ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価
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喪失と再生の物語
傷ついた人が新しく生きるための映画です。
今まで向き合うことを避けていた記憶がある方には、癒しの映画となります。美しい瀬戸内海を疾走する赤いサーブ。西島さんが人生に向き合うことの大切さを伝えてくれる映画です。三浦透子さんのぶっきらぼうな演技も味がありました。お二人が海辺でタバコを吸うシーンには静かな感動がありました。ジンデヨンさんの穏やかな笑みをたたえた演技も素晴らしかったです。この映画を3時間見ることで私自身も癒されました。ありがとうございました。
また、韓国や台湾の方も役者となったことでアジアの方と一緒に生きることの大切さが伝わって来ました。ありがとうございました。
昨年八月の公開日に観ました。今年二月に又観ました。何度観てもつまら...
カサラベテスじゃなかった!
監督がジョンカサベテスの影響を語っていたので、もっと似てると思っていたら似てなかった!はるかにテンポがいい!無駄がない!モンテ・ヘルマンの果てしなき旅に似てるかも。
次回はハードルが上がるかもしれませんが、ダラっとした作品でも観たい!必ず観に行く!
深い映画です。
死者の弔い方
世界観が見事でした
多言語の芝居はアリでした
新しい表現法で死に対する喪失と立ち直りを描いていて、3時間を感じさせない映画
でも広島→北海道往復は少々キツ過ぎないか
濱口監督作品は数本観ましたが、肌が合うというか、ストレスなく鑑賞できる作品が多いです。
今作はわりかしストレートなエピや配置が多く(主人公夫婦の距離感、多言語演劇の距離感、距離感が破綻してる岡田君との対比、演目と心情のシンクロ等)、それらを慎重に重ねていっての、また意外なほどにエモーショナルなラストに驚きました。
全てがストーリーに奉仕し、素晴らしく緻密です。ただ私は「偶然と想像」の抜け感が好きですね。
私は5作品?位しか観てないのですが、今作は今までの監督作品の印象的なシーンがアレンジを変えて登場しています。北海道での主人公の達観は震災のドキュメントにも関わってた監督の思いも感じます(引きの画の倒壊したままと再建した住宅の対比も震災を想起させる)。朗読は「偶然と想像」、岡田君と主人公の車がすれ違うシーンは「The Depth」のラストを想起させます。あれは最高にかっこいい。岡田君のキャラもdepthの子とちょっと似てるかも。
またこれは邪推ですが、岡田くんのエピは「寝ても覚めても」の主人公コンビのリアルの顛末も多少入ってるんでは…とは思いました。
村上小説一編を読み終えた満腹感
正直なところ
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