ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!のレビュー・感想・評価
全12件を表示
映画として評価するか、ビル&テッドとして評価するか…
タイトルどおり。
ぶっちゃけ、映画としては全然。駄作中の駄作。
適当の極み。
そしてビル&テッドの映画としては…最高!
この適当何でもありがビル&テッド!
なので、楽しい人には楽しい。
つまらない人にはつまらない。
それでいい、それがこの映画。
個人的にはバンドメンバーを探すときのモーツァルトとジミヘンの掛け合いが良かった。
チェイサーキャラがあれなのは、まあ、制作陣が影響受けたからだろうね…笑
世界を一つにする音楽。そして、映画
まさかまさかまさか!
29年ぶりのシリーズ3作目!
何年か前にチラッと聞いてはいたが、本当に作られるとは…!
ファンはキアヌの『ジョン・ウィック4』や『マトリックス4』より驚き。
いや、一番驚いているのはキアヌとアレックスの当人たちかもしれない。
でも、ビル&テッドは至って変わらず。…と言うか、問題か。
“彼らの音楽が世界を救う”。
そう予言されながらも曲を作れずにいる“ワイルド・スタリオンズ”。
人気になったのも結局あの時だけ。すぐに人気は落ち、メンバーは辞めていき、死神も脱退。
愛する中世のプリンセス妻たちとも離婚危機。
彼らの唯一のファンは、彼らの娘たち、ティアとビリーだけ。
すっかり落ち目の中年に…。
そんな2人の前に、久し振りに未来人現る。あのルーファスの娘。
彼女に連れられ、未来へ。そこで“偉大なリーダー”から衝撃の事実を聞かされる。
後77分25秒で世界が消滅。それを回避するには、“世界を一つにする曲”を作り、午後7時17分までにMP46という場所で演奏しなければならない…!
現代で、時空が歪み、異常が発生し始めている…!
さあ、どうする…!?
29年も曲を作れないでいたのに、いきなり後77分でなんて無理。
…そうだ!
未来の俺たちなら世界を救う音楽を完成させているはず。
手っ取り早くゲット…つまりは自分たちからパクろうと、お馴染み電話ボックス型タイムマシンでタイムスリップ。
ところが行く先々で、未来の自分たちとトラブル。
さらにそこへ未来からやって来たのは、“命を狙う殺人ロボット”。2人を亡き者にしようとするある陰謀が…。
一方その頃、2人の娘は父親たちの曲作りを手助けしようと、何て親孝行。
その方法は、かつて父親たちがやったのとクリソツ。
時空旅行して、歴史上の偉大なミュージシャンを連れてきて、最強バンドを作る。
ジミヘン、ルイ・アームストロング、モーツァルト、本人役のラッパーのキッド・カディ…。
バンド版アベンジャーズ!?
果たして、“世界を一つにする音楽”を作る事は出来るのか…!?
29年経っても変わらぬこのバカバカしさやノリは、涙ちょちょ切れるほど。
あらすじから分かる通り、父親たち、娘たちの時空旅行が交錯して展開。でも、その内容はだいぶ違う。
父親たちの方は未来へ、ドタバタ劇。
娘たちの方は過去へ、しっかりスカウト旅。
実は途中で何となく分かってきた。未来から告げられた“午後7時17分、PM46、プレストン&ローガン”の意味。そして本作が次の世代へ継承する物語である事も…。
中年になってもおバカ丸出し。
おバカ発言連発の今の自分たちもさることながら、ぶっ飛び悪ノリは未来の自分たち。
特殊メイクで、長髪&髭、筋肉ムキムキ、果てはヨボヨボ爺さん。
正直アレックス・ウィンターはほとんど見掛けてなかったが、前作後山あり谷ありあったもののスターとなったキアヌのコメディ快演を見れるのは嬉しい。
プリンセス妻たちやテッド・パパの続投、お約束のミッシーネタも。
新顔では、2人の娘たちを演じたフレッシュな若手が魅力。そして大活躍!
それから、殺人ロボットの“デニス・ケイレブ・マッコイ”。実は意外と…。
そして待ってました! 忘れちゃいけない、死神! 何だか2人と確執あったみたいだけど、“世界を一つにする音楽”を作る為に果たして…?
CG技術は遥かに進歩。時空旅行や未来世界や世界危機の描写は“A級大作並み”。良かったね、ビル&テッド。
ここから、ネタバレ。
“世界を一つにする音楽”を作ったのは実は、娘たち。
娘たちが中心となり、偉人ミュージシャンたちが演奏。それを父親たちが世界・過去・未来へ届ける。
皆が一丸となって作った“世界を一つにする音楽”。
クライマックス・シーンはその音楽の力、高揚感、ライブ感、壮大な映像…それらが相まって、荘厳で感動すらした。
最新作リリースに合わせて、シリーズ一気見。
今、必要なのは彼らかも。
彼らの音楽と笑い、ラブ&ピースが世界を救う!
エンドロールの最後まで観るべし
伝説のロックバンド、ワイルド・スタリオンズの全盛期から29年、夫婦一緒に4人でセラピーを受けるという仲の良さだが、二人の前にタイムマインで突然現れたルーファスの娘に700年後に連れて行かれ、77分の間に世界を救う音楽を作れと命令される。29年間曲が作れなかったのに77分間で作れるわけがない、ということで早々に諦めて2020年の数年後、既に曲を作った自分達から曲を奪おうと考える。一方、父親が連れて行かれた二人の娘、BとTは、タイムマシンを借りて、ジミヘン、ルイ・アームストロング、モーツアルト、中国、アフリカ、その他世界中から歴史上の天才音楽家を集める。最後には娘2人のサンプリング技術でみんなの音が一つになり、世界中の人々が楽器を手に音楽を奏でて平和が訪れる、という話。
「ビルとテッドの大冒険」「~地獄旅行」を見てなくても分からなくないようにしてあり、電話ボックスがタイムマシンだったり、ボーガス、死神など有名なモチーフ以外に、「ステーション」など見ていないと分からない言葉は少しに留めてある。
ビルとテッドの娘が大活躍で、50代の自分達が主役として単純に活躍を続けるのではなく、次の世代に引き渡したという感じ。テッドの娘が父親によく似ていて面白い。
私以外に老人男性が一人いただけ、その人はエンドロール途中で出て行ったが、エンドロール後におまけ(というか続き?)の映像があった。
カトちゃんケンちゃんの時空旅行!死神はいかりや長介で!
こういう映画って友人や恋人への試金石になるんです。どこで笑ってどこでつまんなそうにしていたかっていうのでその人の性格がわかりますよね。あの刑務所のシーンは今年最高のくだらなさで泣いて笑ってしまいました。あと、ブリジット・ランディ・ペインのアホ姿勢、最高だった!!
音楽は世界を救う
すごくバカバカしいやり取りばかりなのに、観ててなんとなく納得して話が進んでくのすごい。脚本がメチャ良いの。
「音楽やってる人は、こういうこと言ったりやったりしそう」というのを、キアヌ・リーブスとアレックス・ウィンターがやり切ってるのもいい。何故か娘ふたりもパパを尊重してるのも良かった。
父親二人がふざけたことやってる裏で、娘二人が理想のバンドメンバーを集めてくのいいよね。ジミ・ヘンドリックス、ルイ・アームストロング、モーツァルトとどんどん時代を飛ばして過去にいくの良かった。音楽のことほとんど知らないから解らないんだけど「こりゃ、理想のバンドなんだろな」っていう気がしたよ。
父親二人が未来へ行って、自分たちが作るであろう世界を一つにする曲を探すんだけど「これ整合性どうすんだろ?」となって面白いのね。結局、整合をとったような、とらないような感じなんだけど、ここを投げっぱなしで許される雰囲気のつくりもいい。
アレックス・ウインターがおじいちゃんになった自分に会って、おじいちゃんと
散々ガッカリさせてゴメン
そんなことない。いつも最高だった
ってやるところがメチャ好きだったの。
何かやるとき、どこかで自分に期待するよね。でも、そううまくいかなくて、自分で自分にガッカリしちゃうときもある。それでも、もう一人の自分が「最高だったよ」って言うのがいい。言わなきゃいけないね。
最後いよいよ世界を救う演奏だっていうときに、娘二人の曲が選ばれて「私たちサンプリングしてるだけだよ」っていうのも良かった。名作って、だいたいサンプリングからくるよね。そこに少しのオリジナリティがのって名作になる。
この作品、続編なんだね。前作の内容がチョイチョイ入ってくるから、知らずに観てると置いていかれるところもあるけど、大勢には影響ないから、いいね。
でも、面白かったから、前作、前々作も観ようと思ったよ。
This is the story of the most excellent dads. 人生の主人公
世の中には万人にオススメできる名作と、人にはあまりオススメしないけど個人的に大好きな作品があります。「ビルとテッド」は確実に後者です。
知ってる人は知っている「ビルとテッドの大冒険」。キアヌ・リーブスが好きなので観ていた・・・っと言っても観たのは、この「3」の製作が決まってからなのでけっこう最近の事だったりするのですが、前作から29年経っても変わらないユルユルクオリティです。でも、過去へ行って音楽の偉人を集めたり、地獄へ行ったり、死神が再登場したりと過去作へのリスペクトが溢れています。作った人達が好きだったとしか思えない❗
29年経ってもビルとテッドは仲良しです。「地獄旅行」の時には二人揃ってプロポーズしていたのが、今回は二人揃って夫婦カウンセリングって‼️ビルの娘の名前がティア、テッドの娘の名前がビリーって、もうどんだけ仲良しやねん‼️っと言ってもこの二人が仲良しなのがビルとテッドの醍醐味でもあるんですけどね。
ずっと変わらなかったビルとテッドでも未来に行ったら変わる変わる。5年後でテッドがお腹が出てたと思いきや、それより未来では刑務所の中ではザンギエフになってるし!いくらなんでも変わり過ぎでしょう。でも、どんな未来になっても二人一緒なのは変わらない要素ですね。
で、この二人の娘達も良かったんですよね。テッドの娘ビリーを演じたブリジット・ランディ=ペインは動きがテッドそのもの‼️過去作をよく研究してます。そして、ビルの娘のサマラ・ウィーヴィングはあのヒューゴ・ウィーヴィングの姪っ子さん‼️俳優の家系なんですね。ちょっとだけですが、フー・ファイターズのデイヴ・グロールも出てきたり・・・ってデイヴあんなに大きい家に住んでんだ⁉️
ビルとテッドは最終的に娘達が世界を救う音楽を作る事に気が付き、自分達の使命と思っていた事を娘達に任せます。これってずっと自分達が人生の主人公だったのが娘達に主人公を引き継いだ瞬間なんですよね。おバカおバカと言われ続けていた二人でも、世代交代することで成長して自分を受け入れて大人になったんですね。うんうん😢
・・・と思いきや最後の最後でまだまだギターをかき鳴らすお爺ちゃんだった二人。ビルとテッドは永遠でした✨
あえての駄作!!!!???
あえての駄作!!!!???
余裕ゆえのあえての駄作!!!???とか思ってしまったようなどうなのか。(笑)
余裕っていいなみたいな。(笑)(笑)
期待してみた人をあざ笑うてきな。(笑)(笑)
すみません。見てしまいました。(笑)
一本とられました。(笑)(笑)的な。(笑)(笑)
ジジイになってもギターを弾いていたい!
やっぱりギターはいいよね。未来においてギターがズラッと並んでるシーンでは思わず涎が落ちるほどでした(水色のセミアコが好き)。前作から29年も経ったけど、ワイルドスタリオンのCDは酷評ばかり。それでもビルとテッドは結婚式で自己陶酔する風変わりな演奏を披露する。娘たちは喜んでいたけど、他の人たちは雑音にしか聞こえない。バグパイプとかテルミンでノリノリなんだけど♪また、『私をくいとめて』を観た直後だっただけに、“ホーメイ”には驚いた。
未来と現在を行ったり来たりというパターンは過去作を踏襲しているが、ビルとテッドの娘二人ビリーとティアが過去に戻って有名ミュージシャンをバンドメンバーとして集めてくる展開が秀逸。ジミヘン、サッチモ、モーツァルトetc.さすがにアフリカの古代人を誘うところでは思わず笑ってしまう・・・
くだらないストーリーなのに音楽愛に満ち溢れ、人種の多様性にも驚かされる。ロボットには笑えないけど、死神のベースだらけの部屋は笑えるなぁ。演じてるウィリアム・サドラーも前作からの続投。5弦ベースが光っていた。
ゆるい時空SF作品ながらもクライマックスではバンドメン総結集が描かれ、音楽映画好きの人なら感涙モノでもあります。娘二人もビル&テッドのバディ遺伝子を受け継いでいて、才能を発揮する。まぁ、本編だけだと感動も普通クラスなのですが、何歳になっても相棒(dude)とギターを弾きたい!と思わせるエンドロール後の映像にちょっと涙。
けっこうよかった
1作目、2作目を見て予習したところどちらもとてもつまらなかったので、非常に不安だったのだけどけっこうおもしろい。チンピラが初老のクズになっていたのがとてもいい。前のは歴史上の人物がロボトミー手術でも受けたのかと思うほど、主人公の言いなりだったのだけど、娘たちがきちんと交渉して連れまわし、人格がちゃんとしている。ただ、あのメンツではジミヘンは活躍できないのではないだろうか。ハードロックよりも冒頭のビルとテッドの前衛的な演奏がとてもよかったので、あれで世界を救ってほしい。
余計な事を考えずバカになって楽しめる映画
前作はだいぶ前にキアヌリーブスが好きな祖父と自宅で見た記憶。この作品のドンピシャな世代でもなければ前作の記憶も殆どないがまぁそれなりに楽しめるとは思う。
もちろん前作見てればもっと楽しめることには違いないがあまり前作の知識がなくてもそこまで本編に大きく関わる事はない。というのもこの作品は何か深い意味だったり事情があるわけではなく、単に目に映るものを感性で楽しむような作品に感じる。
個人的にはキアヌリーブスとA.ウィンターのいい年したおっさんが全力でバカな事をしてるところが見ていて楽しめた。
娘役の子達も所々ぎこちなかったり、ドラゴンボールのフリーザみたいなロボット。(デニスだったかな?)死神、そして過去からL.アームストロング、J.ヘンドリックス、モーツァルト等々といった音楽の異人達を連れてくるバカげた発想も個人的には好きだった。役者も頑張って似せにいってて笑えた。
声が漏れちゃうほど笑う事はなかったが、頭を空っぽにしてそして世界規模で大変な年であったこの年末にバカになって色んなところを忘れて楽しめるコメディ映画ではあった。
史上最高にユルいキアヌ
30年越しのまさかの続編ということと
まあ洋画は今貴重なんで観賞
ビルとテッドの大冒険は大昔に観たことがあって
突然渡された電話ボックス型タイムマシンで
歴史上の人物に宿題を手伝わせるというしょーもない
作品でしたが案外タイムトリップ設定を生かして
面白い作品だった印象があります
キアヌ・リーブスも出世作として思い入れが
あったんだなと思うばかり
感想としては
・特に毒っ気もなくフツー
・驚くほどヒネりのないシナリオ
・けっこう出てくる過去作設定
・30年前のチープな感じもそのまま
・とにかくユルいキアヌを愛でられるかどうか
・ビミョーな世界を救う音楽
といった感じで
まあ待望の続編…と言うわけでもないので
こんなもんかなーという感じでした
前作までで未来からの予言通りロックスターとして
大成功したビルとテッドの「ワイルド・スタリオンズ」
しかしそれも過去の話で今や鳴かず飛ばず
娘らは応援してくれるが父にはもう働けとなじられ
自分たちももう諦めようかと思っていたところで
700年後の未来から来た使者によって
時空が歪んで滅びるあと77分後(映画の尺か?)までに
世界を音楽で救うようにと唐突に使命を受けます
とはいえ世界を救う音楽なんてノーアイデア状態の
ビルとテッドなので
「世界を救えているなら未来の自分らが作った曲があるはず」
というなんだそりゃそいう予想のもとに電話ボックスから
未来の自分らを訪ねていきます
しかしそんな依頼をした未来人達は二人を信用しておらす
存在を抹消した方が世界が救われるにではという予想を立て
暗殺ロボットをけしかけるむちゃくちゃさ
それに反対だった使者が二人に知らせに現世にやって来た
ところで様子を見ていたビルとテッドの娘達がその音楽を
演奏するためのメンバーを使者のタイムマシンを使い
並行して集めてきますが暗殺ロボが過って
メンバーごとレーザーで殺してしまい地獄に行ってしまいます
ビルとテッドはとりあえず少しずつ未来の自分らを
追いますが離婚していたり投獄されてマッチョになっていたり
散々でちっとも音楽が見つかりませんでしたが
老人になった時代に来るとようやくそれが見つかったところで
暗殺ロボットがやってきて娘らを殺してしまったと
告白を受けると助け出すために自分たちも地獄に行きますが
その際に音楽入りのUSBメモリ(2050年代でまだ使ってたのか)
も壊してしまいます
そして地獄で娘らに再開し地獄の奥底に行くと
前作でバンドを組んだがケンカして別れてしまった死神が
一人でいる所を見つけ禍根を捨て仲直りすると
バンドメンバーらと一緒にアッサリ現世に戻って来ます
しかし音楽入りのUSBメモリは壊してしまったので
どうするかというところでそもそも曲を演奏するのが
自分達じゃなくて娘らなのだと気がつき
見事に演奏は成功され時空が戻りハッピーエンド
というものでした
…とまあ話的にはふーんとしか言えない感じで
ひねりもないものでしたがここまただのユルいおじさん
キャラで通すキアヌも初めてじゃないでしょうか
ルイ・アームストロングやジミヘンもソックリだったし
フー・ファイターズのデイブ・グロールがカメオで
出てきたり画面は色々面白い作品ではありました
最後の曲があんまりしっくりこない感じでしたが
特に歌詞もないので最近では珍しく字幕と吹替どちらも
やってますが吹替観るほうがいいかもしれません
前作が好きだった人には懐かしんで観られる作品だと思いますが
新規にはどうなんでしょうw
全12件を表示