん振り切って演じきっておられて、違和感ありありの設定でも違和感を感じさせない凄さは健在!
深キョンのセクシーなかわいさ、スタイルの良さ、アクションは振り替えなんだろうけど、合間の表情がいい。
渡部篤郎お父さんはダンディーに、小沢真珠お母さんは相変わらずのぶっ飛び、環奈ちゃんはハマリ役、
お兄ちゃん、しゃべってる~成長したね。
唯一まともな和くんが全体のバランスをとり、
なんといっても円城寺さん、彼がいるといないで、このドラマの良さは格段に変わると思う!
円城寺さんのキレキレのダンスシーンのバック映像は、もう少しなんとかならなかったのかな・・と少し残念。
彼のダンスがあれば、あんな合成映像じゃなく、外国の簡単なセット組んで踊ってほしかったな。
最後に観月ありさサン、本人だと分からないメイクと演技で、悪役お見事でした。
また、終盤は、娘も涙をふいていて、泣いてるんだぁ!と感動(笑)
ストーリー展開もうまくまとまってて、今まで見てきた「ルパンの娘」の終わり方として、スッキリ最高な気分でした。
歌の力しゅごい…
テレビシリーズから大好きで映画化を待ち望んでいた勢です。
期待を裏切ることなく笑いあり涙あり、ルパンの娘ファンの求めているものをきちんと理解して詰め込んでくれた映画で、とても楽しかったです。円城寺さん、チートが過ぎて作者が扱いきれなくなって別世界に旅立たされるキャラみたいになってるじゃん、好き…。
ただ、環奈ちゃんの方の美雲のお相手を結局原作に寄せるなら第2テレビシリーズも変に恋のライバルみたいな憎まれ役をやらせるよりもそっち路線でいって欲しかった。キャスト発表の時は、環奈ちゃんは美雲のイメージそのまんまだし、お相手さんとどんな感じで恋に落ちるのかな?とすごく楽しみにしていたのに、テレビシリーズでのあの扱いには不満でした。華と和君の間には1ミリたりとも入る隙間なくて本当可哀想で…ちがう美雲そっちやない…!!君の運命の相手(原作表現)はそっちやないんや…!!と何度突っ込んだことか…。
ということで違う世界線でもいいので(というかアレは伏線⁇)ホームズの娘を作ってください。
テレビで良かったなぁ~
と、後悔すると思っていたのですが、なかなかどーして。
映画館のスクリーン向きで、とても良き。
以外(じゃないのかな?)だったのが、円城寺さんのミュージカルシーン、見応え有り。
ウィキで見たらダンサーでミュージカルは本職なんですね。
でも、やっぱり1番の見所(?)は
深キョンのウエディングドレス姿かな?
スゲー綺麗で可愛い。
このシーンだけでも1900円の価値は有る気がする。
暇な休日を楽しく過ごせました。\(^_^)/
家族愛
ドラマ版未見。
まず冒頭の怒涛のギャグ攻撃でこのドラマのギャグが自分の好みに合わないことを認識。
これが2時間続くのかと思ったが、途中から物語が動きだすとなんだかんだ苦しくなく見れた。
まず、アクションがすごい。
そして、サカナクションさんのモスがかかった時の「キタキタキター」感は異常。
ドラマ版未見の僕がそう思うのだからドラマファンの方はさらに興奮したんだろう。
テーマであろう家族愛もしっかり描かれていた。
しかし、途中のタイムスリップ辺りから頭が混乱してくる。
ギャグ映画だからでは済まされないくらいおかしな点、変な点が出てくるのだ。
現象的な点(記憶どうこう等々)に関しては後でしっかり種明かしはされて一応腑に落ちるのだが、心理的な面に関しては疑問が残る。
尊が華一家より一族を優先した→尊は実は色々なアフターケアをしていて・・・という流れになるのだが、そのアフターケアしていたっていうのを語る部分が役者さんの演技の影響なのか妙に言い訳がましく聞こえて気になった。
そしてもう一つ。
観月ありささん演じる敵役の玲が実は華の実の母親であるということが中盤で明らかになる。
これ自体衝撃的な展開でドラマ版未見の僕は少しわくわくした。
終盤に実の親子の戦闘そして邂逅が観れるのか。
ひょっとしてとても素晴らしい名シーンに出会えるのではと思ったからだ。
しかし、肝心の終盤、玲が華に対してどういう気持ちなのかが全くわからないので盛り上がらなかった。
というか、血の繋がった娘の華も他のLの一族と同じように憎んでるのだ。
家族愛を描くならそこで実の娘と対峙しなければいけない母親の情や迷いとかそっち方向にいくらでも掘り下げられたであろうに。
華自身も玲と戦ってる最中思わず攻撃の手が止まる描写があるのだが、他のアクションに紛れて少しわかりづらい。
華と玲が敵同士とはいえ血が繋がっている事でお互いに思い合っている描写があればもっと良い映画になっていたのにと返す返すも残念。
ルパンの娘ってこんなに泣けたっけ
TVシリーズそのままに歌あり踊りありパクリ?じゃなくてパロディありで安心して笑いながら観ていたらアレっ?こんなにシリアスで泣ける内容だったなんて… 華の出生にまつわる話やまさかのてんとう虫型タイムマシンも飛び出したり何度も絶体絶命になったりその度に何度泣けてきた事か。★5の評価にしたけど確かアナ雪以来だったような。続編をTVシリーズでやるかは分からないけどまたLの一族に会いたくなった。キャストやスタッフに拍手と感謝。深キョンの心の平穏がいつまでも続くことを祈りながら。
【"愛する娘の為に・・"美女、美魔女多数出演のトンデモアクションダンスコメディ。武内英樹監督、頑張ったなあ。ソレニシテモ、最近の邦画って「劇場版・・・・」が多すぎないかな?】
- TVドラマを見た事がなかったので、不安があったが、冒頭、物語の全体をサクッと説明してくれて、安心する。観る側に対する優しき配慮に感謝する・・。-
◆感想
・前半は、不思議なお風呂アニメーションや、突然のミュージカルシーンに
(これ、このシリーズの売りなんですね!)
"何だ何だ!何で円城寺はイキナリ"泥棒ワールドカップ"に出場しているんだ!"と戸惑い、脱力するシーン、多数。
・誰が美女で誰が美魔女なのかは、叱られそうなので、敢えて書かない・・。
ー 小沢真珠さんはどちらかな・・。スイマセン・・。ー
・華の決めポーズはブラックウィドウにヒントを得たのでしょうか?
深田恭子さんが演じる華のマスクは蠱惑的な程、似合っていたなあ。
・コロナ禍なので仕方ないが、チープなCG海外シーンに、やや冷める・・。
- 頑張ったなあ、監督!(褒めてます。)-
・バグが多すぎるチープなフォルクスワーゲン型、タイムマシンにも脱力しつつ、徐々に哀しき三雲家の家族関係図やタイムパラドックスに観いられる。
・この作品の見所は後半の、哀しき三雲玲(観月ありさ 久しぶりだなあ!)のキャラクターと華との関係性が明らかになって行く、一連のシーンであろう。
- 愛娘にサンタを届ける為に、玲の夫(岡田義徳)が、タイムマシンに助けられるも、その後、必死にカバンを取り返そうとする姿。-
<TVドラマを観ていないから、コメディシーンが余り響かなかったのであろうか?
イロイロと突っ込み処満載の、アクションダンスコメディ。
コロナ禍の中、奮闘した武内監督始め、二年間もこのシリーズで、主役を演じた深田恭子さん、お疲れ様でした。>
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