孤狼の血 LEVEL2のレビュー・感想・評価
全126件中、61~80件目を表示
正直もっと期待してた
面白かったのは面白かった。
鈴木亮平のイカれ具合とか、強制割腹させるシーンとか、滝とうさんの銃でトドメ刺して始末書の道連れにしてやろうとするとことか。
ディティールは申し分無いんだけど、全体的に大味ていうのかな?
前作はもう少し警察側が暗躍してる感、今回はそれが松坂桃李を嵌める公安の動きとして書いたわけだけど、それを最後の種明かし前に匂わせてくれたりするとかあればもっとゾクゾクするのになぁ…とか。
松坂桃李側の視点ばっかりだから少し効果が弱いかな。
欲を言えばヤクザ弱体化の為に更に罠仕掛ける、みたいなニュアンスあるともっと良い。もしかしたら最後のカチコミで逃げたやつ県警からの潜入だったりするんかな?
とは思わんでも無いけど…
あと、心理描写をもう少し丁寧にして欲しかったな〜。
最後、鈴木亮平が松坂桃李をカチコミ継続より優先する訳だけど…何でよ?てなる。
親殺された直接の恨みとしてカチコミ行ってるのに、そこ離脱してまで親殺しの絵を描いた松坂桃李を始末したいなら、何でSの子殺しちゃったん?
そこまで拘るならSの子人質にするとか、お前の情報全部掴んでんだぞ!て脅す為に殺害するにせよ(これも公安の暗躍が弱いから記者からの情報かな?と思っちゃって、脅し効果がイマイチだけど)その後は姉ちゃんを人質にするべきやろ。とか。
多分、原作ならセリフ外の文章で補足される部分が圧倒的に足りてへんのやろな〜て感じた。原作読んで無いけど。
例えばカチコミ先に警察がいっぱい先回りしてる描写があって、周りの古文がいっぱい検挙されていく中で1人暴走気味に突っ込んで来た松坂桃李だけでも始末したい、と包囲振り切る、ならスッキリするんだけど…
エンターテイメント
映画なので徹底的に作られていて面白いし
感情が人を成長させていると思う
朱に交われば赤くなる
人間には立場や個体差もあるが気持ちや想いで相対する環境や相手、状況を変化させられる
志あるところに道あり
人間の尊大さは死んでしまっても失われず
共有されたなら継承される
生に果て有れど名に果て無し
行儀良くって大事だなと思った
自分はとても共感でき、ワンも観たくなりました😃
広島の呉にもいつか行けたら行ってみたいです。
映画館は年配者の夫妻や曲者っぽい人が鑑賞していた
人間臭く、悪に生きる姿をまざまざと
一言でいうと、人間臭く、ドロドロと、日々を生きている感じが素晴らしい映画。
ただヤクザ興隆の時代にしても、あそこまで殺人が日常的に起こっているのか、というところで大分疑問は残る。併せて如何に警察の腐敗があるとはいえ、警察官による殺人は隠せないでしょう。
というところで、誇大描写感は否めないが、ポケットからしわくちゃの紙幣と小銭が出てくる一面、会議しながらタバコをバカバカ吸う一面、小指を落とす過激な描写、時代の違いと、まさにその日をスレスレに生きている感じが伝わります。
ヤクザ役の俳優も、ハズレがない。鈴木亮平の演技力や中村獅童の雰囲気も素晴らしい。
ただ一つ、、松坂桃李は刑務所どころか退職していないのが、無理があるかな。あとは刺されたり、撃たれたりしたのに回復早すぎ(笑)
まあストーリーはさておき、素晴らしい時代描写と俳優の演技、大作でした。続編があればぜひ見てみたいですね。
鈴木亮平サイコ
レベル1に比べ色々な意味でレベルアップしてた。登場人物のイカれてる感やカーアクションなど。鈴木亮平に関しては演技力が凄まじく、役柄はヤクザがサイコというよりサイコがヤクザになったという感じ。松坂桃李演じるヒダカは1とは別人の不良刑事になっていた。が、思ったよりボコボコにされるシーンが多く、大上さんの血を引き継ぐにはまだまだ若造?かなと思った。だからか、失敗してあんなオッサンに騙されて。いかにもいい人そうな人をキャスティングしていて私も騙されました。最後は管理監の拳銃でトドメを刺し、ヤクザと警察内部の敵を1度に仕留めた感じがスカッとした。結末の田舎に飛ばされてから見た狼は大上さんということですか??レベル1の方が満足感高いですが今回も興奮しました。
狼に憧れた者
まず松坂桃李さんと鈴木亮平さんの演技がすごい。
まさしくこの2人の演技合戦である。
この2人の演技でこの映画は傑作になっているといっても過言ではない。
まず日岡の造形。
大上の跡を継ぎ暴力団と交渉して絶妙な塩梅で治安を守っていた。
このことから日岡もまた狼になったのかと思っていたが、はじまった後から随所に前作の優しい日岡の面影も滲ませていて完全な狼とはなっていない感じが出ていて見事。
これは監督の演出、そして脚本、なにより松坂さんの演技の賜物だと思う。
さらに鈴木亮平さん演じる上林。
出所した後の不気味さからそれが明らかになる神原さん殺し。
ストーリーが進むにつれて加速度的に暴走していくのだが、クライマックスのカチコミの前の頃には自分でも止められない程の暴走具合になっているのがよくわかる好演。
正直途中まではこの2人の演技合戦だと思っていた。
しかし中盤第三の伏兵が現れる。
中村梅雀さんである。
それまでの好々爺な演技にすっかり騙されてしまった。
この梅雀さんがこの映画のMVPかもしれない。
脚本も上手かった。
いかにも怪しげな新聞記者を出して見てる人を騙す手腕は見事。
ここまで見事だったので全てが明らかになった後この梅雀さんと日岡が直接対峙するシーンも見てみたかったと思った。
ラストシーンも素晴らしかった。
もうすでに絶滅してしまった狼を探し求めて森の中を彷徨い歩く日岡。
誰よりも狼に憧れていた日岡の生き様を表していて素晴らしいと思った。
主役はどっちだ?
鈴木亮平の迫力ある演技に松坂桃李が少し押され気味。
まぁ相手が強力でないと主役も活きないですからね。
娯楽作品としては楽しめますが、ちょっとしたどんでん返し的なのはどうなのでしょう?
その分、評価下げちゃいました。
ヤクザ映画
絶対に人としてあり得ない上林は
本当に組長なのか??
ヤクザの仁義なんて、いつの間にか何処かに飛んでいってしまって 幼い頃のトラウマから
薬の力を借り必死に逃げているのようにしか
思えない。松坂桃李 日岡刑事の最後の執念で
拳銃でトドメをさしてくれました。
流石だな!と締めてくれました!
有名どころの俳優さん達の演技も
皆個性が出てて素晴らしかったです。
私は、今回の2は1より 幅が広がった映画だったと思うし 良いなぁ〜と思いました。
小説の方も読んでみたいと思います。
純粋な悪・権力の闇
幼少期の異常な体験が、上林を破壊だけが目的の怪物にしてしまったのか。組織を維持しようとする者は、彼にとって異教徒のようなものだろう。排除の対象でしかない。そしてその排除の方法は目を覆いたくなる残虐さ。
大上の役割を受け継いだ日岡。その目的は暴力団の抗争をなくすこと。事実、呉原は微妙なバランスで平静を保っている。
この二人は組織の維持や権力・地位・利権などには興味を持たず、孤独である点は共通している。
日岡の正義である地域のバランスに、上林は突然降りてきた破壊神だ。破壊神にとっては破壊こそ正義だ。父と慕った五十子親分の仇を討つ「仁義」が彼の大義のように見えるが違う。組織の維持・発展のために無謀な抗争を諌めようとした五十子環を、何の躊躇いもなく撃ち殺してしまう。
物語はこの二人を軸に進むので、上林の狂気に焦点が行ってしまう。しかし組織の存続、権力の維持、欲望や利権に執着し翻弄される人間の愚かさ、恐ろしさが本当のテーマな気がする。
中村梅雀演じる刑事の「極道なんて可愛いもんだ。悪いことをすると公言して悪いことをする。本当にタチが悪いのは、自分は善を行なっていると信じて悪をなす連中だ」という意味のセリフが印象に残った。
大上なら堅気になりたがっている青年を危険な暴力団のスパイとして潜入させたりするだろうか?日岡も組織から離れた孤狼であることには違いないが、大上の精神までは引き継げなかった。犬になりさがってしまった。物語の最後に一瞬見た孤狼はもう二度と日岡には見えないのかもしれない。
役者さんたち、制作陣の熱さをすごく感じました。面白かったです。が、前作の役所広司の存在感の大きさを、改めて感じた作品でもありました。
期待はずれだった
予告で見た、松坂桃李演じる日岡は飢えた狼という感じでストイックさを出していたので、
期待感を持って見に行ったが、出だしからそれまでの空白の三年で何があったのか分からないままに話は進む。
最初の方はそれでも面白いと思えたが、
段々と日岡の不完全さ、未熟さを無理矢理、
自身の中で作り上げた正義によって補完しているのが見えてきた。
そして上林の登場は素晴らしい。
この映画は鈴木亮平の狂気によって支えられている映画だった。
もちろん主演の松坂桃李、脇を締める遠藤憲一こ演技は良かった。
一方で脚本に関して、前作でこれでもかと言うほどに刑事として、極道としての筋を通すと言うことの意味をちりばめ、正義とは何か?という奥行きのある脚本になっていたのに、
今回は上林一人に翻弄される、金によって弱体化した本部連中の違和感はすごかった。
曲がりなりにもそれまで極道やってる連中が、上林一人抑えられないなんてあり得ない。
なぜ抑えなかったのかは劇中出てくるが、
それなら尚更、他の舎弟衆も抑えられないって事。なのに終始、上林が攻めで組は守るのみという構造になっていて、違和感しかなかった。
平子という親父のために日岡を追っていたはずで、平子へのケジメをつけるという大義で動いていたはずが、最後はあっさり姐さん殺すし、
極道という筋を捨てて、ただの狂犬に成り下がったところも興醒め。
極道として、3流すぎてチンピラとチンピラ警察との喧嘩にチンタが巻き込まれて殺されたようなもん。
日岡が葬式の中で俺は犬になってしまったというセリフは個人的に好きで、これは警察の犬になったとかではなくて、狼だと思っていたのに所詮は犬だったという事を痛感したが故に言った台詞だと思う。
なのに、このシーンもそうだが全編通して西野七瀬の演技が下手すぎて心の底から感情移入出来なかった。これほどの映画に出れる器じゃない…。。。いったい彼女をキャスティングした理由は何なのか本当に理解不明。酷すぎる大根役者だった。
一方で、チンタの苦悩の部分は良かった。
また構成員の早乙女太一君はスタイリッシュでカッコ良かったね。
そして、最後の終わり方もうーん。。。
これは狼として生きる事を諦めきれない、
復活の兆し?あるいは偉大な先輩の魂を追っているシーンなのか、解釈に悩むが、
いずれにしても蛇足なシーンだった。
初代が名作という点を考慮せずにレビューしたとしても、お粗末な出来上がりです。
もう少し年数かけて丁寧にキャスティングと脚本作りをして欲しかった。
気になる点が…
前作が面白すぎてLevel2を楽しみにしておりました。見た目は強面にしても日岡のガミさんにまだまだ追いつけていない演技は素晴らしくて桃李くん凄い。次の日もう一度映画館に観に行きたくなる作品でした。
個人的に気になる点が…
・瀬島さんがトラックに轢かれる前の高架下?トンネル?のシーンでヤクザのような人(尾谷組の人?)が歩いて行ったような気がするのですが、その人物が瀬島さんを突き飛ばしたと解釈しているのですが皆さんどう思われますか?
・これは偶然なだけかもしれませんが、狼を見つけて木をかけわけて追いかけるシーンがスローモーションになり、前作の人混みをかきわけガミさんの遺体を確かめに行くシーンと重なりました。そのときもスローモーションだったので。これはたまたまだと思いますか?
レイトショーで観るものじゃないな笑
前編のガミさんは荒々しくて、なんとも言えない油臭さがあって
松坂桃李くんはそれに比べると見栄え綺麗。
鈴木亮平の激ヤバと、他もみなさんの熱演に
最初から最後まで心臓がバクバクしながら
手を握りしめ、変な汗をかきながら観ました。
凄い映画だ!!
みんなのバランスがとても良く
いつもは1人存在感を放ってる吉田鋼太郎さんが普通に見える程、みんな素晴らしかった
滝藤賢一さんの嫌な感じがまた良い
ただ、レイトショーで観る映画じゃないな
こりゃ寝れないぞ
チンタ役の村上虹郎君は今回はとても良い
日岡の相棒の中村梅雀さんに至っては優しい顔だもん。
中村獅童さん、前作より引き続き記者だったけどこの人こそヤクザでしょ!笑
なんと言っても鈴木亮平さんの熱演は
とても素晴らしい
普段は笑うと目尻にシワがより可愛く、優しい人なのに
ひとえがあんなに怖いと思わなかったわ
いつもなら、あんなに悪どい役柄みたらしばらくはその人を嫌いになるのに鈴木亮平さんに関してはアレはアレと観れる
その点ではガミさんの役所広司と同じ
全てその役柄の人って見えた
不思議とアントキノイノチ以来松坂桃李くん嫌いになったけど、今回で嫌いが少し消えて良かった。
ほんとは苦手なんだけどね
こんなハードボイルドな映画は
バイオレンスか。。
でも、前作も観てるので
今回も目を背けながら
最後まで観ました
前作より今作の方が
監督色が出てた感じがします。
前作は役所広司を観に行った感じ
今回は白石和彌監督の映画を観に行った感じです
よーさんのヤクザが亡くなったから
一之瀬が出所したら誰がお迎えいくのー
その頃にはもう今回よりももっと暴対が強化されてヤクザで食べれなくなってるやろね
前作では
どっきりびっくりくり◯◯◯
にビックリさせられたが
今回は
じゃんけんポン!
この監督はポン経験者か?
と思うほど日本で1番悪いやつらといいこれといい
シャブのシーンが強烈だった
だだ、ストーリー的に上林を泳がす意味が
あんなモンスター級のやつはさっさと捕まえないと怖いじゃない
しかも、ヤクザ同士のいざこざならまだわかるが
出所1発目の殺人は
刑務官の妹ですよ
即逮捕でしょ!!
その辺のストーリーはモンスター上林と一匹狼日岡を無理やり対峙させる感があったな
チンタの犬死もみたくない。
前作の展開を期待して見ると肩透かしを食らう
前作ラストで大上の遺志を受け継いで狼になった日岡が、ヤクザも警察上層部も相手取り駒にして暴れ散らす大立ち回りを期待していたんですが…
ただの安っぽいご都合アクション映画になってしまったなぁというのが正直な感想です。
上林の異常性をずっと描写すれば面白くなるのであればいいんですけど、最後まで上林は何も考えてないただの猟奇殺人犯ってだけでしたし、話の核が見えてこなかった。上林か怖い映画で終わりですよ。
上林の怖さすら、何度も腹に穴空けられて満身創痍で逃げてきて手錠までハメられてる日岡相手に日本刀持ちながらずっと仕留めきれず負けてる時点でもうお笑いでした。どんだけ弱いねんってツッコミ入れてましたよ。
そしてだめ押しのラスト謎の狼シーン。失笑です。エンドロール待たずに即立ち上がって出ました。
この映画で安いカーチェイスや格闘シーンが見たかったわけではないです。
前作の脚本と役所広司の演技で面白かった映画だったんだなと思ってしまいました。
期待の意味を込めて星4つ!
いや〜みたみた。鑑賞してよかったよかった!
ただ、やっぱりシリーズになると前作と比較してしまう
のです、、、そして、前作は主演、助演ともに最優秀賞をとったくらい、最高の演技を見せた役者さんのおかげで本当に最高の出来だったので、それを超えるか否か?とこちらも最初から期待しちゃう←よくないわ〜。
結果、やっぱり前作が良すぎたな!
前作観たのは去年ですが、もはやガミさん役の役所広司さんが凄すぎてー。そこに必死で喰らい付いていく日岡(松坂桃李さん)がまた良くて。登場人物も、いちいちカッコよくて。。。
インパクトが凄すぎたんでしょうね。白石監督万歳!
よくこのキャストで作ってくれました。ありがとうと感謝感謝でした。
とはいえ、本作も熱演、好演の連続でした。
前作から引き続き、日岡はカッコいいし、The鬼!The悪!の上林(鈴木亮平さん)は怖すぎるし。チンタ(村上虹郎さん)は見てるこっちを常にハラハラドキドキさせてくれる。日岡の新たな相棒の瀬島(中村梅雀さん)のなんともいえない存在感。などなど。みどころたくさん!
なんだけども、やはり前作の←しつこいw キャストが醸し出す重厚な雰囲気や色気、凄みなんかには敵わないのが、鑑賞中何度も思わずにはいられない。
ただ、大きい組織が手打ちして、ヤクザの世界も闘争からビジネスへと変化していく=ちょい大人しくなった感を出すためだったのかしら?とも思いました。
また、ある意味フレッシュで、まだまだこの生き残りキャストで作品が続きそう!と思わせてくれた!
しかし上林の極道ぶりがヤバすぎて、出てきて動くたびに恐怖。観賞後は、どうか◯ーさんには関わらずに人生を終えたい。とすら思わせるほど、893の世界は恐ろしい。仁義や、忠誠心。血の繋がりよりも深い師弟関係。
容赦ないシーンが今作もオンパレードでした。白石ワールド全開。
相変わらずの警察上層部のクソぶりも健在です。
まぁ、この映画を観ると警察にも◯ーさんにも絶対関わりたくないと思わされる。そもそも、世の中は自分の利益一番、損得で物事を選択、都合の悪い事は蓋しちゃう。みたいな人はゴロゴロいますが、それが力を持ってしまうとメチャクチャになるのですな。
レベル2でも十分楽しませてもらいました。
映画館でぜひ鑑賞をオススメします。
レベル3はさて、どんな日岡に会えるのか。そんでもって、次はどんな展開が待っているのか。私は鑑賞できるその日が既に待ち遠しい!!
舐めてた
前作は2回くらい劇場で観た。小説は買ったけど読んでない( •̄ .̱ •̄ )
キャスト発表されてガッカリして、前作は超えられんだろって観に行ったら面白かった!今回は泣きどころなかったけど。
倫也も大事なポジションで出るんでしょ?って思ってたから、そんな不満も無くなったくらい面白くてグロさがアップしてて最高だった。でも倫也と江口は出て欲しかったなぁ…。最終作には出るのかなぁ…
虹郎くんと梅雀さんは「あー、このタイプは死んじゃうんだろうな」って観てた。虹郎くん死ぬとしても目ん玉抉られて捨てられるのは酷すぎるよ。殺し屋イチ(原作)のエグさ思い出した。
梅雀ェェェェ。騙された。映画観ててそんな騙される事ないけど梅雀さんと宮崎美子には騙された。
邦画が好きで気になる映画を観に行くと松坂桃李が出てることが多くて、ファンに思われて、どこがカッコいいの?って思ってたけど、今回は初めて、え?松坂桃李カッコいいんだが!って思った。前作より役柄に貫禄でてたからかなぁ
筧美和子に似てるなって観てたら筧美和子だった。早乙女太一もそれ。
ガミさんいないんだもん面白くなるはずないだろって感じてたけど、すいませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!と思ってます。
やー…。鈴木亮平が松田優作タイプなのは感じでましたが、腹立つくらい嫌な役だった。松田優作そんなに知りませんけど。
檻で殺される俳優さん、いつも岩城滉一とごっちゃになるんです。吉田剛太なんとかって俳優は石橋蓮司みたいな死に方するんだろって観てたのに残念。
そしてかたせ梨乃。よくいるよねー、「あたしが一言言えばこの場は丸く収まるのよ」って女。鈴木亮平に殺されたのでスカッとした
なんとか七瀬もすごく良かった。虹郎と顔立ち似てるじゃんね。
寺島進の犬を引き継いで可愛がってた鈴木亮平の手下笑った
滝藤賢一の拳銃で桃李が鈴木亮平打つとこ、くっそ面白かった。ゲラゲラ笑った。
石橋蓮司があんなに鈴木亮平に慕われるとは。
トレカは音尾さん、チンタ、寺島進、刑務署の妹殺された人だった。音尾とチンタなら当たりだよね。
近々二度めも行くから、梅雀夫婦しっかり観とく。
本編観ながらlevel10までやってよ!って思ってたけど、次回でラストなの?
無理。つらすぎ。
面白かった。だがしかし…
前作が良かったので期待して観に来た。前半の陰惨な演出は良かった。特に松坂桃李と鈴木亮平は皆さんが評価するように好演となり賞賛したい。
…だがしかし、全体を通しての演出のトーンが安定してない。前半「仁義なき」シリーズへのオマージュが見られるが、怒涛の後半とのちぐはぐさに困惑。後半~ラストへのまとめ方が兎に角雑。監督、集中力が切れたかと思うほど。特に公安の罠にハメられたあたりは、ロクな伏線もなく都合が良すぎる作り話感も鼻につく。松坂をハメた公安の殺し方にも「え?」だった。そうするにしてもあんな見せ方はないわ。
何よりラストの松坂桃李が山で幻の狼と邂逅するファンタジーシーンには噴飯した。あれいる?本当にいる?帰りがけ他の人も同じことはなしてたわ。
兎にも角にも松坂桃李と鈴木亮平の演技に救われた映画だった。
それから、ボクは白石監督はなぜピエール瀧を再び起用しなかったのか?と憤慨している。前作のバイプレーヤーをなぜ出さなかった?ヘンな忖度感を感じてしまい白けた。これは暴力ヤクザ映画だろ?ひよるなよ白石監督!
西野七瀬が可愛すぎる
ピアノ教室の女の子がグラマーで良かったけど殺され方がグロすぎ‼️ちんたが薬を無理やり刺されるところはうわって声が出てしまった。さとうたくみの出番が少ないのが難点だわ!なあちゃん演技が上手いなカチコミシーンはかっこよか
個人的に思うのは・・・
令和の時代でも実際に起こってる抗争事件では一人一殺の拳銃が使われ余り一般市民は巻き込まれない。
しかし、世界に目を向けると普通に自爆テロ、ロケットランチャーを担いだタリバン兵がニュースとして目に飛び込んでくるから一般市民の恐怖は段違い。
日本はつくづく平和で治安が良い方だと思う。まあ、平和だからこそのサイコパスがたまに出てくるのだが。
だからこそ上林がカチコミに行く際、ダンプで組事務所に突っ込んでから手下に拳銃撃たせて一人ずつ殺って行く古いタイプを行ったが上林の性格的には相手の組事務所爆破とか一発で決めるタイプだと思う。
鈴木亮平さんは現在放映中のTOKYO MER喜多見役とのギャップがすごいが笑った表情は少し喜多見に見える。が、カリスマ性を持った怖さとガタイがいいので威圧感アリアリの圧倒的感がすごい。チンタ、管理官、新聞記者役はいい味出している演技だと思う。
個人的に思うのは1作目を見ていないで言うのも失礼な話ですが、日岡と1作目の大上は私だったら違う役者にするなと思った。
最後に日岡が管理官の拳銃奪って上林の顔面に撃つのは今迄の日岡の思いが表れている良いシーン。
孤狼の血が良すぎたのか?期待しすぎたのか?
役所広司さんが、はまり役すぎて素晴らしすぎたのかもしれません。松坂桃李さんも悪い訳では無いですが主役級てはなかったかな。個人的感想てすが、抗争相手の組との抗争ご中途半端な上に、いきなり鈴木亮平さんとのカーチェイスもなんか微妙。ラストシーンも無駄に長いしいる?意外と西野七瀬さんはいい演技でした。中村獅童さんが、こっちサイドにつくのも??俳優陣の良さが活かしきれていないのが残念。
2代目田中邦衛に感激!
最高でした!
吉田鋼太郎のたぬきオヤジには笑わせてもらえました!棺桶にかぶりつくあの写真はポスターにしてほしいです。
欲を言うならば、西野七瀬さんのおっぱいが見られるシーンがあったら良かったです。。。ダブルでも。。。
山城新伍は斎藤工が受け継ぐとは...熱い!
凶狼の眼、孤狼の闘い
待望の『孤狼の血』続編!
とにかく前作が、漢たちが魅せ、こんな映画が見たかった!と心底思わせ、その年のBEST級のみならず、日本映画久々に気合いの入った傑作力作であった。
となってくると、続編への期待も否応なしに高まる。
往年の数々のヤクザ映画がそうであったように、製作側の早くからの決定や観客の期待も含め、続編は必然だったのだ。
昭和の終わりの広島・呉原で激しい抗争を繰り広げた五十子会と尾谷組も、五十子会会長暗殺と双方の手打ちにより、事実上の終止符となった。
それを裏で仕切った刑事が居た。
日岡。
本作での日岡の変貌ぶりには、びっくりどっきりク○ト○ス!
3年前は、県警の内通=子犬としてやって来た、へなちょこ新人。一応エリートで、“広大”なんて呼ばれる始末…。
それが本作ではどうだろう。
真っ白から、グレーへ。
やさぐれ感や哀愁漂い始めた、ワイルドな漢に。
前作ではラストカットで初めて吸った煙草を初登場シーンからずっと、何度も何度も。そしてそれを点けるのは、あのライター。
亡き大上に代わり、暴力団と警察の双方を渡り、彼は彼のやり方で呉原の治安を守っていた。
が…
刑務所から一人のヤクザが出所。
その足で、“お世話”になった看守へある“恩返し”。
五十子会会長を慕っていた上林。
しかしこの男、ただのヤクザではない。
極悪、非道、冷血、凶悪、狂悪、狂気、狂犬、狂狼…思い付く言葉をどんなに並べたっていい。
まさか邦画で、ジョーカー並みの悪のカリスマ/ヴィランにお目に掛かれるとは…!
親分の仇を討つ為に、爆進する上林。その為なら邪魔な奴ら、保身や弱体化した五十子会の二代目や幹部でさえぶち殺し、ぶち壊していく。
上林の出現で、日岡が守ってきた治安は脆くも崩壊。新たな抗争の火蓋が切られる。
さらに、あるリークで日岡が五十子会会長の事件に関与していた事を知り、二人の闘いも避けられぬ運命に…。
前作は柚月裕子の小説を基にしていたが、今回は映画オリジナル・ストーリー。
その為少なからず否意見(前作の方が良かった、役所広司不在点など)も見受けられるが、個人的には何の何の!
作品的に掛けて言うなら、大上の意志を日岡を継いだように、今回も見応えたっぷり熱く魅せてくれた!
前作はベテランマル暴刑事と組んだ新人刑事がヤクザと闘う中で、成長し漢になっていく、THE王道な話であったが、今回はもっと王道も王道。
前作以上にさらに直球の、刑事vsヤクザ。
それを本当に言葉通り体現した、松坂桃李vs鈴木亮平!
松坂桃李のプレッシャーは相当なものだったろう。役所広司から主役を受け継ぎ、この作品を背負って立つ。存在感不足など断じてしてない。彼ならではの魅力の熱演。本当に素敵な役者になった。
そして、鈴木亮平。
前述もしたが、マジスゲェ…。あの強烈さ、迫力、インパクト…観た後暫く頭から離れないだろう。
『変態仮面』『俺物語!!』『ひとよ』と本当に同一役者ですか? 鈴木亮平の役の振り幅に驚かされる。
実力派でありながら、ほとんど映画賞とは無縁だったが、今回は総ナメだろう。『燃えよ剣』もあるし。私が映画賞に投票出来る立場だったら、ダントツ助演男優賞!
『孤狼の血』はアンサンブル劇でもある。
日岡の“S”、チンタが旨味のある役所でハラハラもさせ、若手実力派・村上虹郎が巧い。
その姉・真緒役で、西野七瀬が華を添える。
音尾琢真、滝藤賢一、中村獅童らは続投。
吉田剛太郎、寺島進、宇梶剛士ら“リアルヤクザ”。(←失礼!) さらには、“極妻”も!
そんな中、この世界観に似つかわしくない異色のキャスティングが、中村梅雀。日岡と組む定年間近の県警の警部補。2時間TVドラマで演じた当たり役の柔和な刑事役を彷彿させるけど、実は…。
前作以降も『止められるか、俺たちを』『凪待ち』『ひとよ』など高クオリティーの作品を手掛けてきた白石監督だが、やはりこの世界への“シャバ帰り”を待っていた!
死と隣り合わせで闘う漢たちの姿や生きざまを、熱く、荒々しく、ギラギラと活写。
痛々しいバイオレンス描写も容赦なく。
アクション・シーンやバトルシーンは前作増し。
特にクライマックスの日岡と上林の、カーアクションから肉弾戦の、血みどろの壮絶対決は圧巻…!
日本映画もやれば出来るじゃないか。
いや、それは白石監督の賜物か。
闘い切った両名にも拍手と労い。
上林の殺し方は異常。人のやり方ではない。
相手の眼をえぐり取る。
どうしたらこんな鬼畜の所業が出来るのか。
どうしたらこんな悪魔のような男が産まれたのか。
それは容易には想像出来る。
人の性格は、生まれや環境が形成する場合が多いという。
極貧、ごくつぶしの父親からの暴力、見て見ぬふりの母親…。
自分が死ぬ前に…。
「何見てんだ?」と、幼い頃、父親から。
「そんな眼で俺を見るな!」と、相手を殺す時、上林は狂ったように。
“眼”に対して異様な執着がある上林。
…と言うより、相手に“見られる”という事に何かしらの恐れがあるのではなかろうか。
だから、相手の眼を潰す。
鬼畜の所業、悪魔のような男の中に、一辺の人としての弱さや恐れを見た。
本作での日岡はボロボロ。
殴り蹴られは当たり前。
高い所からの落下、カークラッシュ、刃物や銃での負傷も一度や二度ではない。
って言うか、普通死ぬぞ…。
しかし、凄まじいまでの体力、精神力、時には知力を駆使して闘う。
ヤクザと、それ以外。
3年前の秘密を握り、窮地に追い込もうとするマスコミ。
それから、言うまでもない。ヤクザ以上の難敵と言って過言でもない、警察上層部。ネタバレになるので詳しくは言えないが、今回は自分が“してやられる”。
記者の高坂の怒号が辛辣。大上とアンタの正義は似て非なるもの。アンタの方が質が悪い。
では、誰が闘えばいいのだ? 一人の悪が野放しになっているこの呉原で。
騒ぎ立てるマスコミと、真意に欠けたその情報をただ聞いた我々はネット上で得意の誹謗中傷するだろう。
ヤクザと染まった悪徳刑事も居る。
が、日夜闘い続ける刑事たちの方こそ多い。
闘っても、通常の正義が通用しない“バケモノ”も時には現れる。
モラルの崩壊、何が正義か、善悪の境…。
言うなら言え。叩くなら叩け。
己の信ずる正義で闘い続ける。守ると受け継いだのだから。
狼となれ。
ラストエピソードがまた印象的。
ある地方に異動になった日岡の前に現れた“狼”。
本物か、幻か。
私の解釈は、あの狼は“あの人”。
今回の日岡の闘いぶりを、「よくやった。褒めちゃるけ」と労う為にーーー。
これにて今年の夏映画は終了。
今年の夏は、昨年観れなかった洋画大作をたっぷり堪能。
しかしそれらを抑え、今夏一番!…どころか、『ヤクザと家族』と並んで本年度のBEST級候補!
正直ヤクザ映画は不得意ジャンルだが、でも見始めると不思議としびれる。
今回はオリジナル・ストーリーだったが、柚月女史の原作は全3作。
となると、またまた期待してしまう。
だって、ラストの日岡の狼眼は死んではいないのだから。
全126件中、61~80件目を表示