「野球映画に新たな1ページが」野球少女 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
野球映画に新たな1ページが
いや〜、いいラストだった。エンディングの小鳥のさえずりがとても心地いい。ずーっと余韻に浸っていたい。そんな気持ちにさせてくれるいい物語だった。ただ一つ残念なことは、泣き出すタイミングを隣の人に先を越されたこと。😭
プロ野球初の女性選手といえば、野球狂の詩の水原勇気。スインは、水原勇気とは違いプロになる気満々。というか、プロ野球選手になることしか考えていない。
韓国のプロ野球は性別制限もなくなっていて実力さえあれば可能。問題は球速で、130キロ前半が関の山。まともに投げればプロの打者にとっては打ちごろになってしまう。打開策はやはり、変化球プラス緩急しかないよね。オリックスの星野もストレートは130キロ台だったし。
スポ根一辺倒ではなく、家族のエピソードをうまく絡めてきて、気がつくとスインを思いっきり応援してる自分がいる。
ラスト前のエピソードが憎いよね。うまく上げ下げするもんだから、最後は涙が搾り取られてしまった。
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