「戦後の日本国憲法の作成について日米がやり合う。」日本独立 カル―ステ・ガルベンキヤンさんの映画レビュー(感想・評価)
戦後の日本国憲法の作成について日米がやり合う。
映画の話しの前に言っておきたいことがある。中学時代の社会の授業で先生から「日本国憲法の前文を丸暗記して、みんなの前で読み上げること」と言う課題が出された。私は無事、読み上げた。しかし、日本語として不自然な部分があることに気づいた。
例えば「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」は「公正と信義を信頼して」のほうが、日本語として正しいと思った。他にもおかしな部分があり、やっつけ仕事のように思った。
ここから映画についての本題だが、日本政府とGHQがそれぞれの思惑で憲法を作った影響が上記の前文などに出ているのではないか。
日本政府は「独立国として、再軍備を行うのは当たり前。自国を守れない国などない。例えば、永世中立のスイスでさえ国民皆兵ではないか」と再軍備を含んだ憲法を作ろうとする。
対してGHQは「再軍備はさせない。また、ソ連が参加する極東委員会が迫っているので、できるだけ早く憲法を作りたい。ソ連に横やりを入れられたくない」と言う事情があり、日本側にとにかく早く作れ!と命令してくる。
ストーリーは吉田茂外相と白洲次郎を中心に進んでいく。結局、GHQのごり押しが通り平和憲法が完成する。白洲次郎が「また、負けた(戦争に負け、憲法制定でも負けた、と言う意味)」と言う発言が印象的。
また、マッカーサーがアメリカに帰国後、「ドイツ人や欧米人の年齢は45才だが、日本人の年齢は12才だ」と言った。まぁ、12才のガキが45才の大人にケンカを売って勝てるはずないわなw 真珠湾攻撃の宣戦布告が、確か時差の関係で遅れてアメリカを激怒させたし、補給を軽んじ、食料などは現地調達。最終的には「神風特攻隊」で若者を無駄死にさせるし。マスゴミは「平和への祈り」みたいなことをほざいているが、東南アジアで戦死した兵隊の遺骨の回収は戦後80年以上経ってもできてないし。お前らマスゴミどもがボランティアで行けや。
それと、今も日本は太平洋戦争の時と変わらないよ。平気で過労死させるし、兵庫県の知事みたいにパワハラするし。戦時中、上官が兵隊を殴れば殴るほど強くなるみたいなバカなことを言ってたのと同じだよ。
加えて、たまたま『太平洋戦争 日本語諜報戦』と言う本に、日本軍は兵隊が日記や家族への手紙などを当たり前のように書くなど行動規律が甘く、アメリカの日本語解読兵に簡単に秘密が筒抜けになってた。これは、マリアナ沖海戦での日本の大敗や山本五十六連合艦隊司令長官の撃墜につながった。ご存知、「マリワナの七面鳥撃ち」ね。
日本がバカなのは「日本語は難しい言葉なので、解読されることが無い」と考えていたからで、アメリカは兵士に対し、相手に情報を与えないように日記などは書かせないとしていたことなど、情報の扱いが全く違っていたことも大きい。
ちなみに、1950年の朝鮮戦争は全く触れられていないので、特需景気やアメリカが自衛隊を急に創設することは全く触れられていない。自衛隊=軍隊だけどね。
それと、今、戦闘機などの兵器を見たら「戦争反対!」とほざいているバカがいるが、大バカである。日本は戦争などできない。大きな理由は二つ。1:日本は石油などの天然資源がほとんど無い。2:食料自給率が低い。年(とし)によって違うが、40%以下。おまけに今はコメ不足。他の野菜などの価格も上がり放題。自称・平和主義者どもはご飯を食べずに戦えると思っているのか?ついでに、太平洋戦争を行った経緯も勉強しろ!過去から学ばずして未来は無い!