「不気味なのに、時々エモい」ホムンクルス あささんの映画レビュー(感想・評価)
不気味なのに、時々エモい
漫画は読んでいません。
個人的にはジャンルが好みではないので点数は低めです。
綾野剛さんが好きなのと、予告編に興味をそそられての観賞。まずカメレオン俳優 綾野剛の凄みを実感したが、それ以上に成田凌の演技力には圧倒された。本作の中でもある時は真面目な研修医、ある時はパンクロッカーー、ある時はオネエ系っぽく?
一番謎に包まれた男が成田凌演じる伊藤であった。
(最後には伊藤の背景も描かれるが、その描き方も曖昧でもう少し深堀りして欲しいところ)
ミステリアスな世界観、人間の深層や裏の部分などを描き炙り出す作品には興味をそそられるが、完全に理解できない部分も多く、それなりに難易度が高い作品ではある。(特に女子高生のエピソードは私には理解できなかった)
人によってはエグい(グロい)描写も多いので要注意。
『愛がなんだ』の主演の岸田ゆきのと成田凌の二人のシーンが少しだけ観れたことに、ちょっと嬉しかったり。
伏線からの回収は巧みではあるが、少し突っ込みどころも多い…。エンドロール後はお楽しみシーンがありますので席は立たぬように!
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