「【"ワンアイディアコメディ・・じゃなかった青春ホラー。自分の弱さを克服する為に奮闘する女子高生の成長物語でもある。】」ザ・スイッチ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"ワンアイディアコメディ・・じゃなかった青春ホラー。自分の弱さを克服する為に奮闘する女子高生の成長物語でもある。】
- ミリーを演じたキャスリン・ニュートンと連続殺人鬼ブッチャーを演じたヴィンス・ヴォーンの入れ替わり振りが、面白い。
ミリーはブッチャーと身体が入れ替わった後、おどおどした感が無くなり(そりゃそうだ!)皆が振り向く目付きの鋭い美人になるし、ミリーの心が入ったブッチャーの女性の数々の仕草に脳内で、クスクス笑う・・。-
■感想
・冒頭で、ブッチャーの大量殺人鬼としての凶悪さをキチンと描いている所が、その後の奇想天外な展開を効果的にしている。
・妖刀、”ラ・ドーラ”によりブッチャーにミリーが殺された!かと思いきや・・。
ー ”12時間以内に・・”というタイムサスペンスの要素も組み込まれ・・。それにしても、ブッチャーが殺人鬼として生き返ったのは、妖刀の影響だよね?ー
・序盤、良く遅刻するミリーが、秘かに想いを寄せている男子の一言。
"時計は5分、進めておけ!いつか、助かる日が来る。"
この言葉が、最後半に効いてくる・・。
- 分かりやすいけれど、上手いなあ。-
・ミリーであるブッチャー(めんどくさいなあ・・)と、ミリーの憧れの男の子の車の中での、口づけ・・。
<父の死や、母のアルコール依存や、婦人警官として、バリバリ働く姉の姿等により、自信の無い人生を送って来た女子高生ミリーの、起死回生の殺人鬼との入れ替わり復元だけでなく、人間性成長を描いた青春ホラームービーである。>
NOBU様いつもありがとうございます😊
映画としては悪人の方が魅力が有りますよね。「フェイス オフ」みたいに。ラストのセリフが強烈でした。あれミリーが言いますか?
もしや・・・続篇かなあ・・・アメリカでは売れたんで。