くれなずめのレビュー・感想・評価
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ラスト涙・・・⭐️
友人の結婚式の余興で久しぶりに集まった仲間。
この機会を中心に、1人ずつの過去を回帰していく。
ミニシアター系映画。
友情がテーマの内容だが、最初は男あるあるカラオケ場面など、改めて演技でみると引くなー、寒いなー、男の友情!って思ってしまったが、途中からはそんなことなく、ラストは泣く手前‼️
最後、本当良かった。
ウルフルズの、それが答えだ!
また聴こうと。
答えが何かでは無い
大人になったのか、歳食ったのか……
こういう、一見よく分からないストーリーでも、普通に見られるようになった……
出演者の演技や、日常感を感じるだけで、「なんか、ええなぁ……」となった。
ちょい役でも有名な人が出てたりするので、そこのサプライズを楽しむも良し。
ただ、まあ、やっぱり……よく分からないっちゃわからない笑笑
でも、“それが答えだ”なんスかね?
"それが答えだ!"って言いながら、何が答えか言わないっていう。そこがいいんだよ。
じつは、吉尾がどうなっているのか、その大事なことを知らずに観た。途中、みんなにかき消された告白で「おや?」と気付き、確信を持った時には泣いていた。
なによ、このくだらなさ。このどうしようもなさ。どこにでもいるどうでもいい連中が、半端に歳とって、はっきり主張もしなくて、世間に流されている感が画面から駄々洩れしている。
なのに、なんで俺は泣いているんだろう?
なんでこんなにこいつらが愛おしんだろう?
なんだか分かんないシーンもあって冷めるときもあるけれど、何度も、声を殺すことに苦労するほど笑い転げ(ちんちんに失礼、幸せになれよ、滝藤を認知した瞬間等々)、息が一瞬止まるほどに咽ぶことを堪えた。最後、これが今生の別れだと重々分かった上での「またな」の切なさったらないね。そうだよ、未練がましいのはどっちだかわからないけど、引きずっていけよ、いつまでも。引きずるほどの過去があることに後悔することはない。それは宝だ。俺はこいつらとは他人ではあるけれど、こいつらは俺の分身だ。
"イレギュラー"青春群像劇
最近、観る映画観る映画、成田凌が出てる。
というのは置いておき、
作品はわかりやすい青春群像劇、あの頃モノ。
展開もそれほどなく、シンプルなんだけど、一部非常に理解し難い内容があった。
あそこはなに?ある程度視野も、許容も広いほどだと自負していたが、自信をなくしそうなくらいあそこは受け入れられなかった。
シチュエーションが、ZAZAポケットで観るコントだと笑えるかもしれないが、映画では正直キツい。
そこで一気に置いていかれた感はあったが、そこ以外は郷愁が溢れて、ジーンとというか温かい気持ちで観れた。
特に感じたことも、動かされたこともなかったので、
ビックリするほど薄っぺらい感想になってしまってごめんなさい。
追記:
吉尾の死因は何だったのかは自分はわからず、あまり気にせず観ていたが、
レビューを観ていると「え、そうなん、、?」と思うものがあった。自分はそういう見方をしていなかったので、そこの見方で大きく感じ方も変わりそうだな、
と観て2日後に思いました。
これは宗教ですか❓演劇ですか❓
非常事態宣言なので交通費込みで五千円かかりました。時間もかかりました。
結論から言うと、とても落胆しました、トホホです。
貶しどころも有りません。
ほぼ、雑談で1時間半、死んでるのは最初からわかるので、驚きも、感動も、感慨すら有りません。
セリフに痺れる事もないし、要するにたわいのない時間潰しのお話にしか思えない。
こちらが不感症なのでしょうか。
最後のくだりはアングラ劇ですので、はいはい、わかりましたよ、そんな感じです。
女優さん二人は良い演技でした。
飯豊さんとAKBさんです。
何かいい
88本目。
舞台っぽい?と思ってたら、まあそっから始まってるみたい。
でも何かいい。
漠然とした感想かも知れないけど、それってすごく大事なのかと思う。
でもあそこからが、ちょっと流れが変わった感じでなぁ。
でもまあ、いいかあ。
好きが一杯あるのに好きとは言えない作品
松居大悟監督が自身の体験を基に描いたという舞台劇を映画化したとのこと。メチャ好きなテイストなのに何故か残念な印象が残った。
友人の結婚披露宴の余興のため、5年ぶりに集まった高校時代の6人の仲間。自分は男同士でわいわいやりながら楽しむ感覚をまったく知らないけど、彼らのやりとりは嫌いじゃなかった。むしろ愛おしかった。
成田凌くんが良かったなぁ👍
どんな役をやろうと嫌いになれない。
かなり好きなのだろう。
チョイ役とはいえキンタロー。さんがモノマネしてるような前田のあっちゃんも👍
好きなディテールが一杯あるのに何なんだろう。序盤でいきなり重いセリフを発するのはちょっとお下品かなぁ。終盤の天国も馴染めんかったし。
前田敦子の一触即発感。「赤ひげ」な雪。
良作だが、旧友の踏込み難い不気味さと友情の不全感にこそフォーカスした「佐々木、イン、マイマイン」に軍配。
本作にはそれが無い分、友を全肯定して嘘臭い。
「レザボア・ドッグス」な衣装と構成、「赤ひげ」「駅」な雪は評す。
前田敦子の一触即発な緊張感が全編を締める不思議。
「また明日ね」って言える間柄
過去を塗り替える話
最近の邦画は良作が多い
本作もとっても素晴らしかった。
自分にはまだ死別した大切な友達はいないけれど、数年前に亡くなった大好きだった先輩を思い出しました。
「佐々木インマイマイン」もそうだったけれど今は無き学生時代と死別って誰しも経験し心にわだかまりを残すから鑑賞後の余韻がいつまでもつづく。
その余韻は傷をえぐるし、今の自分に足りないモノを思い出させてくれる。
いい映画でしたね~。
笑って泣いて、明日の事を考えさせてくれます。
鑑賞後にバイクで帰宅したのですが、ふと、今自分が事故とかで死んでしまったら残された家族とか友人とかがどう思うだろうかと考えてしまった。
死ぬってことがどれだけの破壊力でどれだけの持続力なのかと改めて思った。
役者人、最高でした。
アベンジャーズのような立派でカッコいい奴らじゃないけれど、本作の6人は私の中で紛れもなくアベンジャーズ並みに最高の6人でした。
「あの頃」のメンバーもよかったけれど、気心知れた仲間っていいですよね。
皆さん演技が素晴らしい。
あの内輪感、男友達のつうかあ感はなかなか見れないですよ。ホントの友達にしか見えない。
連絡なんかとらなくても、いくら社会に出てそれぞれが背負うものや立場が変わっても会ったらすぐ元どうりに笑い合える。
いい仲間、いい友達が表現できるなんて役者すごいよ!
ラストシーンの再開と別れの再現とかよく表現できましね、同じシーンをあんなに変えれるなんて役者の凄さを実感しました。
脚本や監督の能力も凄いと思う。
多分制作側も同じような経験が有って共感して、納得して映画作ってるんだろうなと感じました。
それぞれが、二次会までの時間でふと思い出す過去とか、現在の状況をどう整理しようかとか、物語の進行もよかったですね。
どうでもいいことで記憶がフラッシュバックする、記憶って不思議ですよね、ささいなことで湧き出てくるんだから。
あいつ今頃なにやってんだろ?って思うし、自分ってふとした時に誰かに思い出してもらってるのかな~、なんて想像しちゃいました。
あぁ駄目だ、この映画の事を考えてると色々思い出しちゃう。
毎日バカなことやって、ガキなのに大人ぶって、なんにも知らないのにわかった気でいて、後悔もあったけれど幸せだったな~
このレビューを書いてるときにちらちら記憶が蘇ってきてるのだけれど、なぜだか一番思い出したことを書いておわりにしたいと思います
あれは中二の時、三年生の先輩の卒業式の時でした。
式も終わり、校門で卒業生が別れを惜しんでいたのですが、ある先輩方がちょっと影の方に行っていました。
彼等はいわゆる陰キャの方々で、あんまりその場の空気になじめてない様子でした。
それを見て自分は「あんな風な卒業はしたくないなぁ」って思いました。
無意識に陽キャは幸せで陰キャは不幸と思っていたのでしょう。
今の自分ならその考えは間違ってると過去の自分に言える。
彼等には彼等なりの楽しかった時間があったしかけがえのない友達が仲間がいるんだ。
お前が心配する必要なんてないんだ。
人の心配なんかしてないで自分の心配でもしてやがれ!
あれ?なんかこのエピソードほかのレビューでも書いたような・・・
過去は変えられない、でも記憶は変えられる。
都合のいい事を覚えて、都合の悪い事は忘れちまえ、記憶を書き換えろ!
この映画は私自身の物語だ。
生きることは過去を作り続けること、そして過去を忘れる事なのかも知れませんね。
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劇中セリフより
「死んで様が生きて様がなんにも変わんないんだよ」
なにも変わらない、変えられない
引きずる事も忘れる事もできる
ならば捏造しようとも明日を生きよう
生きてる人間は納得して前に進む力があるのだから。
ファンタジー?
高校時代に帰宅部でつるんでいた6人が、友人の結婚披露宴で余興をするため久しぶりに集まり打合せし、本番で赤フンでの裸踊りを披露した後、これからもずっと友達と思っていたが、実は・・・という話。6人の仲間を、成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹が好演してた。
気の強い同級生役の前田敦子のキレ女が面白かった。前田敦子はAKBの時と違って、こんなおかしな女役が似合ってる。
飯豊まりえがちょっとだけど観れて良かった。
舞台の映画化は
思っていたよりもずっと舞台の演出を引きずっていたのではないかな。
全編通じて台詞回しなどの演出にそれを感じたし、終盤の展開はその思いを強くさせられた。
舞台を映画化する際にはリアリティラインをどこに引くかが違ってくるのだとよく分かった。
この作品はそこを見誤っているのではないかな…
赤フン
男の友情ファンタジー映画✨
会話が面白い🤣
ダンス最高🙆♀️
しかし、VFXのところで、わたしはちょっとついていけなくなる笑
別な見せ方の方が良かったと思う。
前田敦子さんの強烈キレキャラ。インパクト大
滝藤賢一さん、城田優さん贅沢使い笑
吉尾がソースにおばちゃんというアドリブ最高でした😊
#くれな済み
自分には今一つ
とても風変わりな青春群像劇。自分の感性が鈍いのか?…皆さんの高い評価が私は不思議。
目のつけどころの素晴らしいせっかくの好題材なのに勿体無い。
ストーリーが進んでも映画としての感動や余韻があまり感じられず、観賞後に欲求不満になりました。
悪ふざけの中で死の恐怖がそれぞれの心の底に澱のように溜まっていく
日本では友達の存在を善とするパラダイムが支配的だが、東進ハイスクールの林修先生が、勇敢にも友達不要論をテレビで言ってのけたのには少なからず感心した。林さんの論理は至って単純明快で、学生のときの友達でいまだに付き合いのある人は何人いるか、ほとんどいないだろう。しかし大切な関係であればいまも続いているはずだというのである。つまり学生時代の友達との付き合いは時間の浪費でしかないという訳だ。まったく同感である。
松居大悟監督は映画「君が君で君だ」では、社会的な弱者の立場にいる若者たちが同一の目的で10年間を生きる青春群像を描きだし、必死で青春を生きた登場人物たちの姿に人生の切なさを感じた。
本作では一風変わった設定(ネタバレになるので詳しくは説明できないが)での青春群像を描いたが、「君が君で君だ」で感じた人生の真実は、本作ではあまり感じることがなかった。
登場人物たちの結びつきが、ただ同じ高校に通っていたというだけなのが原因かもしれない。高校時代の友達というと、孤独に耐えられない生徒たちが暇つぶしと悪ふざけに終始するだけの間柄である。孤独に耐性ができると、逆にそういう悪ふざけのくだらなさに耐えられなくなる。大人になって再会してもまた高校時代みたいな悪ふざけをするのはリアリティに欠けている。
暇つぶしや悪ふざけはいじめの端緒となることが多い。そもそも劣等感があって精神的に弱い友達同士での優位性の争いは、更に弱い者に対する優位性の誇示、つまりいじめに繋がっていく。本作品を観ていて終始不快な気分だったのはそのせいだと思う。
あるいは松居大悟監督は、否定されるべき登場人物たちとして本作品を製作したのかもしれない。当世の若者たちは学生時代の弱さを社会人になっても親になっても克服できず、群れることで孤独を回避し、暇つぶしをして時間を無駄にしている。翻って、学生時代に友達は無用だという訳である。
精神的に幼いままの登場人物たちに、死は重すぎるテーマだった。彼らが死を上手に受け入れられるはずもなく、悪ふざけの中で死の恐怖がそれぞれの心の底に澱のように溜まっていくのを感じて顫えていただけなのだろうが、もう少し作品の中でその顫えを表現してもよかったと思う。
男子がふざけ、やせ我慢し、仲間を想う
亡くなった男友達を偲ぶとき、しんみりしたくない。友人の長所よりもダメだったところをみんなで思い出しながら笑ったり…。それが男の偲び方じゃないかって気がする。
同じように本作のノリもなんかわかる。仲間うちのノリでふざけたり、昔話で盛り上がったり、嫌な話題は避けようとしたり、亡くなった吉尾のことをいじったり。
吉尾の話のようでいて、実はその他5人の群像劇のような展開がよかった。こういう話は好きだ。舞台劇っぽいバカらしさもいい。元が舞台劇なんだなーと思うシーンはたくさんあって、それがあまり違和感ないのはこの映画のいいところ。ただし、後半の空に浮かぶシーンは映画だとしょぼくなってしまったのは少し残念(あの話だと仕方ないけど)。
でも、なんかいい。6人の関係性とか、それぞれのエピソードとか、好きな女子との絡みとか、どれも愛おしい。切ないし、悲しいけど、ニヤついてしまった。こんな映画好きだ。
今年の秋もみんなで友人の命日に、彼のダメだったところを笑いながら飲みたいと思った。そのときにこの映画のことを思い出すのかもしれない。
6人はいつまでも仲間だ!
笑い泣き、泣き笑いとはこういうことか…とこの作品を観て、初めて味わってしまいました。
大好きな友が突然亡くなるってこと。
この事実は生きている私達も、亡くなった本人も信じたくないし、まだ一緒にバカやって笑っていたいってお互いに思ってることなんだろうな。受け入れたくない。まだまだ一緒にいたいんだよね。
ハマケンさんが崩れ落ちるとこ、季節くんがお菓子もらいに来たみたいじゃんって涙堪えながら言ってるとこ、苦しいね。張り裂けそうだね。吉尾のこと、みんな大好きだったんだから。
また明日ねって、いつも簡単に言ってるけど、その明日が来なかったってこと、本当に実際あることだから。いつまでも、くれなずんではいられない。今度こそ友をしっかりと見送ってあげよう!
赤フンの余興とともに…
吉尾もまた会いたくなったら、会いにくればいいよってね。
これが全て台本通りでアドリブなしっていうんだから、逆にスゴい脚本だな感心しました。
みんなでくれなずんだ夕陽は美しかったね…本当に愛おしい仲間達でした。
あっちゃんがこの6人に負けないパワーをぶちかましてて、カッコよかった!!
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