映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコのレビュー・感想・評価
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「夢」がテーマとなる本作では、「すみっコぐらし」ならではの、ほのぼのと温かい世界観は健在。
前作では「とびだす絵本」で巻き起こる、すみっコたちの不思議な冒険を描いていましたが、本作では、「5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説によって「魔法の世界」で巻き起こる、すみっコたちの模様を描いています。
映画なのに、声を出さないで、書き文字の「セリフ」でボソッと話す「すみっコ」たちの世界観はとても斬新で、本作では前作を見ていない人でも分かるように、それぞれのキャラクターの紹介も、さり気なくキチンとされています。
井ノ原快彦と本上まなみによるナレーションのタイミングも良く、なかなか他に例を見ない微妙な良いバランスを「映画 すみっコぐらし」では描けていると思います。
前作より作画も何気にクオリティーが上がっていて、ユルいながらもかなり細かく配慮された作画で構成されています。
主題歌の「BUMP OF CHICKEN」による「Small world」も「すみっコ」たちの世界観に合っていて良かったです。
癒されるような優しい世界。こういう「すきま映画」のような存在は、なかなか脚本も含めて制作が難しいものですが、これからも育っていってほしい作品です。
☆☆☆★★★(やさぐれとんかつの姿に思わず★1つオマケ💧) ちょっ...
☆☆☆★★★(やさぐれとんかつの姿に思わず★1つオマケ💧)
ちょっとだけの感想。
前作は〝 大人が泣けるアニメ 〟として映画フアンの間で評判になりました。
正直に言ってしまうと。前作には及ばないものの、充分に楽しめるファンタジーアニメの佳作と言ったところでしようか。
今回で描かれる、すみっコ達の話はズバリ《夢》
作品全体の7割くらいは〝 夢を持って生きよう 〟との内容。
そして残りの3割が、すみっコ達の《友情》と。とかげ君を通した《母親との親子愛》
「何でもかなう人には《夢》がない!」
《夢》を持たない人生はつまらない。
例え良い事がなく辛い日々を送っていても、《夢》を見る事で耐えていける。
悲しい事が連続で起こった後に、ほんの僅かばかりの嬉しい出来事でどれだけ救われる思いか。
その先にある最大の喜びが(夢》 を叶える事。
だから皆んな勇気を持って《夢》を語ろう…とゆう話だったのだろうと感じた。
脚本の吉田玲子氏は、アニメ好きの人には有名な人のようで。確かにアニメには疎い私でも、その作品歴の中で何本かを観ており。思い返してみると、「なるほど!」と頷けるだけの秀作だらけでした。
推しメンはやっぱりしっぽ君なんですが、今回はやさぐれたとんかつ君の姿がおススメ(´Д` )
元々が小さなお子さん向けに作られたアニメでもある訳で。それが前作では大人が夢中になって観てしまっただけに、観る前からハードルを上げてしまいかねないのですが。ほのぼのとした原点に立ち返って、お子様向けにしているのはある意味で正解なのではないでしょうか。
楽しいファンタジーアニメでした。
2021年11月5日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン1
かわいい♡
仁義なき闘い
そのファンシーな外見からは想像もつかないエグい出自を持つ
脛に傷を持ちながらも、夢を追う者たち
と
なんでも叶える魔法…
が、上手く使えない魔法科っコの劣等生
が出会うとき
その夢叶わぬ苦しみを目にした魔法っコは…
「頑張っても夢が叶わないなら
死んでしまえば楽になるよね」(ナレーション:井ノ原快彦)
(言ってない)(直接は言ってないだけ)
そうだ寝込みに
アバダゲブラ
ゾルトラークで“救済”だ
夢とは?
願いとは?
生とは?
欠点とは?
個性とは?
本物の自分とは?
果たして、僕とは……何?
本邦を代表するダークファンタジーといえばまずベルセルク、次にちいかわが来る現代だが、本作はそれらとややずれてロシア文学みたいな「哲学」による猛襲を得意とする。
子供も観る作品でそんなものを作るのはどうなんだという反応は当然だが、同時に子供向けにやさしくまるくパッケージングしないと受け止められない題材でもあると思う。この緩さでやってくれるから哲学をエンタメとして摂取できるのであって、ここまで緩くしてくれないと鬱になってしまう。カレー作りの最中に納豆が合うと発見したのか、納豆を食べさせたいがためにカレーを極めたのか怪しいレベルの調和。自分としてはめちゃくちゃお気に入りの作品になってしまった。60分でこの満足感はありたがい。
ナレーションの井ノ原快彦さんも、1作目に比べて大変上手になられている。この2作目の「……~だよね。」は癖になる。
大人も全然楽しめる劇場シリーズなので、3作目が楽しみだ。
すみっしーと、とかげに涙!
ネッシーもどきのすみっしーと、とかげのシーンが強く記憶に残る映画、テーマは本当はここだと思う。
なんだか泣きそうになるかんじ、ちょっと感動、また見たい。
全体的にはほんわか厶ードですすみます、キヤラが可愛い。
アニメは旦那と担当を決めます、どちらがどのアニメに付き合うか…
プリキュア、アンパン、ゾロリなどは、必ずわたしの担当。
すみっコは前回がだんな、この映画はわたし。
前回の評判とてもいいですが、わたしは今回の好きです、前回見てませんが。
すみっしーと、とかげのエピソードに涙がにじみそうでした、胸がじんとしました。
レビュー見たら誰もすみっしーに触れてない。別の映画だったのか?と調べたが、やはりこの映画だった。
表テーマは夢だけど、一番描きたいのはすみっしーとトカゲ、だと思うんだけどな~。
親子の愛情と、みんなには言えない家族の事情、なかなか切ないです。あるある。
ほかのキャラの話も可愛かったですよ。ほっこりしたいときにおすすめ。果物でたとえるなら、みかんのような映画。
かわいい癒される
前作が良かっただけに期待はずれという感想が多かったのであまり期待せずに鑑賞
前作は号泣してしまった(笑)
今作はうるっとしたくらい
でも絵かわいいしどのキャラクターもやさしくてほっこりする
BUMPのエンディングも良かった
エンディングのクリスマスツリーに前作のひよこが出てきただけで感動(笑)
いろんなメッセージ性感じて素敵だった
すみっこって必ずしもネガティブなイメージだけじゃないよね。
寒いところが苦手なシロクマ。けど、暖かい服を着れば大丈夫。
残り物だけど、もう一回揚げなおせば大丈夫。
恥ずかしがりやの猫が抜け毛にモヤモヤしてても、コロコロでとれば大丈夫。
自分のコンプレックスに向き合って、工夫すれば自分のまま生きていけるよね。
自分の夢や理想を目指して、
この世界観みたいに、ゆっくりのんびり頑張っていこう。
夢がなくなったら…
実現しなくて悲しい思いもなくなって、ハッピーだと思ってた。
けど、消えた夢は彼らのアイデンティティーでもあったんだ。
一人では無理でも、みんなで一緒に協力すれば、乗り越えられる
また会えたらいいね。
夢を叶えていけたらいいね。
BUMP OF CHICKENのこの曲もいい!
「叶わないままの夢はどんな光より綺麗」ほんとにそれ。「変わりたいのに変われないから苦しくて
」でもきっと「僕は僕で良かった」そう思えたらいいんだよ。
何でも叶うのでそもそも夢がない
前作と比較してはならない
ほのぼの
すみっコ達の魅力がよく出ていました
いいんです、これで
ちびっ子たちに混じり鑑賞してまいりました。
前作の心抉られるような展開に涙が止まらなかったという記憶もあったので、少し覚悟していました。
結果、今作はそれほどでもなくほっとするようなどこか物足りなさも感じるような。
ですがいいんです、これで。
むしろ今作の方がすみっコぐらしの世界観をより実感できるような気がしました。
すみっコぐらしといえばキャラクターそれぞれが控えめで不器用で健気な夢を持っているところに魅力があります。
そして今作はそのすみっコたちの夢がテーマ。
皆それぞれお母さんと暮らしたいとか暖かいところで暮らしたいとか食べられたいとか、なんともいじらしくて一途な夢を抱いて生きている。いざその夢が叶うかもしれないという展開になったら、ファンとしては是非とも叶えてやってくれと言いたくなる一方、我々が愛してやまないすみっコたちのアイデンティティが失われてしまう。
結局、不器用ながらも一生懸命生きるすみっコたちだから彼らが大好きなのです。太っているとか自信がないとか通常欠点になってしまうところすら無いと物足りないと思わせるあたり、今作がいかにすみッコイズムを大切にしているか。切なさもありながらすごく暖かい気持ちになりました。
最後エンドロールを見て、大森監督始め夏目友人帳のスタッフの方がちらほら見受けられなんとなく納得でした。あの原作をどこまでも尊重しながら優しいちょっと切ない世界観を出す感じ、夏目が好きな方にももしかしたら刺さるかもしれません。
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