孤狼の血 LEVEL2のレビュー・感想・評価
全416件中、81~100件目を表示
死神が骨の髄まで取り憑いている
日本のヴァイオレンス映画でここまで面白い作品はなかなかないんじゃないか、ってくらい最後の最後まで面白かった!
そして鈴木亮平が怖すぎた💦💦
単純に怖いって一言じゃ表せないくらいぶっ飛んでて狂気がにじみ出てる!
金も地位も名誉も何もかも関係なくぶっ壊していくのはアメコミでいうならジョーカーに近いですね!
こんな化物相手にほぼ一人で渡り合った松坂桃李もすごかった!
もしかしてレベル3もある、、、!?
怖い、、けど、、
前作から、3年後の世界。
前作を最近観たところなだけに、期待大で鑑賞。
成長した日岡、ワイルドになっててかっこいい。
とにかく鈴木亮平の狂気が怖い。
あかん人やん。この人はあかん人や、、
しかし、前作からの続きとしては、期待とそれた感覚がある。
前作に対して、今回はオカルト映画を鑑賞した気分。
面白かったんやけど、また違う面白さという印象。
もしも、もしも、続きがあるとしたら、音尾琢真はまた出そうだな。
悪魔の暴走はもはや天災
不穏な場面での上林の笑みが印象的。
2時間通して魅入っちゃいました。
日岡と上林の役が魅力的過ぎ!
上林が出所して直ぐに冷酷非道さを発揮。広島仁正会の元会長亡き後の平成から、事態は一変とし昭和へ逆戻り。
同組内でも構わず、暴れ狂う上林を誰にも止めることはできない。
日岡と警察、上林と広島仁正会。同組織内での対立、加えて尾谷組の一之瀬を裏切った日岡と尾谷組の関係。
見進めていくと、過去や裏の真実が顕になっていき、正義の中の悪、悪の中の悪を認識していくような感覚。
松坂桃李が良かった
レンタルDVDで鑑賞。
前作では演技に若干頼りなさを感じた松坂桃李だったが、本作での鬼気迫る演技は素晴らしかった。
前作では良くも悪くも役所広司が作品の柱になり、劇映画として作品全体をまとめていた印象。
もちろん彼の演技は素晴らしいんだけど、「仁義なき~」世代としては、作品のバランスが崩れるくらいの狂気が見たかったという物足りなさも感じたんだよね。
そんな柱を失った今作は、鈴木亮平の狂気に引っ張られる形で松坂桃李の演技もアクセル全開になっていく印象だった。
それでも何処か漂白された印象は受けるんだけど、それは役者陣でも制作陣でもなく、日本全体が小綺麗に整地されてしまったということで、「仁義なき~」のまだルールが整備され切っていない、あの薄暗くて乱暴な時代の空気感は今の日本にはないんだろうね。
あと、管理官役の滝藤賢一と公安の中村梅雀がなんだかんだで一番怖かったw
殺しも救助も鈴木亮平
鈴木亮平さんがものすごい俳優さんだということに気付かされた作品です。
ちょうどTBSのドラマ「東京MER」を観ていた時期だったので。
ドラマでは人の命を救いまくってて
映画では殺しまくってるっていう笑笑
真逆の人間を演じられる俳優さんこそ、最も優れた俳優さんだと思っています。
めちゃくちゃバイオレンスですのでそこだけお気をつけください。刺激が欲しいときにおすすめ。
紙一重の恐怖
昭和の近代ヤクザ映画を久々に観た印象ですね。
裏家業の怖さって一般市民には伝わってこないグロい殺しの恐怖があるからこそ、双方が真剣に殺し合うと思う。
それを笑顔の素敵な鈴木亮平がやるんだから想像以上の怖さを感じます。
あんなになよなよしてた日岡が‥
すっかりハクがついて。上さんの後を継いでいた。しかし一匹狼だった上さんとは違い、日岡は何でもいうこと聞くチンピラに仕事を頼んでいる。一番可哀想なのはチンタ。もー可哀想で可哀想で。。自分で決めた人生を自分で歩みたかったね。上林の猟奇的な狂いっぷりもまたよし。そんな生い立ちだったら歪むわな。むしろこっちも可哀想。最後は二人とも死ななすぎじゃない?
あんだけやってもまだのうのうと警察の仕事してる。またもや警察組織の闇をうまく描いた作品でした。白石監督すごい。
鈴木亮平独壇場
鈴木亮平の独壇場 何しでかすかわからない怖さ サイコパスが一番怖い 松坂桃李は荒削りな感じがまだ残されてるのがよかった 西野七瀬はミスキャスト それ以外はキャスティング◎ 常に緊張感があって長くても飽きない 暗い映像が東映ヤクザ映画感を醸し出してていい感じ
語尾に じゃ ってつけて
コンビニで買い物したくなるくらいよかったです!展開が早くて人があっさり〇〇○して鈴木亮平さんがトチ狂ってて面白かった。
ちょこちょこなんだかなぁな演技の人も登場しましたが、飽きずに最後まで楽しめました!ワンワン!
1に続き面白い
1の衝撃たるや、仁義なきのような人間臭さが現代っぽいのにも関わらず、
人間臭いのがたまらんかった。
役者冥利につきる映画だろう。
でも安っぽい、任侠映画とは1線を画すこの映画は本物。
2では、まぁ、芸能事務所のからみ、引いては、日本映画やTVドラマの悪い風習で
キャストやそれによる台本が残念な感じが多少あったが、
それでも制作側はよく頑張ったというかすごいと思った。
次もありそうだが、そういう日本芸能界の悪しき所と脚本は離してやって欲しい。
日本映画史に残る映画と言えば大げさかもしれないが、30年後に見ても面白いもの
であるのは間違いない作品。
次が最後なら、ジャニーズとか吉本とか絶対だめじゃけぇ。
役者の魂の臭い演技を引き出してくれーや。たのむけーの。
1.5から2.5へ進歩の悪人コンテスト。
前回の『孤狼の血』の評価は1.5
日本映画の誤り・・安っぽさ と書いた。
「日本アカデミー賞なるものにあらわれている。役所広司が主演で、松坂桃李は助演、それで賞がとれるなんて、お笑い沙汰だ。」というものだった。
そしてこうも書いた。「その内容は、民放の2時間ドラマで十分な内容だが、場面によってはテレビでは放映できないため、映画になったのだろう・・・ぐらいにしか理解できない。せっかく後半残り30分から盛り上がるべきものが、登場人物、役者が安っぽいため、なかなかクライマックになりきれない。見所がグロ・・というだけでは、あまりにも残念だ。」
基本的には、ああまり変わっていないが、前回よりも展開として進歩したかもしれない。
松坂桃李の広島弁も少しは上手になったし。でも、それが「新人」鈴木亮平に負けちゃぁいけんじゃろ。笑
内容としては、まぁ、いわば悪人コンテストのようなもん、誰が、広島一の悪人かを競いおーちょる。
日岡秀一(松坂桃李):まぁ、警察としては悪人じゃろね。でも、全体からすると薄まって・・・。
上林成浩(鈴木亮平):まぁ悪人よね。じゃが、今までのキャリアからやはり裏善人を感じてしまう。(役では「血と骨」になってしまっていて)
近田幸太(村上虹郎):ヤクザ映画では必須のチンピラ感にはやや遠い感じのいい感じの薄い悪人。もっと、チャラいチンピラになって欲しかった。
近田真緒(西野七瀬):芝居が浮きすぎて悪!下手。
橘雄馬(齊藤工):キャスティングが悪。
瀬島孝之(中村梅雀):何かあると思ったら、やはりあった悪の張本人。なのだが、そんな悪人の末路を素直に描きすぎて、これは悪。
嵯峨大輔(滝藤賢一):組織的悪。この俳優の逆テンションを効果的に使ったのはいいのだが、単発すぎて悪。
他の面々:悪を全然感じさせない、インテリジェンスで悪。中にビジネスヤクザあり。笑
ということで、悪人コンテストは不発かな。
終盤のカーチェイスも、タイマンアクションも、本筋には不要でしたね、これも悪。
そして、ほんとに最後の・・・日岡巡査の狼探し。悪を超えて失笑・苦笑。
悪人は、こんな映画を作った監督でしょ!
しかし、それを5本990円のレンタルでしか見ていない自分が最も悪人か。
全416件中、81~100件目を表示