「明石家さんまを隠せ!」マスカレード・ナイト kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
明石家さんまを隠せ!
前作での友情出演明石家さんまを確認するために復習。大竹という客の声だけは明らかにさんまだとわかった。今回もどこかにいるはずだと予想していたけど、誰でもすぐわかる仕掛けとなっていた。そこからはもう探す気はなくなりました・・・
ホテルマンのプライドと刑事のプライドがぶつかり合う今作。お客様の仮面を守ることと、客の仮面を剥がすこと。両者の矜持は相容れないものの、命を守ることは一致している。さらに、ロサンゼルスへの名誉ある栄転も絡んでくるし、ホテルマンの成長、潜入捜査刑事の成長もあったように思われます。
冒頭では魅惑的なタンゴのダンスシーン。キムタクと中村アンの相性もバッチリだったし、そこから本編の流れもすんなり受け入れられた。不倫のためにホテルを利用する客は前作にもあったし、語り尽くされているような気もする。たしか、新田刑事の設定では英語が堪能であるはずなのに、「ラブアフェア」がわからないというのは失敗。隠語というレベルではないだろう。
また、前作にも感じたのは登場人物が多いせいか、本事件以前の被害者や犯人が名前だけ(ちょっとだけ写真)しか登場しないので、捜査陣の会話では名前が空を飛び交うだけで置いてけぼりにされがち。それでも前作ではストーカーへの対応というエピソードが核心でもあり、納得できる内容だったが、今作では盗撮が重要であるのに残念な扱いでした。また、脅迫するなら警察にバレないようにするはずなのに・・・
インパクトの強いのは日下部(沢村一樹)のパート。ホテルが見合いの相手を世話する?って、そこまでするものかという疑問も。無理です!バラとスイートピーまでは良かったのに。
やっぱり麻生久美子は良かったです。ユルいキャラの印象が強かったし、今までのイメージを一新した感じでした。
こんにちは
「オリバーな犬」ですか!
私は時期外れの「パンケーキを毒見」するを今、見ました。公開当初に観ていたら、感想は変わっていただろうなあ、と思いながら見ましたよ。
もうエンタメでござい~とそっちに振れば良いのに、サスペンスとしては何の信憑性も無いFAXに食い付いてそれが成り立つように理由付けしてその通り進んだのが解せな過ぎました。