劇場公開日 2021年11月5日 PROMOTION

エターナルズ : 特集

2021年11月4日更新

11月最大級の大作 「アベンジャーズ エンドゲーム」
は“始まり”…? 新たなヒーローチームが目覚める!
注目すべき“4つの要素”を徹底解説&鑑賞レビュー!

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その日、映画.com編集部はある映画のポスターを見て「これはいったい、どういうことだ?」と驚いた。ポスターにはこう書かれていた。映画史を変えた傑作「アベンジャーズ エンドゲーム」は、【始まりに過ぎない】と……。

あの興奮を与えてくれた「エンドゲーム」が、まさかの“始まり”だと? どうやら、とんでもないレベルの映画が来るらしい。とにかく中身が気になってしょうがないが、そのタイトルは「エターナルズ」(11月5日公開)。

11月に日本公開されるラインナップの中で最大級の超大作であり、先の謳い文句にある通り、超ド級のスケール&内容になるのは必定。さらにアカデミー賞受賞監督や、豪華すぎるオールスターキャストがこの映画のために集結! 映画.comではこの超・話題作「エターナルズ」の魅力を、4つのポイントで解説する!


【予告編】「エンドゲーム」後、地球に訪れる“滅亡の危機”に新ヒーローたちが立ち向かう

注目①:エターナルズが魅力的すぎる! 「アベンジャーズ」に続く“新たな伝説”へ――

アベンジャーズの活躍&存在は、言うまでもなく“伝説”。ただ、本作のヒーローたちがその記憶を塗り替えるかもしれない! 我々の前に顕現する“エターナルズ”とは、一言でいえば最強のヒーロー集団。しかもその“パワー”と“スケール感”は、レベルが違う。

彼らは、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた10人の守護者。7000年という途方もない年数に、早くも圧倒された方も多いのではないか。これは確かに「アベンジャーズ」シリーズがひっくり返るレベルだぞ……。そんな彼らの活躍が初めて描かれる本作、とにかく目撃したくて仕方がない。

しかもこのエターナルズ、全員が超・個性的。見た目は子どもから大人まで多岐にわたり、途方もなく強いのにユーモラスでもあって、どこか親しみが持てる。我々と同じように悩み、生き、闘う――それぞれが“推し”になりそうな魅力を備えているだけでなく、LGBTQや多様性といった現代的なテーマをも反映している。かつてない、時代の最前線を走るヒーローなのだ。

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注目②:物語がえげつなく壮大! 地球滅亡まであと7日…「エンドゲーム」は始まりにすぎなかった

ヒーローたちの個性とパワーが最強なら、ストーリーも規模がデカすぎる! 舞台は「エンドゲーム」後の世界。アベンジャーズとサノスの戦いの余波によって、地球滅亡の危機が訪れていた! しかも、残された時間はあと7日……。過去最大級の危機に、ついにエターナルズが立ち上がる。

7000年もの間、人知れず人類を助け、彼らの繁栄を見守ることに徹していた(サノスとの戦いも見守っていた)エターナルズが「動かなければならない」ほどの事態というだけで、ことの重大さが伝わってくる。下手したら「アベンジャーズ」シリーズがここで終了してしまうほどの大ピンチ……となれば当然、とんでもないスペクタクルが待ち受けているに違いない! いち映画ファンとして絶対に見逃せないド迫力の映像体験は、約束されたも同然だ。

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注目③:「ノマドランド」で圧巻の映像美、クロエ・ジャオが監督! 今回も劇場で観るべき“とてつもない映像世界”!

さまざまな意味で超・楽しめそうな「エターナルズ」だが、監督もすごい! アカデミー賞を受賞した監督がマーベル映画のメガホンをとるのは、本作が初めて。観ているだけで涙が出そうになるほどエモーショナルな映像美と、繊細な心情表現で国境を超えた評価を獲得しているクロエ・ジャオだ。

アカデミー賞受賞作「ノマドランド」や、「ザ・ライダー」で観る者に深い余韻を与えてきた彼女が、エンタメ超大作のトップ・オブ・トップであるマーベル映画とのコラボレーションで、何を生み出すのか――。映画好きとしては、劇場の大スクリーンで目撃せずにはいられないところだ。

さらにジャオ監督は日本の漫画に影響を受け、漫画家を目指した経験があるほどの漫画好き。「幽☆遊☆白書」や「SLAM DUNK」、「ワンパンマン」といったタイトルがすらすらと出てくる彼女は、「『エターナルズ』にも日本の漫画の要素を入れた」と発言しており、日本のカルチャー好きとの親和性も高い。私たちと“好きをシェアできる”存在なのだ!

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注目④:キャストがあまりに豪華…主役級が1人、2人ならともかく10人も登場!

新・最強ヒーローチーム、エターナルズの面々を演じるのは錚々たる面々。一人でも大作映画を引っ張ることのできるスターが、なんと10人も出てくる!

まずは「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」や「クレイジー・リッチ!」のジェンマ・チャン。そして大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンとキット・ハリントンがそろって出演し、ほか「ダンケルク」のバリー・コーガン、本作がハリウッドデビューとなる「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソク、そして本格的なアクションには10年ぶりに出演するアンジェリーナ・ジョリー! まさにエクストリームな「ここだけでしか見られない」夢の共演を見逃すな!

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【編集部レビュー】メンバーが結集していく過程がひたすら胸アツ!期待以上の映画体験に“呑まれる”

様々な意味で、これまでのマーベル映画とは一線を画す内容になりそうな「エターナルズ」。新たなる“伝説の始まり”に早く立ち会わせてくれ……と天に祈っていた映画.com編集部は、マスコミ向けの試写会の知らせを聞くや否や、初日に食い気味で参加してきた。

上映終了後の第一声は「このスケール、過去最高!」――。以下に、編集部員が“目撃”した内容を記していくが、本作はストーリーのほとんどが「ネタバレ厳禁」な衝撃作。興を削がぬよう、細心の注意を払って進めていきたい。

「何が見られるんだろう?」、そうワクワクしていた編集部員のハートは、開始1秒で撃ち抜かれた。なんと「エターナルズ」は、「スター・ウォーズ」もかくやと思わせる「In the beginning...」という“前書き”から始まる。これぞ、壮大な神話の幕開けではないか!

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早々に痺れまくっていたのもつかの間、続いて広大な宇宙空間が映し出され、太陽の脇を巨大かつ荘厳なデザインの宇宙船が移動し、地球に向かっていくショット、そして「紀元前5000年 メソポタミア」というテロップが表示。そのスケール感あふれる要素の連続に、脳は「え、え、どういうこと!?」と処理落ち状態だ。未体験の映画体験に、完全に呑み込まれていた。

そんなマーベル映画“最古”の物語×オスカー監督クロエ・ジャオという世紀のコラボレーションに唸らされるが、ジャオ監督らしい静的な映像美(ふとした対話シーンであっても、背景に映し出される山々や谷、大地に川・海といった自然の切り取り方が絶妙)はもちろんのこと、そこから展開されるのは「アクション」「サスペンス」「ドラマ」「ラブストーリー」「ギャグ」といった怒涛のエンタメ展開。

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“敵”である謎の生命体「ディヴィアンツ」を討伐するべく地球に降り立ったエターナルズは、「空を飛び、目からビームを放つ」「自在に武器を創り出し、圧倒的な戦闘の才を持つ」「物質を他のものに変換できる」「超高速で移動できる」といった個々のパワーを発揮し、超ド派手な戦闘を繰り広げていく。最強のこぶしを持つギルガメッシュに扮したマ・ドンソクと“戦闘の女神”セナを演じたアンジェリーナ・ジョリーの共闘など、映画ファンならグッとくるシーンも惜しみなく展開! バトルシーンはもちろん、ちょっとした掛け合いにもユーモアを織り交ぜて10人それぞれの“個性”がテンポよく描写されていくため、初めて出会うキャラクターでありながら瞬く間に推したくなってしまった。

その後、人類を見守るエターナルズたちの足跡が描かれ、「任務以外で人類の営みに介入してはならない」という掟に苦悩する彼・彼女らの姿がきめ細やかに紡がれることで、ドラマの奥深さがグッと高まっていく。で、ここまで実は“過去パート”である。舞台は現代へとび、解散し、いまはバラバラに暮らすエターナルズが再始動。全滅させたはずのディヴィアンツがなぜか蘇るという事件を受け、再び集い始める。イギリスやアメリカ、インドにオーストラリアなど世界を旅し、メンバーが“アッセンブル”していくさまはひたすら胸アツ!

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そして、ここからの展開は「嘘だろ……」の連続。「地球滅亡まであと7日」の真実、エターナルズが7000年も地球に留まる理由、そして発生する「地球の運命をかけた最終決戦」――。メンバー間の切ない愛憎のドラマも絡みあい、見たことのない感動と興奮が圧巻のフィナーレに至るまで、一気に押し寄せてくる! 娯楽大作としての黄金比を完璧に構築しながらも、その先に行く“芸術性”、さらに言うならば“神話性”までも纏った本作は、後世にまで語り継がれていくに違いない。

そしてそして、「これが今後のマーベル映画とどうつながっていくの!?」と、ファンにとっては衝撃の連続。おなじみのエンドロールの途中、および最後に用意されているおまけ映像も、絶対見逃さないでほしい!

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