ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!のレビュー・感想・評価
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時空旅行にさあ出発しよう
シリーズ未鑑賞で観ましたが意外と面白い作品でした。娘二人が大活躍する物語です。
完成度をうんぬん言わないで単純に楽しむ作品でも良いという皆さんは
是非映画館で🎦
この映画で世界を救え!
こんなご時世だからこそ観るべき映画だ。
このビルとテッド〜シリーズは一見おバカな2人組がドタバタする空っぽな映画かと思いきや、その根底には超絶ポジティブなエネルギーが全開で流れており、どんな困難にもめげずに立ち向かっていくというのが最大の魅力。観る人全てを元気にさせてくれるのではと思いたくなる楽しい作品だ。
今作でもそのポジティブさは受け継がれ、最高にエクセレントなエンディングを体験できる。
個人的にはやはりあの地獄が最高!てゆーか地獄でさえも楽しい空間になってしまうのがこのシリーズの凄い所だ!
前2作を観ていれば当然楽しさは倍増だが、未見でも全然楽しめるはず。
前作から30年近くたっているので当然オリジナルメンバーはみんな老けてしまっているものの、そこに新たなメンバーもバランスよく溶け込んでおり、何と言ってもタイムトラベルものって未来や過去に行ったり来たりでゴタついてしまいそうなものを見事にまとめている監督の手腕も素晴らしい。
何も先が見えない不安な今のこのご時世、この映画を観ている間だけはビルとテッドと一緒にそんな不安や嫌な事は忘れられるのは間違いない!
みんなで一緒にこのエクセレントな世界を楽しもう!
ステーション!!
【”音楽は時空を超えて世界を救う!”タイムトラベル・シュールコメディ。キアヌ・リーブスは30年間もハリウッドトップスターに君臨しているのだから、たまには軽いタッチのコミカル映画も良いじゃない?】
ーストーリーは、おバカ過ぎて(褒めてます)割愛。
◆Cautoin
但し、今作は若き頃からのキアヌ・リーブスを愛し、寛容な心持をお持ちの方にのみ、お勧めしたい作品である・・。-
■冒頭の印象的なシーン
・前作で、ロックスターの頂点に上り詰めた筈のビル(アレックス・ウィンター:近年は、ドキュメンタリー映画を手掛け、高く評価されているらしい・・)とテッド(キアヌ・リーブス)の「ワイルド・スタリオンズ」は、30年経って、人気失墜。
ビルとテッドが、二人とはイロイロ複雑な関係のテッドの弟ディーコンと二人の義母だったこともあるミッシーの結婚式で披露した曲がオカシイ。
- いやあ、テルミン演奏風景を久しぶりに見たよ、テッド。バグパイプも吹くんだね。ビルに至っては、”ホーミー”で歌っている・・。斬新すぎるでしょう! これを二人が大真面目に演奏しているのだから・・、クスクス。 -
・彼らの妻、1400年からお連れした、プリンセス・ジョアンナ&プリンセス・エリザベスとたちとテッドとビルのカウンセリングシーンもオカシイ。
- 幾ら、二人の仲が良いからって、それはまずいんじゃない?-
・そこに突然現れるタイムマシン。現れ出でたるは・・、あのルーファスの娘だった・・。(あー、良かった、1.2作の内容をサクッとぐぐっておいて。だって、年代的に見てないからね・・。)
ここからは、ジェットコースターに乗ったように、物語は凄いスピードで進行する。2720年に電話ボックス型タイムマシンで連れて行かれ、偉大な女リーダーから、”77分以内に”世界を救う曲”を作れ!”と、ビルとテッドは言われ・・。
・二人の娘、ティア(ビルの娘:サマラ・ウィービング)とビリー(テッドの娘:ブリジット・ランディ=ペイン:「ガラスの城の約束」以来である。大きくなったなあ・・。)も協力し、ジミ・ヘンドリックス、モーツァルト、アームストロング・・、果ては2000年前の中国の笛の名手リン・ルン、古代人の、動物の骨でドラミングするグロムまで巻き込んでいく・・。
・ビルとテッドも未来に行って、未来の自分達から曲を得ようと、大奮闘。様々な未来の二人は刑務所に入っていて、筋肉ムキムキだったり、テッドのお腹がぷよぷよだったり・・、老人ホームに入っていたり・・。クスクス。
◆魅力的なキャラクター二人
1.暗殺者の間抜けなロボット、デニス”ケイレブ”マッコイ。(アンソニー・キャリガン)
コヤツガ、ロボットなのに、非常に人間臭くて、クスクス。間違って、皆を殺してしまい、罪の意識で一緒に地獄へ・・。
2.死神(ウィリアム・サドラー)
ベースに拘る男・・。レッドホットチリペッパーズのベーシスト、フリーに激似だなあ・・、と思っていたら、
”あ、そうか!フリーが”死神”をまねていたのだ!”と気付く・・。
<【音楽は、時空を超えて、世界を救う!】
歴史上の人物も多数出演の、面白き、トンでもムービー。クスクス。
客電が灯るまで、席を立ってはいけませんよ・・。
ビルとテッドの、”ロックンロール魂”溢れるシーンが待っています・・。>
音楽が世界を救う
世界を救う音楽を作れないまま長い時間を過ごしたビルとテッド。タイムリミットが迫り時空は崩壊を始め…。
29年ぶりのシリーズ最新作。相変わらずのノリと雰囲気で懐かしい気持ちが強く、終盤の何だか凄く高揚する盛り上がりに思わず感動しました。
音楽が世界を救うと言うメッセージをふざけながらも真面目に描いているのも良いし、何よりキアヌの娘役のブリジット・ランディ=ペインが若い頃のキアヌの演技をかなり模倣して演技しているのがとても良かったです。
【もう一度、音楽を世界に】
本当は、コメディだし、シリアスな場面もないし、時代も地域も超えて音楽で地球を救うというのは、良い話だけれど、それが伝わってるとは、なかなか言い難いので、本来は点数は高くできないけど、高スコアをつけさせてもらいました。
理由はいくつかあって、
ひとつは、昨今のデモに一定の効果はあるにしても、デモにデモで対抗すると暴力が生まれたり、デモを隠れ蓑にして、略奪したり、偽装破壊工作をしたりする輩が出てきたり、結構悲しい場面に遭遇したりする。
それで、今、音楽でメッセージを届けるような活動に光が当たっても良いのではないかと考えたりしていたからだ。
もうひとつ、今日、世界一受けたい授業で、ジョン・レノンのメッセージ性の高い楽曲に共感する若者が増えているというという話をしていたことだ。
1984年、ブームタウンラッツのボブ・ゲルドフが、アフリカの貧困を救おうとバンド・エイドの活動を始めた。
曲は、「Do they know it’s Christmas?」
もともとブリティッシュロックとアイリッシュロックのバンドが中心になって始めたチャリティー活動だったが、これは、翌年の、マイケル・ジャクソンの呼びかけで始まった、「We are the World」のUSAフォー・アフリカのチャリティー、そして、映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも取り上げられたチャリティーライブ「ライブ・エイド」に繋がっていく。
今、世界はコロナで大変だし、世界の分断は深刻だ。
香港の民主派への弾圧、中国のウイグル族、モンゴル族、チベット族への弾圧、アメリカの白人至上主義、ロシアの旧ソ連邦共和国への政治介入、ヨーロッパの大衆迎合主義、日本でも差別や分断を煽るようなことはある。
コロナで多くのミュージシャンやアーティストがひと所に集まるのは、現在は難しい。
でも、近い将来、コロナが収まるタイミングで、ワクチンがなかなか行き届かない国に、これを届けるようなチャリティー・メッセージや、差別や分断を逆の方に引き戻すようなキャンペーン・メッセージを歌に乗せて、ミュージシャンが何かやってくれないだろうかと、僕は今、すごく思うのだ。
一人一人の言葉は大切だ。
#のTwitterデモもひとつのチョイスだ。
グレタさんの勇気も重要だ。
コロナ禍の下でのウェブのリレーメッセージは、参加型であることは良いけど、どこか高揚感には欠ける気がする。
映画にも似たようなメッセージは乗せることは出来るし、実際に、そうした映画は沢山ある。
僕は、そうした映画を観て、感動しがちな方だ。
でも、ちょっとくどい時がある…というか、多い。
しかし、音楽は、たった5分から10分くらいの歌に、単純でクリア、そして、力強いメッセージを乗せることが出来るし、最初にメッセージに共感出来なかった人を音でか惹きつけることや、ライブでは更に高揚感を与えられるし、反対側にいる人からの攻撃や受け付けない、頑強さもあるように感じるのだ。
それに、幸いなことに、利己主義的だったり、差別や分断を良しとする側に、音楽という手段はない。
大坂なおみさんの勇気ある行動を見たら、日本のミュージシャンも何か出来ると思う人だって出てくるのかもしれない。
世界には、そんなミュージシャンがもっといそうな気がする。
たまたま、そんなことをレビューで書くことが出来たので、勝手な自己満足で、この作品を高スコアにさせてもらいました。
何気にWW84より壮大なオチなのに10人中7人が怒るレベルのデタラメにも程がある問題作
世界をひとつにする曲を作るという使命に燃えるビルとテッドのバンド、ワイルド・スタリオンズはそのとっ散らかったサウンドが裏目に出てアルバムを出すたびに酷評されまくり。親戚からすらも見放された二人の理解者は妻と娘だけ。そんな彼らの前に突然タイムマシーンで現れたのはルーファスの娘ケリー、彼女に700年後の世界に連れて行かれた二人は77分25秒以内に世界を一つにする曲が書けなければ全時空が消滅してしまうと告げられる。25年かけても書けなかった曲がそんな短時間で書けるわけがないと瞬時に諦めた二人はだったら曲を書き終えた未来の自分たちから曲をパクってくればいいじゃん!というエクセレントな計画を思いつき未来へ旅立つ。
正直申し上げると前2作を観ていたとしても10人中7人が怒る映画。実際なぜかカップルが多かった周りの客は客電が点いた時に皆ビミョーな表情をしていました。とにかく何もかもが安易でテキトーで軽薄、延々と繰り返されるくだらないギャグに唖然とします。しかしほぼほぼ30年前の2作を思い出してみましょう。同じじゃないですか。30年経ってもホントに何にも変わってないってスゴイことです。そして今回登場する二人の娘、ビリーとティアがしっかりお父さんの遺伝子を受け継いで超ポジティブでユッルユルなのも嬉しい。これって娘を持つお父さんの理想です。自分たちが書き終わった曲を求めて未来へと旅する父と、父の理想のバンドメンバーを求めて過去へと旅する娘が辿り着くクライマックスに私は泣きました。そうです、私は怒らなかった3人の一人です。そしてそんな話に花を添えてくれたのが死神を演じたウィリアム・サドラー。前作で披露したキュートさが研ぎ澄まされていてもうずっとニヤニヤさせられっぱなし。彼が前作の前年公開の『ダイ・ハード2』で冷酷な敵ボス、ステュワート大佐を演じていたことを知らない人も多いんじゃないでしょうか。実は何気に『ワンダーウーマン 1984』とほぼ同じオチでありながら、あくまでハートウォーミングなテイストで仕上げたのは20年前に『ギャラクシー・クエスト』で同じことをやってのけたディーン・パリソットの力量によるもの。それ要らないだろ?っていうレベルのくだらないエンドクレジットのオマケも含めて私は大満足、ご馳走様でした。
前作を観てないからちょっと分かりにくかったけど
キアヌが好きなので観に行きました。
ゆる〜いギャグ映画でまあまあ良かったです。正直映画本編よりエンドロールが一番良かった気がします。
ちなみに肝心の音楽は全く心に残りませんでした。
音楽の持つ影響力の高さを再認識させられる良作。今週おススメ。
今年60本目(今日、12月19日)。
実は19日(今日)は3本見に行ってきました。そのうち最後がこちらです。
字幕版・吹き替え版とありますが、字幕版を選びました。
ストーリーについてはうかつに書くとネタバレ…というより、「映画のタイトル名」からもはやもうわかるので、書く必要がないというか、うっかり書くとネタバレになりそうですね。
多くの方が「ギャグもの」「お笑いもの」と書かれていましたが、それはそれで1つあると思うのですが(確かに展開としては結構ハチャメチャだったりする)、同時に「音楽という媒体が人に与える力・訴えるところ」をテーマにしていたと解することも可能で、私はむしろその筋で見ています(エレクトーン演奏グレード6級まで持っています)。
確かに表面的に見ればギャグものだとかハチャメチャものだとかという論評も可能ですが、当方がその筋で論じようとは思わなかったのは、やはり「史実」をみても音楽、特に近代~現代音楽が民衆に訴えるところがあった点は史実である点は否定できないからです。身近なところでいえばビートルズの世界的ヒットもそうですし(これに着想を得て作られたのが、「サイレント・トーキョー」。「特集」の範囲で触れられているので、ネタバレではない)、もっといえばいわゆる反戦運動などでも音楽は使われていましたし、反戦をうたうミュージシャンは一定の支持層はありました(裏を返せば、戦争を推し進める国としては、邪魔な存在でしかなかった)。このように、音楽に限らず何らか「芸術性があるもの」は「民衆に訴えるところ」があります。身近な例でいえば日本ではプロアマ限らず文学作品(小説など)や俳句・短歌などがそうでしょう。外国だと、ダンス文化なども含めれば多数あるでしょうね。
その中でも、わりとわかりやすい「音楽」をテーマとして、「みんなで団結することの大切さ」が一つのテーマとしてある(ストーリー展開としてはギャグものになるでしょうが、全体の大きな流れは、「音楽を通じた全体の団結」があります)ものであり(そしてそれは、日本では、中学高校でブラスバンド部を作った仲間が一生の思い出となったり、10年くらいして再開して飲みに行ったり、というようにそのつながりは、よくあるし、今年はコロナ事情でなかったが、音楽コンクールというのも、最終最後は「チームの団結さ」が問われる部分が多分にある)、その点はやはりこう、全体として忘れがちではありますが、再認識する良い機会になりました。
(同じような趣旨の映画では、「カセットテープ・ダイヤリー」がありますね)
減点は下記の0.2だけですが、大きな傷ではないと思うので、5.0まで切り上げています。
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減点0.2 当方、字幕版でみましたが、字幕版でみても、普段音楽に積極的に接していないとわからないような表現・単語が結構多いです。きわめつけはコードネーム(和音展開などのお話)であり(1か所しか出てこないです)、それ以外でも、マイナーな単語(一例をあげれば、「テルミン」。1920年に旧ソ連(今のロシア)で発明された(電子)楽器)が結構多いです。かつ、その説明がまったくなかったりします。もちろん、それがわからないとどうしようもない展開にもなっていない(知っていればお得、程度に過ぎない)のですが、もうちょっとこう、フレンドリーでも良かったのかな…とは思います。
※ 科目としての「音楽」は中学のいわゆる「副教科」としての3年の学習が普通は最後であり、そこでコードネームだのマイナーな楽器だの、そんなことは出てこないので。
ただ、洋画であるからこそ日本語字幕をつけるにあたって勝手に別の単語に入れ替えることもできなかったという点は容易に推測がつく(それは誤訳を指摘されるし、あまりにひどいと日本語字幕として何やってるの、になってしまう)し、最終最後は「国の、音楽に対する教育、文化の違い」という、一個人(字幕担当者)だけではどうしようもない部分に帰するところが多々あり、それをあまりにせめるのはフェアではないかな、とは思いました。
(なので、日本語公開分については、たとえば「テルミン」に「ロシア式電子楽器」と訳しなおすとか、同一性を損なわない程度に、「何これ??」にならないのを回避する程度の裁量権(くらいはあるはず?)を発揮しても良かったのかな…とは思います)。
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余計な事を考えずバカになって楽しめる映画
前作はだいぶ前にキアヌリーブスが好きな祖父と自宅で見た記憶。この作品のドンピシャな世代でもなければ前作の記憶も殆どないがまぁそれなりに楽しめるとは思う。
もちろん前作見てればもっと楽しめることには違いないがあまり前作の知識がなくてもそこまで本編に大きく関わる事はない。というのもこの作品は何か深い意味だったり事情があるわけではなく、単に目に映るものを感性で楽しむような作品に感じる。
個人的にはキアヌリーブスとA.ウィンターのいい年したおっさんが全力でバカな事をしてるところが見ていて楽しめた。
娘役の子達も所々ぎこちなかったり、ドラゴンボールのフリーザみたいなロボット。(デニスだったかな?)死神、そして過去からL.アームストロング、J.ヘンドリックス、モーツァルト等々といった音楽の異人達を連れてくるバカげた発想も個人的には好きだった。役者も頑張って似せにいってて笑えた。
声が漏れちゃうほど笑う事はなかったが、頭を空っぽにしてそして世界規模で大変な年であったこの年末にバカになって色んなところを忘れて楽しめるコメディ映画ではあった。
エクセレント!!!
俺たちはこの世界を愛する!コロナ下に見られるべき祝祭。微笑ましかった。ほどよく見やすくずっとニヤニヤケラケラガハガハ。シリアスなテーマもあくまでライトに描くスタンスとでも言うか、25年経とうが変わらぬバカバカしさが素直に嬉しい。まるで前2作の展開を踏襲しながら、しっかりと歳月の流れも感じさせてくれる。人間性ばかりか相性・仲の良さが滲み出るように愛すべき主演二人同様、自然体のまま肩張らずに、作品自体も長年愛されるシリーズの3本目として相応しい内容だった。本当に家族そろって見てほしいくらい!始終気楽に見られるのだけど、最後にはこんなご時世だからこそより一層、少し救われるようなものもあって気持ち良かった(例えば本作の主題歌を担当しているウィーザーのHeroのビデオ然り)。テッド役キアヌ・リーブスの娘役が、キアヌ同様、体の動きが固い感じが出ていたのも良かった。デイヴ・グロールは一周回ってまさかの出演だけど、確かに彼なら世界を救う曲を書けそう。ウィン・バトラーは一番端。
史上最高にユルいキアヌ
30年越しのまさかの続編ということと
まあ洋画は今貴重なんで観賞
ビルとテッドの大冒険は大昔に観たことがあって
突然渡された電話ボックス型タイムマシンで
歴史上の人物に宿題を手伝わせるというしょーもない
作品でしたが案外タイムトリップ設定を生かして
面白い作品だった印象があります
キアヌ・リーブスも出世作として思い入れが
あったんだなと思うばかり
感想としては
・特に毒っ気もなくフツー
・驚くほどヒネりのないシナリオ
・けっこう出てくる過去作設定
・30年前のチープな感じもそのまま
・とにかくユルいキアヌを愛でられるかどうか
・ビミョーな世界を救う音楽
といった感じで
まあ待望の続編…と言うわけでもないので
こんなもんかなーという感じでした
前作までで未来からの予言通りロックスターとして
大成功したビルとテッドの「ワイルド・スタリオンズ」
しかしそれも過去の話で今や鳴かず飛ばず
娘らは応援してくれるが父にはもう働けとなじられ
自分たちももう諦めようかと思っていたところで
700年後の未来から来た使者によって
時空が歪んで滅びるあと77分後(映画の尺か?)までに
世界を音楽で救うようにと唐突に使命を受けます
とはいえ世界を救う音楽なんてノーアイデア状態の
ビルとテッドなので
「世界を救えているなら未来の自分らが作った曲があるはず」
というなんだそりゃそいう予想のもとに電話ボックスから
未来の自分らを訪ねていきます
しかしそんな依頼をした未来人達は二人を信用しておらす
存在を抹消した方が世界が救われるにではという予想を立て
暗殺ロボットをけしかけるむちゃくちゃさ
それに反対だった使者が二人に知らせに現世にやって来た
ところで様子を見ていたビルとテッドの娘達がその音楽を
演奏するためのメンバーを使者のタイムマシンを使い
並行して集めてきますが暗殺ロボが過って
メンバーごとレーザーで殺してしまい地獄に行ってしまいます
ビルとテッドはとりあえず少しずつ未来の自分らを
追いますが離婚していたり投獄されてマッチョになっていたり
散々でちっとも音楽が見つかりませんでしたが
老人になった時代に来るとようやくそれが見つかったところで
暗殺ロボットがやってきて娘らを殺してしまったと
告白を受けると助け出すために自分たちも地獄に行きますが
その際に音楽入りのUSBメモリ(2050年代でまだ使ってたのか)
も壊してしまいます
そして地獄で娘らに再開し地獄の奥底に行くと
前作でバンドを組んだがケンカして別れてしまった死神が
一人でいる所を見つけ禍根を捨て仲直りすると
バンドメンバーらと一緒にアッサリ現世に戻って来ます
しかし音楽入りのUSBメモリは壊してしまったので
どうするかというところでそもそも曲を演奏するのが
自分達じゃなくて娘らなのだと気がつき
見事に演奏は成功され時空が戻りハッピーエンド
というものでした
…とまあ話的にはふーんとしか言えない感じで
ひねりもないものでしたがここまただのユルいおじさん
キャラで通すキアヌも初めてじゃないでしょうか
ルイ・アームストロングやジミヘンもソックリだったし
フー・ファイターズのデイブ・グロールがカメオで
出てきたり画面は色々面白い作品ではありました
最後の曲があんまりしっくりこない感じでしたが
特に歌詞もないので最近では珍しく字幕と吹替どちらも
やってますが吹替観るほうがいいかもしれません
前作が好きだった人には懐かしんで観られる作品だと思いますが
新規にはどうなんでしょうw
タイムトラベルは原点回帰って事で♪♪
一言で言うと「バカ映画」です。
が!これは明確にノーラン監督の「テネット」に対するアンサー作品ではないでしょうか?
テネットは好きなのですが、タイムトラベル描写が複雑になり過ぎて、理解に時間がかかります。
※ここが面白くもあるのですが…
エンタメ映画として「タイムトラベルってやっぱり楽しくないとね。」
そんな監督さんの気持ちが伝わります。
テネットは最新理論だとは思いますが、間違っていてもバックトゥーザフィーチャーが最高だよね。
そんな気持ちになりました。
なんだか少し感銘を受けました。
ちなみに原題の「Face the music」は=「報いを受ける」の意味のようです。
音楽ではありません。
つまり「報いを受ける時がきた!」って感じらしいです。
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