ザ・スイッチのレビュー・感想・評価
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異常なまでにメイクとファッションのセンスが完璧な中年殺人鬼が大暴れする一作。
ジャンルとしての「入れ替わりもの映画」とホラー映画、この両方のお約束的な要素をこれでもか、というほど混ぜ込んだ作品。いじめられキャラ的な女子高生と殺人鬼という、『ジュマンジ』(2017)以上にハードな組み合わせの入れ替わりという、ウケとアイデア勝負で一点突破を図った作品かと思っていました。
しかし殺人鬼の凶刃にかかる犠牲者の描写など、ホラー映画の定番要素を悪ノリとも言える勢いで連発する一方、社会における女性の生きづらさといった最先端の要素も織り込むなど、意外に作りが真面目だったりします(ビンズ・ボーンが女子高生の立ち振る舞いでこうした問題について名言をつぶやくあたり、笑ったり演出の絶妙さに感心したり)。
呪いの時間設定が…、とかちょっと不思議な設定になっているところもあったけど、やはり一番のツッコミどころは殺人鬼が宿ったキャスリン・ニュートンのファッションもメイクも完璧なところ。正体はごつい中年男性なのに、どこでそんな知識を仕入れたんだよ!という。
男女の心が入れ替わった後に、男が最初に行う仕草の演出は、洋の東西問わず共通なんだなー、ということを知ったのも収穫かも。
いい意味でB級映画
馬鹿大喜び(褒めてます)
似たようなドラマが最近有ったよねえ。
あちらも面白かったけど、馬鹿が喜ぶのは断然コッチです。(褒めてますってば)
公開がこの御時世で2ヶ月遅れたけど、そのお陰かいろんな劇場で公開されたようで、結果オーライなのかな?
地元の劇場はファミリー層が多くて滅多にホラーが掛らないんだが、近場で観れて良かった。
うん、やはり悪い事ばかりじゃない。
わりと昔から入れ替わりモノって有ったけど、こんなに強烈な映画はちょっと無かったよなあ。
もっとコメディ寄りの映画かと思っていたが、ガッツリとゴア描写が用意されていてホラー好きは大満足。大林宣彦監督は天国で怒ってるかも知れないが。(笑)
、、、。
と、絶賛したいとこなんだが大きな不満点が1つ有る。
ヒロインが可愛過ぎるのだ。
それの何がいけないと思うだろうが、ヒロインはナードやマイノリティ寄りの地味っ娘という設定なのだから、あんなブロンドの美少女じゃイカンだろう。
全然イジメられっ子には見えないよ。これなら開始5分で殺されそうな嫌味なセクシー系女子がヒロインの方が意外性が有って良かったんじゃないかなあ。
同じ理由でリメイク版の「キャリー」はまったく乗れなかったので、映画製作者は学園カースト舐めてるとしか思えません。
(あれ?何故だろう涙が。)
…。
まあ、アレだ。
製作側が良かれとした判断も、観る側にしてみれば全く的外れで白けさせてしまう事が有るって事だ。
映画って難しいね。
実は安心してみられる王道系ホラー
JKと殺人鬼の中身が入れ替わっちゃうホラーコメディ
殺人鬼が盗み出した怪しげなアイテムのせいで意図せずにJKと殺人鬼が入れ替わっちゃう。最初は双方とまどうんだけど結構まんざらでもなさそうで笑えた
お話の展開自体はよくあるホラー映画なんだけど殺人鬼のおっさん(JK)が悲鳴をあげて手足振り回してるだけなのに超怪力だったりJK(殺人鬼)が凄んで見せても素手だと弱かったり外見だけでなく入れ替わりの面白さがうまく表現されていた気がします
殺しの手法自体はけっこう残虐なんだけど肝心のグロシーンははっきり見せないところがホラー初心者でもちょっと安心
ホラー好きだけどグロ苦手の私も大丈夫でした笑笑
家族関係や将来に不安を抱えていた主人公JKが殺人鬼の中に入ることで強さの大切さに気づき人間として成長するってなんかいいなぁと思いました
最後に一言
JK(殺人鬼)メイクバッチリだし、お姉ちゃん?の部屋からイケイケなお洋服借りてきたり絶対女の子を楽しんでたよね笑
ビッチな言語センスといいブッチャー女子力高過ぎぃぃ
いや〜ホラーでした。
評価が分かれる作品
総評 3点にさせて戴きました。
ブッチャー演じるヴィンス・ヴォーンと、ミリー演じるキャスリン・ニュートンの演技が秀逸。
また殺人鬼ブッチャーの殺し方がエグい!
ストーリーも殺人鬼と女子高生が入れ替わるという設定。綾瀬はるかと高橋一生が主演したドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』と被るところがあるものの、24時間というタイムリミットと古代のナイフで相手を刺せば入れ替わるというシンプルな設定。
ホラーコメディとしては4点あげたい。
ただ品性的には少し下品な点(仕方ないか)と、万人受けしないだろうという点から総評3点とさせて戴きました。
総評 3点
※1日3本鑑賞してお尻が痛い。
当初この後コナン君を見ようと思っていたが、これにて断念。
2021/4/24 13:20-15:15
ホラー入門に最適、スラッシャーホラー映画へのオマージュに忠実な青春学園ラブコメディ
洋服屋に勤める母と警官の姉と3人暮らしの女子高生ミリーはいわゆるいじめられっ子。親友のナイラとジョシュ以外に心を打ち明けられず、開催が迫っている高校のホームカミングパーティにも出る気なし。そんな毎日を過ごしているミリーが住む街の話題は“ブリスフィールド・ブッチャー”と呼ばれる連続殺人鬼。ある日母校のアメフト部の応援の帰りに独りで母の迎えを待っていたミリーは得体の知れない男に突然襲われる。誰もいないスタジアムで短剣を肩に突き立てられたその瞬間に雷鳴が轟き、ミリーは意識を失ってしまう。翌朝ミリーが見知らぬ廃墟で目を覚ますとその身体は見知らぬおっさんの体。その頃ミリーの寝室で目覚めたのはもちろんブリスフィールド・ブッチャー。彼は新しく手に入れた体で心機一転更なる生贄を求めてブリスフィールド高校に向かう。
去年予告を観た時から楽しみにしていた学園スラッシャーホラーコメディ。監督は『ゾンビーワールドへようこそ』、『ハッピー・デス・デイ』、『〜2U』と学園を舞台にしたホラーコメディで傑作を連発しているクリストファー・ランドンなので、実に安心して身を委ねられる演出。今回全面的にオマージュを捧げられているのは『13日の金曜日』に代表されるスラッシャーホラーなので、危機管理意識が乏しいクズみたいな連中ばかりが次々に惨殺される様はとにかく爽快。ミリーが大好きな映画が『ピッチ・パーフェクト2』だとか、ミリーの体を手に入れたブッチャーが登校するシーンに『ケ・セラ・セラ』を流すとか時折放り込まれるシャレにもニヤリとさせられます。あくまでもベースがスラッシャーホラーなので『転校生』や『君の名は。』的な甘酸っぱさは控えめですが、とりあえず胸と股間を確認するというお約束はちゃんとやりますしそれ以上のオチもしっかり用意されています。体が入れ替わってからのサスペンスは意外と『フェイス/オフ』に似たテイスト、さりげない目配せでミリーの家庭が抱える問題も浮き彫りにしつつ、典型的な学園ヒエラルキーを鮮血に染めながら破壊するゴジラのようなブッチャーとミリーの対決にはちゃんとスラッシャーホラーに欠かせないオチがつく安心仕様。普通想像する結末とはちょっとテイストの違うエンディングにお腹いっぱいです。正直どんなにイヤな奴でも現実では誰一人死んで欲しくはないわけですが、映画の中なら話は別。死ねばいいのにと思った奴がキッチリ殺される映画がもたらすカタルシスのおかげで明日も頑張ろうという気力が湧いてきます。なんか最近気が滅入るなと思っている人には断然オススメの作品です。グロさも控え目ですのでホラー入門としても最適かと。
シリアルキラー
ミリーがブッチャー化してからの演技が大変好き。ファッションもカッコいいし、表情に納得ができる。やはり殺人鬼にはチェーンソーが似合うし、自分をナメた奴はきちんとやるべきだ。
ブッチャーがミリー化してからの演技も良かったが、字幕が気になった。映画の女性の台詞の翻訳全般に言えることである。ああいう女言葉を使うのは最早フィクションの中だけと常々思う。
最後の展開も予想はしていたが、自分の手足を使ってブッチャーにトドメをさすところに、ブッチャーがミリーになって彼女の「弱さ」を理解したように、ミリーがブッチャーになって彼の「強さ」も理解したのかな、と。
好きな台詞:
クソ、パーティーしたい
友達と観てきました。それなりに楽しめる内容でした。吹替は必ず知ってる声優で出して欲しいです!
見どころは映像。
グロテスクなシーンが沢山あり、そこが1番の見どころだと感じた。序盤のテンポも良く、すぐに作品に入り込むことができた。しかしストーリーに関しては、微妙だと思ってしまった。ありきたりな感じ、??
最後、殺人鬼は救急車の中で死んだんじゃないの、??
最悪な入れ替わり
B級に落ちきれない作品
もしかして私たち、入れ替わってる〜〜〜!?!?
と言われたら君の名はのようなキラキラした物語を想像するけどこれはちゃうねんて。
華のJKと中年殺人鬼が入れ替わっちゃうねん。
序盤はがっつりホラーだけど入れ替わりが起きてからコメディ感増してきて面白い。
JK役のキャスリン・ニュートンがかわいいのはもちろんだけどそれ以上に殺人鬼役のヴィンス・ヴォーンがかわいいのよ!
「ドッジボール」、「インターンシップ」といろんな映画でのあの人演技見てきたけど中身がJKになった役見たのは初めてで。笑
すごいきゃぴきゃぴしてて本人も演じてて楽しそうだなって思った。
作り的に他のホラー作品へのオマージュなのかなあと思うところが多々あってそういう面でもいろいろ発見があってスルメ感のある映画だね。
コロナ禍でいろんな映画延期されて映画館に足を運ぶ機会が減ってたけどこれは見てよかったなって思える作品だった。
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