クロスマネー
2018年製作/100分/スペイン
原題または英題:70 Binladens
スタッフ・キャスト
- 監督
- コルド・セラ
- 脚本
- ハビエル・エチャニス
- フアン・アントニオ・ヒル・ベンゴア
- アシエル・ゲリカエチェバリア
- 撮影
- ウナクス・メンディア
- 編集
- ジョス・マルティネス
- 美術
- モニカ・オーシン
- 音楽
- フェルナンド・ベラスケス
2018年製作/100分/スペイン
原題または英題:70 Binladens
こういう普通のおばさん(に見える)主人公が奮闘する話は好きだ。商業的には難しいのかもしれないが。
主人公のIQ値をあえて出さないほうが切れ者具合が際立ったんじゃないだろうか。典型的な銀行強盗ものかとおもったら予想外の展開が続くので意外と楽しめた。
彼女がなぜ子供を奪われたのか、その背景をもうちょっと描いたほうが共感できたのではないかと思う。
それにしてもなぜ銀行強盗はみなピザを頼むのか、映画「スペーストラベラーズ」でもみんなピザ頼んでたなぁ…。
主人公が好きになれない。いくら子供の為とはいってもブブーだ。しかも母というより祖母のように見える。とってつけたように後半年増がという言葉が出てきたが、子供の事も嘘かとずーっと思っていた。時々はへーと思う部分もあったが主人公が魅力無し。
銀行強盗に巻き込まれた天才女性詐欺師が、その知能と話術を使って強盗と対峙する物語。
詐欺師、知能犯、話術。粗暴な銀行強盗を翻弄する・・・そんな設定は興味深く、期待しての鑑賞でした。
しかし、残念ながらそこまで爽快な話ではなく、高いレベルのアイデアもなく、どちらかと言うと泥臭いお話となってしまいました。
期待の方向とは違いましたが、それはそれで面白く鑑賞出来たのですが、少し中途半端に感じたのも事実です。
IQの高さなどの設定を省いて、普通の女性の必死なアイデア・・・にした方が、映画としては面白かったかもしれません。
私的評価は、標準にしました。