ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価
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過大評価
私の感想としては、綺麗な熱帯魚の水槽を眺めているとフワフワとして眠たくなってくるようなそんな映画です。
見慣れないデザインの真っ赤な車
舞台俳優と脚本家の夫妻
妻の不倫の謎
短気な子供っぽい俳優
謎の運転手
手話を含めた多言語劇
ワーニャ伯父さん
‥
社会的時代的背景を感じさせないフワフワした世界の中にいろいろ詰め込まれています。
不自然な存在感の有りすぎる赤いサーブは若干滑稽にすら感じます。
生き残ってしまった者の傷と再生が一番のテーマでしょうか?本作のように色々な要素を組み込んで焦点が拡散するくらいなら、もっと削ぎ落としたほうが良いです。
役者さんたちの演技も下手ではありませんが、心を掴まれ惹き込まれるような場面は訪れませんでした。
ワーニャ伯父さんを演ずることや妻の名前を通して、傷つけない主人公と神との関係性を描いているのは面白いと思いました。
西島も大変だな、あんなに長いセリフ覚えて
24時間観てられる。
これぞ、チェーホフ。を、感じながら村上春樹さんを愉しめる贅沢な作品。とても楽しめました。
人生は、どこを切り取ってもドラマがある。だけど、ドラマには必ず続きがある。だから生きてる限り、続いていくし、続けるしか無い。その終わりが来る時まで。
脚本の妙。よく読みこんでいるのでしょうね。人種や天災をこれみよがしに絡めなくても人が持つ背景の中に見えるものの表現が素晴らしく。監督の愛を感じる作品だった。
原作のテイストはそのままに、設定を少しずつ変えながらワーニャ伯父さんとの対比は、その場で舞台を観てるかのような楽しさがありました。
人の人生を紐解く時はどんなに境遇が違っても必ず共鳴できる時があるなぁと、その時間を大切にしたいものです。
三浦透子よりも
この映画が話題になって、先ず気になったのは
三浦透子。
ん❓この字面見たことあるぞ⁉️
あ💡「天気の子」でRADWIMPSとコラボしてた娘だ‼️
役者やってたんだー、どんな子やろ❓
それで観に行きました。
しかし1回目、上映15分前に『完売』‼️😩
まぢかー、完売初めて見たー😭
ウチの親父が、トムハーディの「マッドマックス」で直前に完売になったの笑ってたバチが当たったー😱
気を取り直して2回目。
今度は上映30分前着でもう半分埋まってた😅
入ったらジジババが多くて、いつになくうるさい💢
仮面ライダーの上映前と変わらんし😩
あー、いきなりベッドシーンですか。
村上春樹っぽいわー(←あまり知らない人)
ストーリー的に「永い言い訳」を思い出す。
西島に愛人はいませんでしたが😅
あの作品は中々キツかった💦
はぁー、この娘が三浦透子かぁー
小池栄子に似てますねー
淡々とした役の中で存在感抜群でした👍
そんな三浦透子よりも、
西島の妻、
霧島れいかが気になって仕方なかった😳
別にベッドシーンが多いからじゃない‼️
基本ベッドシーンは好きじゃない👊
ちゃんとストーリーも触れなきゃ💦
常に妻が読み上げる演劇のセリフが、
それを聞く夫西島のリアルとリンクしてたり、
妻の語る夢もリンクしてるのか❓とか、
展開が夢中にさせてくれる。
脚本=監督の成功例。
広島⇔北海道2日間で可能なの❓
少なくともオレにはキビシイ😩
あ、そーだ。
サンルーフの喫煙シーンは
これからずっと語られ擦られる名シーン👍
長いドライブの先に見えて来るもの
長い映画、終わらない旅、辛い経験や幸せな経験をして始めて人間は生きる意味を知る、そして死んでいく
主人公は妻を亡くし、本心、妻から逃げ続け、
長い旅と出会いを、経験する先に本当の自分の本心に気づく
主人公は出会う人々にそれぞれなぜここに来たのかを問う
自分自身の生きる意味を見出したい理由もあるだろうし、自分がどう生きてきたのか、これからどう生きたいのか知りたいのだと思う
無意識のうちに妻の本心から逃げ、妻に他に秘密があったのではないかと感じていたのは主人公だけでなく観客の我々もだ
長い映画は好きではないが、2時間半、人と物語を信じずに鑑賞していた自分を見つめ直し、ラスト20分で生きる意味を教えてくれるこの映画と脚本には優秀な映画賞がお似合いだ
追記
軽くて幼稚な役にあいかわらず岡田将生は似合いすぎだ
また急な吉田大八監督の出演に驚いた
この作品でいいんじゃない?!
封切り時はタイミングが合わず、かつ長さに恐れをなして観過ごしてましたが、色々なショーレースに名前が上がってきて自他ともに認めるミーハー映画ファンとしては観ないわけにはいかないと上映館を探して観ました。
3時間、集中して観るため水分は最小限に、かつ身体を冷やさないように万全の体調で臨みました。(でも残念ながら3人くらい途中で席を立たれてました。)しかしながらそんな心配も取り越し苦労でした。ゆったりと流れるストーリー展開にもかかわらず長さを感じさせないいい映画でした。
ミステリアスな妻『音(霧島れいかさん)』
彼女の裏の顔、秘め事(なんだかPG12だなぁ)を知った上で決して許されることではないのですが『家福悠介(西島秀俊さん)』は見て見ぬふりをしてしまいます。許したのではなく今の生活を途切れさせたくない一心から。でもそれが原因で『音』を死に至らしめることとなり心に深い傷を負ったまま数年が経ち、演劇祭の舞台演出を受け持ち広島に愛車のサーブで出かけます。
ここでまた寡黙でミステリアスな専属ドライバー『みさき(三浦透子さん)』との不思議な関係が続きます。途中で現れる若手俳優の『高槻(岡田将生さん)』とのこれまた不思議な関係がとても意味深です。
『あすなろ白書』でキムタクと脇役を演じた西島さん、もう30年も前のドラマですね!
しばらく見ない時期がありましたがここのところ、話題作に出ずっぱりで目が離せない俳優さんの一人です。テレビドラマもほとんど休みなく出られ、映画化された作品にも数多く出演、CMでも見ない日がないほどたくさんのメーカーのお仕事を引き受けられています。
濃いシチューを作ったあとJOYで手洗いも、パナソニックの食洗器も使えるできた夫、部屋のにおいにはファブリーズして髪についたにおいにはメリットでシャンプーを!完璧です!!(出過ぎじゃない?!)でもそれだけ引っ張りだこなこともうなづける人を惹きつける人柄というかキャラが見事です。
ヒロインの三浦透子さんも『天気の子』でRADWINMPSの野田洋次郎さんとコラボした新人アーティストだとばかり思っていてCD買おうとしたこともありましたが、こんなにいい女優さんだとは全く知りませんでした。WiKiで調べるまでは田畑智子さんの年の離れた妹さんかと思ってたくらいです。彼女の演技、悠介と同じような黒いものを胸の中に持ったまま生きているヒロイン、素晴らしかったですね。
岡田将生さん、最近は見た目とキャラ被り(?)の『間宮祥太朗』さんに勢いで抜かれつつあるような気がしてましたが、先日観た『さんかく窓~』でのミステリアスな役柄とは違うものの今回も不思議なキャラを持った『音』と『悠介』との間でさまよう非常に重要な役どころでした。サーブの後部座席でのアップでの独白、見ものでした!
人間誰も触れたくないもの、触れられないもの、そんなものを抱えながら生きている姿に共感する部分もあり、でももっと違った解釈・展開ができるのではないかなどと考えさせられた作品でした。
みさきが(おそらく悠介から譲り受けたサーブで)韓国生活を謳歌しているらしい(?)エンディングはなんだかこれも不思議な感覚ではありましたが何か光が見えたようで少し安心した次第です。
おまけの様で申し訳ありませんが手話で語られた『パク・ユリム』さん、とても素敵な女優さんだと思いました。よかったです。
賞レースで話題になる映画が何ぞやと思う(『パラサイト』ではそう思ってしまいました)反面今回のアカデミー賞は『ドライブ・マイ・カー』でいいと思いますがいかがでしょうか?!
これはロードムービーではないと思うが…
破滅とリスタート
これが脚本賞?
公開後、割とすぐに見た。観終わって、台本が悪いと思った。性行為の最中に物語を口走るという設定が、まず変。それを性行為の相手から聞いて台本を作るというのも「?」。なんだかな~。それと最後の自動車走らせて広島から北海道まで往復してゆっくり考えるというのも、ありえない、と。そしたら、カンヌは脚本賞、アカデミー候補! えー! よくわからん。ま、私の趣味や理解力は、その程度なんだな。がっくり。 ただ、最後の自動車走らせて北海道ー広島往復、3日間でやりとげるのは、無理です。命がけで飛ばすなら、やれないことはないでしょう。ゆっくり考えるようなドライブでは、不可能です。できるもんなら監督さん、やってみてください。
車内での沈黙の姿リアルでした。 車内で二人きりの時って、 楽しく会...
村上春樹ってだけで海外でも受けるんですね 僕はまっぴらごめんだけど
なんの知識もなかったんで何が起こったのかわからないうちに話が進み、終わってみれば3時間
後で知ったんですが、”ハッピーアワー”の監督じゃないですか
あの5時間越えのインディーズ映画を元町映画館でイッキ観した苦痛を思い出したよ
あの映画よりましだったけど、カットする事を知らないのかな
いや、疲れました
テーマは1つなのに、まあ延々とよくやる
これはエンディングで知った
村上春樹の短編なのか
どうりで内容が薄い
短編を3時間ひっぱったのか
ノーベル賞でいつも話題になる村上春樹
実は一つも読んでない
”ノルウェーの森”を映画で見たくらい
自分には合わなかったなあ
まあ、春樹オタクには楽しかったんだろうなあ
カンヌで評判が良かったのは村上春樹のおかげでしょう
最初から文学臭いセリフ回しがくさいくさい
知らないものには西島秀俊がベッドシーンでそんなセリフを吐くもんだから心配になってたら、いつのまにかいつもの西島君になっとるやん
どうなってんの
演劇の多言語はなんなん?
いきなりで理解するのに時間がかかったしね
なるほどなるほど、手話まで言語として取り入れるのかぁ・・・まではわかる
で、なんの意味があんのかな?
原作読んでる文学オタクがしたり顔で高評価しそうです
村上春樹の文学って、この映画だけしかわかりませんが、生きることとか愛とか個人的な事が多いんでしょうかね
えらい真剣に生きてる特別な人に焦点をあててもね、人それぞれだから
真剣すぎるとしんどいだけだと思うんだけどね
人間なんて、そんな特別な物ですか
生まれて生きて死ぬだけの泡みたいな物ですよ
知らないことは知らないままでいいし、勘違いも思い込めば強い
時間とともに記憶も薄れる
そのうち順番が来ればなにもかも放り出して自分が死にますよ
自分が納得いくまで突き詰めたり、整理しないと気が済まないのが文学なら
僕はまっぴら御免です
とりあえず
文学の評価はわかりませんが、映画としてどうなん?
て考えると・・・
あかんやろ、こんなん
原作は読んでいなかったけど、村上春樹の世界にもう一つフィルターが加わった感じ
多分映画館で観ないと、眠くなってつまらなく感じちゃう映画かなと思って見に行ってよかった。
この映画のメッセージは、どの国の誰にでも当てはまることで、それが海外からの共感を得ているんだと思う。
見終わったあと、1日中、考えてしまった。
大事な人を失った喪失感。でもその人の知らなかった部分を見てしまう。
自分は本当に愛されていたのか、その人にとって自分はなんだったのか、聞いてみたくてももう聞けない。
その喪失感にずっと追われている。
どんなに近くにいたとしても 全てを知ることなんて出来ないし、知らないままでいることの方が幸せだったりする。
答えは、自分の中にあるのかもしれないけど、ずっとそれを覗けないまま、ずっとずっと心に蓋をして暮らしていく。
予想できない展開が何度も続き、チェーホフの劇中劇と彼女が作り出したストーリーが入り混じって、
そこにロードムービーが加わり、今までにない感覚だったところが新鮮だった。
このずっと後を引く感覚は、村上春樹の世界観。原作を読んでみようと思う。
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