エターナルズのレビュー・感想・評価
全297件中、181~200件目を表示
面白かった。
人間味溢れるエターナルズ。それぞれの個性を上手く描き、壮大なスケールと自然とのコントラスト。お見事でした。
先がまだまだ気になるけど、最後まで見れるのだろうか。
つまらないと言うレビューは何を期待してたんだろう。
見る価値あり。初めてIWAXレーザーの大画面で見て圧倒されました。やっぱり映画館はいいね。
面白くない事はない。
地球に7000年も前から居てたんならなんでアベンジャーズの戦いに参加してくれなかったの?って疑問にはちゃんと説明してくれてます。
エターナルズはディヴィアンツと呼ばれる怪物と戦うのですが、このディヴィアンツって言葉が読みにくくって…仕方ない事なんですけどね。
さて映画ですが、説明がちょっと長いくて戦いのシーンが少なかったです。
簡単に言うと、テンポが悪い。
敵も味方も強いのか弱いのか良く分からないですね。
超スピードで動ける役の人、本当に聴覚障害者なんですね。彼女のためにわざわざ用意された役だったら凄いな。
終末論的神話
さてさて、いよいよ50のオジサンの想像力では理解しきれないレベルにインフレ化してきたMCU、今後の展開についていけるかやや自信を失っております(苦笑)。レビューも何を書いてよいのやら、、、
根底には「多様性(今回は新たに同性愛者や聴覚障害者がヒーローとなっている)」や気候変動を想像させる「壊れゆく地球」など、過去のMCU作品をさらに現代的にアップデートした意欲作であることは理解できます。
ただ、今回のヒーローは人類にとっていわゆる「神々」であり、エターナルズは「終末論的神話」です。まぁ、その中で神自体に人間味をもたせていることで、愛や嫉妬、信頼、友情、裏切りなどを語っており、人間とも「等身大」のヒーローに仕立てているのは解りますが、ごく一部の登場人物を除いて人類は結局、語られる神話や歴史のコマや背景でしかなく、正直今作を一度観ただけの率直な感想は「つまらなくはないけど、グッとくるものもない」のです。
これ以上はネタバレしないと語れなくなってきたので、取り敢えずは次の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(22年1月7日公開予定)』に期待をしつつ、Disney+で改めて観直すことで今後もついていけるように勉強しようと思います。。
MCUファンのニーズに合わなかった名作
これは人間ではない存在が、人間の素晴らしさを知り、人間を守り抜く決意のお話。
神様のような卓越した存在の者達が、我々人間に寄り添い戦ってくれる姿はまさにヒーローでした。
MCUではこれまでも、ソーなど地球人でないヒーローはいましたが、基本的に彼らは自分や祖国のために戦っていました。
人間全体を愛し戦ってくれる神様というのは、MCUの中でも新しい視点で興奮させてくれました。
何よりこの人間に寄り添うまでの描写が実に丁寧です。
各キャラ其々の形で、人間に対する失望や羨望が描かれ、それでも人間のために戦おうと決意するまでの過程が各キャラしっかり描写されています。
人間を救う選択をしなかったイカリスとスプライトも含め、全キャラの行動と感情を書き分けた見事な人間ドラマを見せてくれました。
「素晴らしき人間のため世界を守ろうとするヒーロー」という非常にベタで王道な路線に、MCU特有のアクションと世界観を調合。
リーダー格が裏切りボスになるという意外性や、要所に挟まるコメディ、何よりエターナルズという超越した存在による人間味あるドラマ性が抜群に光る名作でした。
しかしレビューが低いことから、MCUファンはこういうドラマ性をさして求めてないということが改めて分かりました。
やはり第一にはヒーローとしての格好良さや、そこからくるカタルシスや爽快感が求められており、本作はそういった要素が薄かった故に評価が低いんだろうなと思いました。
MCUファンの中でも、同様に人間ドラマ的な部分にフォーカスが当てられている「マイティソー」が好きな方なら楽しめるのではないでしょうか。
私も「マイティソー」はかなり好きな部類ですが、レビュースコアから見るにやはりMCUファンからの評価は低いようですね。
予備知識が必要かも
めちゃくちゃ強いエターナルズの映画として、何よりもマーベルなので、とても楽しみに鑑賞させて頂きました。
面白かったけど、登場人物が多すぎなのと専門用語も多くて何が何だかわからないところもありました。残念。
マーベル大好きな方やコミックを読んでる方には、とても素晴らしい内容だったみたいです。
あとは全体的に映像が暗くて、ちょっとDCっぽかったような。
個人的には明るいのが好きです。
またもうちょいおバカな感じが出てると良かったかなー。
とはいえ、これだけの内容を詰め込んで、約2時間半で終わらすのはクロエジャオ監督の巧みさですね。
監督も2時間半で終わらすのは無理とか仰ってるみたいですけど。笑
光の差し込み方とか映像はやはり綺麗です。
でもCGはちょっと弱かったようにも感じました。
役者ではウォーキングデッドで出演されてるローレンリドロフさんがとても良かったです。
ネタバレになるので書きませんが、戦闘のシーンでとても印象的な鬼気迫る演技があり、とても素晴らしかったです。
あとアンジー。
なんであんな美しいんでしょうか。
世界一綺麗なんじゃないかと。そんな風に思ってしまいました。特に初めの登場シーン。めちゃ美人です。
ちょっと批判的はレビューになっちゃいましたが、これまでマーベルを鑑賞してきたファンの方々には必見だと思います。
ある程度、僕も知識ついたのでディズニープラスで観れるようになればもう一回みてみようかな。
次はスパイダーマンの新作ですね。楽しみだなー。
The End of the World
良かった点
・壮大なスケール感
数千年という歴史、宇宙規模のストーリー、超巨大な登場人物(人物?)とどれを取ってもスケール感が壮大で驚かされます。
・ストーリー展開
思い描いていたイメージといい意味で裏切られた感がありました。
・キャラクターの個性
キャラクターの能力に個性があり、アクションシーンもかっこよかったです。自分ならどの能力がいいかな?と考えながら観ていました。また、能力だけでなく考え方もそれぞれで何が正しいのかと考えさせられる映画でもありました。
イマイチだった点
・ダラダラ
エターナルズ1作目ということで仕方ないとは思いますが、キャラクター紹介から回想シーンが続き、少しダラダラ感があったかなと・・・
総評
個人的にはかなり満足し、観て良かったと思える映画でした。これからのマーベル作品がどうなっていくのか今から楽しみです。
また、予習はほとんど必要ないと思います。マーベル作品は興味あるけど、数が多過ぎて手が出ないという方もこの作品から観始めるのもいいかもしれません。
追記
劇中歌のthe end of the worldが映画の世界観とマッチしていて素晴らしかったです。
アベンジャーズはマンガ、エターナルズはよりSF的。そして愛は全てに優先する
アベンジャーズのキャラクターで一番強いのはスターロードと、かねてから言っていたのが証明されました
サノスだろうが、なんだろうが彼はケタの違う超生物だからね
自慢です、エッヘン
アベンジャーズはいかにもアメコミだし、バラバラだったヒーロー物を後から寄せ集めたから、ツッコミどころ満載
ただの人間から、強化人間くらいならいい
けど、モビルスーツにマイティ・ソーやキャプテン・マーベルのようなスーパーマンに魔法使いまでいたら、どんなこじつけだろうが無理が出る
同じように活躍できるわけがない
エターナルの正体は予想通り
長寿なのではなく歳をとらない
というより変化しないわけだ
吸血鬼のように途中から不死になるのではないなら、自ずとわかる
金属でないだけだね
生物は変化できる代わりに死を受け入れた
彼らはそれが無い存在なんだ
彼らは同じコンセプトで作られているから、設定に無理が無い
だから登場人物が多くてもごちゃごちゃせずにわかりやすい
ストーリーも練られていて、アベンジャーズのような早い展開でなくても退屈することは無い
むしろ、答え合わせとどんでん返し、ジョークも効いているしワクワクが止まらなかった
みなさん、笑うところは笑いましょう
マスクしてるんだから
アベンジャーズとかかわらせる予定は無いらしいけど、そこここにアベンジャーズの話が出るのが楽しい
予定は予定でしかないから、遭遇があるかもしれません
地球が滅亡する理由
指パッチンで消えた人間が帰ってきたからってなんで?と思ったらなんと・・・
おおもとの謎以上に単純なので笑ってしまった
ツッコミどころはある
けっこうある
不死というが実は傷つきもするし、死にもするんですよ
なら7000年も生きながらえるのは困難じゃないかと疑問が生じました
指パッチンを、まぬがれた理由はわかります
しかし傷つくのはエターナルズ同士か敵であるデヴィアンツの爪だけなので、スーパーマンなみの強靭さと超回復の能力があるようです
リーダーの能力がヒールと超回復だけど、他のメンバーもなかなかのものです
7000年も生きてきた理由は不老不死だけじゃないんだと納得しました
しかし、セレスティアルズは指パッチンの影響を受けるはずなんだけどね
息子のスターロードが消されたんだから
このセレスティアルズ、アベンジャーズでは惑星のような球体だったのに、エターナルズでは二足歩行だ
宇宙で二足歩行は全く意味がないんだから、ありえへん事です
アベンジャーズ以上にマンガ的
ちょっとシラケた
そして、エンドゲームにエターナルズが介入しなかった理由はわかったけど
アベンジャーズはなぜ介入しないんだろう?
おかしいよね
アベンジャーズよりSFチックなので、やっぱり画面が暗い
SFだからって暗くする必要が無いのに何故なんだろう?砂の惑星に続いていらつきます
もっと明るく撮ればいいのに
まあ、今回は監督のせいでもある
総じて、エターナルズはギリシャ神話の神そのもののようでした
すごく人間的です
だから、ギリシャ神の名前が付けられていたりするのでしょう
イカリスはギリシャ神話のまんまの結末だったし
アベンジャーズよりずっといいのは、勧善懲悪ではなく、どちらにも戦う意味を持たせている事
正義はどちらにもあり、次元は生存競争を繰り返しているだけなんだという真理を理解している事です
近来稀な素晴らしい作品です
”インディペンデンスデイ”で敵を悪魔と称して戦わせた大統領
アメリカは恐ろしい国だと思ったが、ここまで精神的に進歩したんだと感慨深い
アンジェリーナ・ジョリーがわざわざ避けていたヒーロー映画に出演した理由がわかる
そんじょそこらの女優では出来ない内面をかかえたセナ役
アクションもこなさないといけない
彼女をオファーできるディズニーの力はさすが
惜しむらくは、もう少し若い頃だったらね
マ・ドンソクは凄いなあ
ハリウッドに馴染みすぎてる
壮大でありながらも素直に笑えた
そもそもの目的とか、ヴィラン?とか、突然現れる色んな固有名詞とか、色んな疑問はわき上がってきましたが、壮大で質の高い映像だったので、IMAXで良かったなと─音響も良かったし─。
ユニバースが築き上げたものもしっかりと生かしつつ、小ネタなどもあって素直に楽しめました。
ゴッドハンド!?・・・インパクト!?・・・リリス・・・などという勝手な妄想をしてしまうくらいの締めもまた楽しいものでした。
とにかく、最高の資金力で、表面的で全く問題ないので質が高くて楽しい連なりをこれからも期待したいところです。
話の風呂敷のわりにチマチマ感
なんだろう、アクションもキャラもギミックも、今までのマーベル作品に強烈にあった「惹き込まれるモノ」が何も無かったです。
強いていうならマ・ドンソクの存在感くらいかな…でも扱いが不憫…
もんのすごい大風呂敷を広げたわりには、エターナルズが全然強そうに見えないんですよね
イカルスでも初期アイアンマンといい勝負程度なのではないか…と…
公開前は、サノスの時すら彼らが手を出さなかった理由…なんてもったいつけてましたが、彼らがいたとしてもサノスに余裕勝ち出来るようなビジョンは浮かびませんよ…
それにしてもマーベル世界の地球は何かと運命背負わされまくって大変ですね。
自分の中で期待値が高くなり過ぎた
コロナでMCUのスケジュールが遅くなって自分の中で期待値が高くなり過ぎた、シャンチーもそうだけど最初の作品なんて顔見せなんだとわかっていてもMCU不足で辛口になってしまう。次の作品は宇宙を巻き込んで大暴れして欲しい。
続編はないほうがいい
MARVEL作品なのに実存的な会話が出てきたことに驚いた。物語がある段階まで進むと、エターナルズは自問する。我々は何をしているのか。我々は何のために生み出されたのか。我々は何をなすべきか。
人類とその歴史についての言及もある。人類は利権を求めて互いに争い、殺し合っている。それが人類の歴史だ。人類は守るに値する存在なのか。我々は人類の争いに介入すべきなのか。
環境問題を彷彿させるシーンもある。温暖化によって、500年前に氷に閉じ込めておいた生物が再び動き出したのだ。それが本作品の物語が動き出すきっかけでもある。
壮大な話ばかりではない。戦いがもたらすPTSDについてのシーンもある。戦闘を繰り返していると、徐々に精神が傷ついていく。エターナルズも例外ではない。
記憶がなくなると、その人ではなくなるのかという、哲学的なテーマも登場する。人格や個性は、即ち記憶なのか。記憶がなくなれば、その人ではなくなるのか。アルツハイマーで記憶をなくした人は、既に別の人格なのか。きわめて現代的なテーマである。
あれもこれもと贅沢にテーマを盛り込んでいるのだが、流れの中で自然に発生するように脚本ができているので、戸惑うことなく鑑賞できる。むしろ次々に発生する問題と、先の見えない手探り状態が興味をそそって、飽きることがない。大変に面白い作品だ。
メンバーのネーミングについて大方の人は気づいていると思うが、神話に由来する名前があると思う。太陽の熱で死んだイカロスからのイカリス、戦いの女神アテナからのセナ、それにメソポタミア神話のギルガメッシュなどだ。神話の名前は馴染みやすく、覚えやすい。セナやイカリスという名前は印象に残るだろう。あとの名前はMARVEL作品からだったりして、うまくMARVEL映画の流れを生かしている。メンバーの人種と性別、性的嗜好を色とりどりにしたことも含めて、クロエ・ジャオ監督は時代をうまく捉えている上に、商業的なセンスも抜群だと思う。
本作品はこれまでのMARVEL映画の、家族第一主義で愛を無条件に肯定する単純な作品群とはものの見事に一線を画している。流石に「ノマドランド」の監督である。ハリウッドの通俗B級作品であるMARVEL映画を、実に哲学的で壮大なA級作品に仕上げてみせた。CGも音楽も言うことなしだ。おそらく賞レースにもノミネートされるだろう。続編はないほうがいい。
それぞれに理念と葛藤があるスケールでかすぎな話
アベンジャーズの頑張りは何だったの?って言いたくなるぐらい話のスケールがデカい。
実はこの映画、悪者との戦いは主軸じゃないかもです。
自分たちが与えられ、遂行してきた使命は果たして正しかったのかどうか…
仲間それぞれに考え方があって、何が正しいとは一概には言えない物語です。
ただ、聞きなれない言葉がいっぱい出てくるので、「あれ、これって何の事だっけ?」とか惑わされます…って、私だけ?
あっ!それと”みんな大好きマ・ドンソク”が出てるのも嬉しい。
神がかったアンジーの演技と、イカリス≒バッキー
映画自体が面白いかどうかは別として、アンジェリーナ・ジョリーの存在感が凄すぎました。
アンジーが映るだけで画面すべてを支配してしまう圧倒的な存在感!
正直、ここまでの雰囲気を持った女優さんだとは思いませんでした。
映画自体は、これをもっと面白くできる監督がいたんじゃないかなあ•••、といった感じでした。
MCUにはコメディ要素が必要だなあと。
あと、予告のときからイカルスとバッキーがクリソツで、あれ?バッキーエターナルズだったの!?と思った人多いんじゃないでしょうか???
アベンジャーズみたいな派手さと知識ない人はお勧めしない
まずあまり知らない人からすれば、スーパーマンやフラッシュのパクリと思うかもしれないが、DCとMARVELの関係を知っていればそこは問題じゃない。
内容も少し難しく、登場人物が多い、横文字が多い、映像で見せるドラマといったところから、アベンジャーズのような分かりやすく派手なアクションを求めている人からすると物足りなく、映画も長く感じてしまうのは仕方ないだろう。過度な期待と、自分の思っていたものと違うというので酷評されているが、個人的には満足のいく作品だった
壮大すぎた
元々、原作のエターナルズ自体がかなりアバウトかつ微妙な作品なので、よくまとめたな、と思いつつ。
ハリウッドで批判的に言われてきた様々なマイノリティ問題を飛び越えて、無理なくエンタメしているのには感嘆したし、シリーズ初の濡れ場ありとなかなか挑戦的で、美しい光景とともに「さすが」と思うところは多いのですが。
しかし、単独で面白い映画かと問われれば、やはり原作どおり微妙。
話の展開は、7~5千年の人類史に関わり、歴史スケールが壮大すぎて漠然としてるわ、他のシリーズへの橋渡し以上でも以下でもない位置づけだわ。
監督の抒情的作風と相まって、神話と新興宗教の教典映像との中間みたいな印象も。
MCUフェイズ4の今後の展開に大きく関わってくるはずなので、シリーズファン的には観なければならないと思うけれども、一般的にはやはり微妙。
ただ『キャプテン・アメリカ』の一作目と印象が似ています。
「設定説明ばっかり」だなぁ、と思わせて、のちにキャップがあれだけキャラも世界も広がって中核を占めたことを思い出すと、今後はMCUにとって重要な作品になるかもしれません。
全297件中、181~200件目を表示