「綾野剛&成田凌、凄くいいです」ホムンクルス talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
綾野剛&成田凌、凄くいいです
原作未読です。
オープニングがすごーくよくて何度も繰り返し見たい程でした。映像ーアングルも照明もーとmillennium paradeの音楽、両方がかっこいい世界を作ってました!
名越が見た、ヤクザや伊藤の脳内映像は、深層心理とかトラウマというものではなくて、子どもの頃の心の棘だと思う。そんな棘なんて誰だって持ってるじゃない?嫌だったら克服するために何かしようとか思わなかったの?と疑問だらけで説得力ありませんでした。女子高生の方は、~歳であればもう~でしょう、とか、女の子は~であるべきに押しつぶされている、と理解しましたが、母と娘の関係かなとも思いました。自傷の原因が母親であること、結構多いからです。
伊藤の最後の姿と表情、成田凌の狂ってる感は最高でした!
伊藤の父親の趣味に対しては突っ込みどころ満載!大のおとなが金魚鉢に金魚1匹ーーー!有り得ない!でも、いいです、もう。
この映画は室内劇で、綾野剛と成田凌の二人の会話、或いは一人で居るときの芝居の部分が導入でもあり肝要な役割を担っていると思いました。たった一人の場面での演技、凄く良く、非日常と日常を違和感なく行き来していた綾野剛と成田凌、素晴らしいです。ただ、綾野サイドの最後のまとめ方はこれでいいのかな❓️でした。
ホームレスのおじちゃんに、人間を値段で表すな!と怒鳴られた、そういう仕事をしてた名越。チヤホヤされても金持ちでも、そこはわかってたんだね、名越くん。
血もいっぱい出て、室内劇っぽさから、久しぶりにケン・ラッセルの映画を思い出しました。あと、生物の教科書だったか、身体の重要性に合わせて、脳内における大きさを表したらこんな風だよ、という図像(ペンフィールドのホムンクルス)があって、それがあまりに怖かったので、その図像のページはホッチキスで留めて、見ないようにしてたことを思い出しました。
エッ!?
そうなんですか???
断片的にしか憶えていませんが、新宿中央公園側のキャロルから、公園行って、オッサン達と交流して、ホテルのレストランで飯食ってブラックカード…みたいな感じでしたかね。
特に何かに引っ掛かるものは無かったと思うので、より良くしようという意図での差し替えかでしょうかねぇ…。
talismanさん、コメントありがとうございます。
実はクリアファイル好きなんですw
今、開業したばっかりなので領収書とかクレジットの控えとか色々使えます。というか、クリアファイルだらけになっています。
1900円の件もさることながら、ストーリー重視派としてはやっぱりいただけませんでした・・・
私なんかは、子どもがテスト結果を見せにきたら、え?パパにも見せてくれるの?とそれだけで喜んでました😀
この映画は、右目で役者さんを見て、アラが見えてしまう左目は隠しておけば、とても満足できる作品だと思いました。
おはようございます。
レビュー、少し変えました・・。
狂気を演じる”若手俳優”として、お二人の名前を挙げましたが、他にも沢山良い役者さんはいらっしゃいますからね・・。
御指摘、ありがとうございました。
今晩は
今作は、綾野剛と成田凌の狂気の様を観るために、劇場に足を運びました。現代邦画で、狂気を演じる事の出来る”売れていて、演技力も十分にある”若手俳優と言えば、この二人ではないかと・・。個人的には、綾野剛が突出していますが・・。
では、又。。