「ドキュメンタリー部門作品という驚き」83歳のやさしいスパイ ターコイズさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリー部門作品という驚き
観終わって知ったのだがこれは長編ドキュメンタリー部門作品だということ。老人ホームでの会話などからドキュメンタリー手法を混ぜていたのは感じていたが、まさかそうだったとは。そのくらい一つのストーリーがかなり完璧にできあがっていてそこに驚かされる。探偵となって老人ホームに潜入する人物も本当に公募したとのこと、え、セルヒオさんは素人さん?驚き。
甘くなりすぎず重くもなりすぎずちょうど人生のような、うきうきと悲しみ、悲喜こもごもに優しく、でもどこか毅然と寄り添うセルヒオさんがいい。とてもいい作品だったと思う。
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