シークレット・ランナー
2020年製作/91分/アメリカ
原題または英題:Last Moment of Clarity
スタッフ・キャスト
- 監督
- コリン・クリッセル
- ジェームズ・クリッセル
- 製作
- スティーブン・イスラエル
- アンドリュー・レビタス
- 製作総指揮
- ジョナサン・ガードナー
- アラン・ローブ
- 脚本
- コリン・クリッセル
- ジェームズ・クリッセル
- 撮影
- アンドリュー・ホイーラー
- 美術
- マイケル・フィッツジェラルド
- 音楽
- ベンジャミン・パトリック
2020年製作/91分/アメリカ
原題または英題:Last Moment of Clarity
ありますが(マフィアから身を潜めている割には3年間何も無し、かたやスクリーンデビューしてるなど)、ラスト、やはり双方、今の相手を選ぶよなと。中々面白かった。マフィアのパシャは笑顔が怖いが、もう少しマフィアの怖さを発揮させてほしかったし、ブライアン・コックスの出番ももう少しほしかった。サマラは美しい。
殺されたと思っていた女性をスクリーンで見つけた男性が、彼女を取り戻す旅に出る物語。
ファンタジー或はサイコのような作風かと想像しましたが、思いのほか現実的なお話でした。
彼女を探す旅は中盤まで。あっさりと再会した後は、マフィアとの攻防に移ります。
彼女を探す旅に期待感が大きかったため、この展開は失望感を強く持ちました。
また、細かいディティールが詰め切れていない印象なのもマイナス。
マフィアから逃げて、名前まで変えたのにスクリーンデビューする女性。
主人公の存在に気付いているのに、復讐せずに長年放置するマフィア。
マフィアの存在に気付き調査もしているのに、復讐せずに長年放置する主人公。
女性のスクリーンデビューなら整形したことにするとか、納得感のある設定も難しくなかったように思えます。
序盤、パブの店長がとても良い存在感を出していて、映画全体の期待感も高まっただけに、少し残念に思えた映画でした。