マスカレード・ナイトのレビュー・感想・評価
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配置
最初場面がとびとびで展開するのでなんとなく混乱する。
が、クライマックスのシーンに至るまでのミスリードや二転三転する展開はなかなか面白かった。
特に麻生久美子さん、高岡早紀さん、木村佳乃さんが素晴らしい演技。
博多華丸さんが「青天をつけ」の西郷さんに続き演技力の高さを見せつける。(時系列的にはこちらの撮影が先か。)
ラストの犯人の動機は少しさらりと流された気がして消化不良。
この映画で目を見張るのはホテルのフロントのシーンの役者の配置。
これだけの豪華俳優をどの時間にフロントに出して、どういう位置関係でというようなややこしいものをよく整理していた。撮影大変だっただろうなと思った。
仮面を被る『お客さま』と犯人。
俳優さんのイメージ
本は発売当時に読んでいるはずですが……
色々と伏線が張り巡らされてました。あれもこれも……気が付かなかった…
後から「そういう事か?」気付き、してやられた。
みんな意味があるんですね。
誰でも、俳優さん女優さんの好き嫌いはあるでしょう。
イメージもあるでしょう。
このイメージは、犯人探しに邪魔になりました。
「まさか……」
新田刑事がホテルマンになりつつある変化。
山岸さんが、刑事的見解になりつつある変化。
シリーズ1からの変化が、とてもわかり易く、人って影響を受けて変わるんだな。と思いました。
それにしても、脇役の方々も良いキャラ演じてました。
友情出演(笑)も、流石です。
時計は正確な方が良いとは思います。3分進める私はダメですね。
前作は☆3だったが。
非常に退屈
平日の午前中鑑賞。そこそこの入場者。
期待しての鑑賞ですが、今ひとつでした。
冒頭の唐突なダンスシーン。
小刻みに転換する場面。
くどい繰り返しが落ち着きなく不快。
山岸と新田の関係が、前作以降どうなったのかも不明。
ラストシーンでもたいして進展も見えず、なんだかよく分からない。
フーダニットの意外性もなく、ホワイダニットの説得力もない。
犯人の興奮した自白シーンもなんだか不自然で気持ち悪かったです。
わざわざ劇場で観るほどではないかと思います。
最後までしっかり楽しめた。
25 次回作が観たい
ミステリーは映像化が難しいんだろうな
まず、前作に引き続き木村拓哉がカッコいいカッコ良すぎる!!
映像も綺麗。話している人間にフォーカスをあてられ、そうでない人間はぼかされている。
いい作品です。
ただ、レビュータイトルの通り映像化することである程度真犯人が分かってしまう。
キャストが全員主役級なのならどうだったか分からないですが、そんな映画を作れるほど今の映画会社は潤沢ではないだろうし各々の役者さんのスケジュール的にも無理でしょう。
小説であれば容姿が描かれていることはわかるが8割は自分の頭の中での人物であり、映像化されることによってその人物が視覚で捉えられてしまう。
ミステリー小説を原作にした映画の弱点でもありますよね。
但し、前作を見た方ならクスっと笑える演出もありますし見て損はないはずです。
でもやっぱりキムタクかっこいいな。
最高でした。
違うんだよなぁ
絶賛している人には悪いのですが。
やはり、主人公新田浩介は木村拓哉じゃないんだよなぁ。
若手刑事じゃないもん。
50のオジサンだもん。
しかも、知性を感じさせない木村拓哉ではミスキャストです。
帰国子女に見えないし、肌も黒すぎ。
小説を読んだ人にはオススメしません。
私はムリでした。
スラッと背が高くて品があって長澤まさみが隣でも釣り合いの取れる俳優は他にも沢山居るのに。
個人的には新田刑事の役は松坂桃李が良かった。
冒頭のダンスのシーンから「俺ってカッコいいだろ」と、言わんばかりの相変わらずの演技。
主演が演技で魅せられないから脇役まで豪華絢爛。
木村拓哉はカッコいいとは思いますが、もう50。
そろそろ年齢を考えて「俺ってカッコいいだろ」みたいな役は止めて演技力で魅せる渋い俳優になってほしい。
無理か。
今回も相変わらずの同じ感じで昔懐かしい「月9」を見ているようでした。
犯人はアッそうか。
そうなんですね。
女優陣の頑張りで最後まで見れました。
連れは寝てました。
前作の方がマシ
もうこれは正月映画にして欲しい
話題の映画
全てが過剰でまとまりがなかったのが残念
前作は楽しめたのだが、今作はイマイチだった
それは横で終始持ち込みの菓子を音を立てながら食べていた女二人連れの客に頭に来ていたからかもしれない。口開けて館内に響き渡るような音立てて物食うなよ、お前ら。犬猫畜生の類いか
冒頭のダンスシーンは結構見応えがあり、中村アンの美しさが際立つ。これは期待度さらに高まるか〜と思いきや彼女の出番は残念ながらここまで
物語の構成上、致し方無いかもしれないが、二作目にして既にマンネリ化したストーリー
走ってばかりのキムタク、随所でホテルのルールを蔑ろにする長澤まさみ、ニコニコしながら出番が増えて謎のキレものとしてのありがたみの無くなった小日向文世、消費者金融CMそのままに気合いを入れるだけの渡部篤郎、体型に負けないくらい達観しているも説教臭くなってる石橋凌
そこに加えて随所にスターがこれでもかと目白押しで配役を頭で整理するのが忙しく集中できない
誰が犯人なのかを推理しながら観るのが正しい見方なのだと思うが、登場者が多すぎて脚本もこなれてないのか、ドタバタ感だけが印象に残り、最後はちゃぶ台全部ひっくり返すような犯人登場、ネタバラシとその後に延々と続く説明セリフや取ってつけたようなダンスシーンに食傷気味
予告編向けの決め台詞的なものが多すぎで、それをキャストの人数の多さで目くらまし、どの人物にも感情移入できないまま映画終了となった
気楽に観られる上等な娯楽作
日本のサスペンス映画、とりわけ刑事ドラマはいい。演出脚本共にレベルが高く、容易に犯人をわからせないため観ていて飽きることがない。日本映画界はもっとサスペンスを作ってほしい。
そして、その演出に娯楽的なユーモアが入れば鬼に金棒。そんな映画だった。たとえば刑事とホテルマンの光と影の描写。敵対こそしないが、対立する考えを持った人間同士を端的に表す描写。私はこういうのが好きだ。真面目にサスペンスやっていないシーンではこういう「遊び」的な演出があるので、そこが良い。観ていて本当に楽しい。
あとはちょっと老けたキムタクの渋い魅力。昨今の若手俳優がほとんど中性的なイケメンである一方、昔のイケイケな感じに加齢が加わったキムタクは『危険な男』っぽく、刑事の役柄にぴったりだった。
ただ、前作ではキムタクと長澤まさみのデコボココンビが織りなす人間模様が魅力のひとつだった。今作でもそれは健在…と言いたいところだが、ちょっとパワーが落ちたような気も。前作ではキムタクの刑事の勘がホテルを救ったり、長澤まさみのホテルマンの姿勢が犯人の特定に至ったりと、まさに持ちつ持たれつの関係だった。
しかし今回はお互いに勝手がわかっているせいか、互いに積極的に相手の領域に侵入する。キムタクがホテルマンの立場を活かした捜査をぶち上げたり、長澤まさみが刑事よろしく怪しげな人間を追いかけたり。それ自体悪くはないのだが、前作のデコボココンビの方が好きだった。そこがちょっと残念。
あと、犯人の使ったトリックが前作とほぼ同じだったので、そこも不満か。しかし鑑賞中も鑑賞後も決して損な気持ちにはならないと思う。そんな良作。
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