エターナルズのレビュー・感想・評価
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キャラと時系列がバラバラ
ディズニープラスで鑑賞。
アクションシーンはいつも通り迫力がありましたが、登場人物や進行する時系列がバラバラとなっており、他のマーベル作品と比べると混乱する所が多かったです。
これまでは登場キャラの数が少ない作品でそれぞれの説明をし、彼らの特性を理解した上でアベンジャーズのような大勢でアクションをするのがMCUのやり方でした。しかし今回は、初登場キャラが多い上に説明があまりないため、エターナルズがどんな組織なのか、彼らがどんな関係なのかをあまり理解することが出来ませんでした。
また、シーンごとに過去や現在を往復する場面が多いため、途中でどこの時代のシーンなのかわからないまま混乱しました。
今作は2時間半ぐらいですが、とても長く感じ迫力はよかったものの結局何も理解できないまま終わってしまい、モヤモヤがしばらく続いていました。
そのため、次回作以降で今作の説明を補完してくれることを期待しています。
An Unexpected in Shift from Zhao
Zhao's independent films showed she is among the most powerful forces behind the camera, one who can saturize the screen with very little resources. Jumping from indie to superhero certainly had me wondering if this were a new kind of film. Not really. The Marvel universe of course saturates Zhao's voice. The creature design and VFX are better than usual. Action sequences have interesting angles.
人間を守るという大義が、あくまでも自然体なのがいい。
10人もいる不老不死のキャラのひとりひとりが、とても丹念に描かれている。マーベルは、常に作品単体のクオリティより、キャラクターを立たせることで成功してきたと思っているのだが、『エターナルズ』がやっていることはこれまでとは勝手が違う。ヒーローとして面白いキャラなのではなく、ひとりひとりが人格として(厳密には人ではないかも知れないが)きちんと成立していて、フィクションを超えて「人柄」を感じさせるのだ。
これは演者の個性をフィクションに取り入れるクロエ・ジャオ監督のアプローチの賜物であることは容易に想像できるのだが、3回観て、登場人物たちがどんどん好ましく思えてくる。
彼らが人類を守ろうとする動機づけが足りないという批判もあるようだが、7000年地球にいて、スマホアプリにどハマリしているセルシ、お手製の窯でパイを焼いているギルガメッシュ、イカリス以外の全員がそれぞれに似合うファッションを楽しんでいることなどなど、どう見ても彼らは人間の暮らしや文化を満喫している。正直、彼らが人間を守りたいと思うのに、それ以外の深刻そうなドラマ性なんて必要ないんじゃないだろうか。
明らかにイカリス以外のエターナルたちは、日常を楽しみながら7000年を過ごしてきた。る。そもそも人類を発展させることが使命だったわけだが、何千年経っても達観したりせず、彼らなりに愉快に人生を積み重ねてきた。ああ、それだけで感動モノではないかと思うのです。心から。
「ノマドランド」×「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の結果は、おそらく様々な感想がある。
本作は上映時間は2時間36分となっていて、10年間の集大成であった「アベンジャーズ エンドゲーム」の3時間1分よりは短いものの、初めての作品としては割と長めとなっています。
でも、本作でメガホンをとった「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督は「短すぎる」と言います。
それもそのはず7000年以上という期間を描く必要があり、「エターナルズ」の10人のメンバー、アクションシーン、人間模様など様々なものを描かないといけないからです。
しかもクロエ・ジャオ監督にとっては初のアクション映画で、いきなりの大役。
マーベルのトップが多様性を求めたチャレンジングな本作。これまでのサポート体制が充実していたこともありアクションシーンもキチンとしていて、まずは及第点ではないでしょうか。
ここからは、個別に焦点を当て感想を書いてみます。
まず、「ノマドランド」のような自然光のもとロケ撮影された映像の数々は、映像にリアリティーを与えている点で成功と言えるでしょう。
MCU映画で初のラブシーンも監督らしさでしょう。
ただ、それらはあくまで一部であって、全体としては、ややアクションシーンが少な目のMCU映画という結果になっているように感じました。
また、本作は、初登場の10人を使って、いきなり「アベンジャーズ エンドゲーム」のような壮大な作品を描き切らないといけないため、脚本が詰め込み過ぎている状態になっている点があります。
それもあってか、予備知識のない10人の人間模様や背景などを描くのは困難だった印象です。時間の行き来が多用されている点も、必ずしも効果的ではなく、まとまりがない印象を与えているように感じました。
これまでのMCU映画は、「アベンジャーズ エンドゲーム」という10年間の集大成を描いた作品があり、そこでは最後のボスキャラとして「サノス」という全宇宙で最大の脅威がいたのは非常に効果的だったと思います。
ただ、本作では、それを1作で飛び越えようと、“宇宙最凶最悪の敵・サノスをも超える敵”とされる「ディヴィアンツ」という設定は、野心的だとは思いますが、映像の面では、割とパッパッと倒されていく雑魚キャラのように見えた点は、やや違和感を持ちました。
しかも「エターナルズ」のメンバーから「アベンジャーズ」を優に超えるような強さが見えにくかったことも、よりそれを感じさせました。
これは、本来MCU映画の醍醐味であるアクションシーンが最高潮に機能しないといけないところであって、その革新的な映像を生み出すまでは出来ていなく、あくまで通常のアクション映画になっていた点は、野心的な作品であるがゆえに残念と感じた部分でした。
本作は、あくまでこれからMCU映画が新たな方向性を模索する中で生まれた実験的な作品であり、この化学反応も踏まえて、より進化していくと思うので温かく見守りたいと思います。
戦闘シーンは好き!
戦闘シーンはめちゃくちゃ好き。
でも話壮大なのに絶望感とか緊張感も全く感じられないし長すぎるし出てくるキャラみんな知らないから名前と顔覚えるので精一杯。
なにがなんなのか分からないし魅力的なキャラもいない。セルシは浮気してる時点で嫌い。
もう1回見ようとは思わない
でも戦闘シーンは良かったです。
映画館で1度見て、今2度目見終わりましたがほぼ内容も覚えてないなかったです。
面白かったのに...
エターナルズ10人それぞれにしっかりしたストーリーがあり、それぞれの行動原理もちゃんと描いてて良かった。アクションシーンも豊富で特にマッカリの高速移動を得意とした攻撃がクイックシルバーのようでかっこよかった
スケールデカすぎてつまらない
アベンジャーズはスパイダーマンのスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームで終わりにして欲しい
もうご都合合わせのマルチバースも最後のスパイダーマンでやめて欲しい
は余談だが他の映画作るのは良いけどアベンジャーズの事には関係なくやって欲しい
せっかく10年もかけて素晴らし映画たちの集合体を初めて作ったんだから
「アベンジャーズ」「キャプテン・アメリカ」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ほどハマれず。
決してつまらないわけではないのだが、フックがなくさらっと物語が終わってしまった感じ。
アクションシーンがあまり魅力的に感じなかった。
ここから新たな物語が始まる予感はするので、MCUの更なる展開は期待したい。
フェーズ4の希望の星
アバンタイトルのアクションシーンでそれぞれの個性を発揮して連携する姿は、アベンジャーズ恒例の長回しシーン程とは言わないまでも、単体作品でこれが出る事にMCUの確実な進化を感じたし、ヒーローがヒーローとして躍動している姿にそれだけで胸がいっぱいになった。
監督のフィルモグラフィからしてアクションにはあまり期待はしてなかったんたけど、アクションシーンが非常に整理されており、目まぐるしく動くキャラクターの特性もしっかり描けているのは嬉しい誤算だった。
みんな大好き超スピードキャラが大活躍するのも嬉しい。
更には脚本・演技・演出だけでなく俳優の持つパブリックイメージまでをもフル活用して156分の中で 10人を描き切っている事にも驚いた。
この作品を語る上で外す事が難しい多様性に関する表現は、キャラクターの性格・年齢・性別・姿形と全く並列に、何の説明もなくただそこに存在する単なるパラメーターとして描かれていて事前に聞いて想像していたよりも自然でさりげなく、それが逆説的に現実とのギャップを浮かび上がらせるという構造になっている。
現実ではどうしても意識してしまう(『全然気にしないよ』というスタンスも含め)ので、"エターナルズ"という超越的な存在達だからこその関係性であり、それでもやはりそれが理想の世界だよなと思わせてくれる希望にも見えた。
特にファストスの能力的な個性と性格的な個性のストーリーへの組み込み方の上手さは巧すぎて漏らしそうになった(大袈裟)。
エイジャックスが地球人に抱く特別な想いの根源的理由(他の星との差異)=監督が思う人間に対する解釈が知りたかったなとは思ったけどそこは求めすぎかな。
MCUフェーズ4の縦糸になりそうなストーリーが描かれてるし、単体作品としてはMCU歴代ベスト5に入りそうなクオリティだと思うんで、ファンもファンじゃなくても必見だと思います。
イカリスの翼を折るのが夢だった
当時、映画館で観ました。
セナを演じるアンジーは相変わらずきれいでしたね。
セルシとイカリスが物語の中心だったと記憶しています。
イカリスはカッコ良かったですが、エイジャックを殺害しているとは。
最後はセルシへの愛が残っていたのか、後悔しながら太陽に飛んでいって‥。
蘇りそうな気はしますがね。
現代人のセルシの恋人のデーンも、ただ者ではない感じでしたよね。
続編が作られたら、その辺が明らかになるのでしょうか。
キンゴが、最後の決戦に参加しなかったのは不思議でしたね。
ドルイグとマッカリも結構いいコンビだった気がします。
マ・ドンソクのギルガメッシュも、もちろん良かったです。
ボスディヴィアンツにやられるシーンは、辛かったです。
総合的に面白いは面白いんですが、他のMARVEL作品と比べると、もう1つインパクトが欲しかったところですね。
ぼく1000歳
これは酷いなぁ、面白くないなぁ。
なんだかんだで、今のところつまらないと思ったMCU作品はひとつたりとも無かったのだけど、本作はあまりの面白くなさにビックリした。これっぽちも興奮がない。このエターナルズという集団が、アベンジャーズと絡んでいくことを想像するとゾッとする。もう、見たくない。
原作知らないからとやかく言えないんだけど、なんでこんなにキャラクター多いの?それでいて、誰一人として好きになれないのは何故?せっかくのマブリーも残念な使われ方だし、各々いい演技はしているのに、魅力は感じない。そんなこと言われても...の連続。何百年、何千年生きてるんだ、私たちみたいな映画好きになれないんだよね...。そこまで評価が低くないってことは、好みの問題なのかな。
神はソーで十分だし、内戦も勘弁。
何回寝落ちしそうになったことか。きっと結末は面白いはずだ!と我慢しても、結局だったし、何なのこれ?ラストのアクションはそこそこカッコよくて、少しは盛りがったけど...今までのMARVELに比べれば...ねぇ笑
本当に大丈夫か?MCU?
ドラマに力入れすぎて、映画作るの下手くそになったのか?不安でいっぱいだよ。ワンダヴィジョンもファルコン&もロキも最高に面白いのに、映画はこれかよ。この作品を見てから、しばらくMCUに手を出すことを恐れてしまいました。離れていっちゃう。
ずっと薄暗い(MCU㉖)
なかなか設定が難しい…
セレスティアルズとかの用語や、キャラクターも多いので、1度見ただけじゃ覚えきらんので、2度目でやっと理解できました(^_^;)
監督は、クロエ・ジャオ。
夕方のシーンを多用するので、ずっと薄暗い…
確かに映像はキレイなんだけど、ずっと薄暗いと眠くなりますわ…(*_ _)zzZ
まぁ、MCUの新たなる展開の重要な1本になるハズなので、とりあえずは必見ですね(^_^;)
いつものように、エンドロール前後にオマケ映像があるので、お見逃しなく!
多様性に配慮した新時代のスーパーヒーロー映画。 齢7,000だろうが惑うもんは惑う。
アメコミヒーロー映画「MCU」シリーズの第26作。
太古の昔より人類を守護してきた10人の戦士「エターナルズ」の戦いを描く。
監督/脚本は『ザ・ライダー』『ノマドランド』の、オスカー監督クロエ・ジャオ。
エターナルズの1人で、飛行能力&レーザービーム能力を持つ戦士イカリスを演じるのは『シンデレラ』『1917 命をかけた伝令』の、名優リチャード・マッデン。
エターナルズの1人で、エネルギーで作り出した武器を操る女戦士セナを演じるのは『Mr.&Mrs. スミス』『マレフィセント』シリーズの、レジェンド女優アンジェリーナ・ジョリー。
主人公セルシの恋人、デイン・ウィットマンを演じるのはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズや『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』のキット・ハリントン。
エターナルズの1人で、マインド・コントロール能力を持つ戦士ドルイグを演じるのは『ダンケルク』『アメリカン・アニマルズ』のバリー・コーガン。
エターナルズの1人で、強力なパンチを繰り出す戦士ギルガメッシュを演じるのは『新感染 ファイナル・エクスプレス』『神と共に』シリーズのマ・ドンソク。
エターナルズの敵である「ディヴィアンツ」のリーダー、クロの声を演じるのは『IT/イット』シリーズや『デッドプール2』のビル・スカルスガルド。
サノスの弟と名乗る謎の男、エロスを演じるのは『ダンケルク』のハリー・スタイルズ。
デインに語りかける謎の声を演じるのは、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『グリーンブック』の、オスカー俳優マハーシャラ・アリ。
製作はケヴィン・ファイギ。
MCU26作目にして、最大の意欲作。
一気に10人の新キャラクターを投入し、宇宙規模どころか宇宙の起源にまで物語世界を拡張。誇張表現ではない、本物の「神」との戦いが勃発しそうな雰囲気が漂い始める。
正直ここまで風呂敷を広げてしまって収拾がつくのか疑問ですが、そこは天下のマーベルスタジオですから、何か策があるのでしょう。…あるよね?
監督にクロエ・ジャオを起用するという大胆さには驚く。
アート系作品を手掛ける彼女が、エンタメど真ん中のMCU作品でその手腕を発揮出来るのか心配だったが、それは杞憂に終わった。
壮大な大地や美しい夕日など、とことんまでアーシーな絵作りはこれまでのMCUにはなかった豊かさであり、かと言ってアート系に偏り過ぎているわけではなく、ヒーロー映画としての楽しさは忘れずに描いてくれていた。
エターナルズのメンバー構成も非常に大胆。
アンジェリーナ・ジョリーの様な誰もが知るレジェンドから、リチャード・マッデンやバリー・コーガンの様な次代を担う俊英、マ・ドンソクの様なアジアン・スター、ローレン・リドロフの様なデフ・アクターなど、現代に相応しい多様性を持ったキャスティング。
驚いたのはジェンマ・チャンというアジア系の女優が主演だったこと。
このメンバーなら圧倒的にネームバリューのあるアンジーか、白人イケメン男性俳優のリチャード・マッデンが主役を張るというのが、これまでのハリウッドなら常識だったはず。それをジェンマ・チャンに譲るというのですから、時代の変化を感じたのと同時に、マーベルも凄い決断を下したなぁと感心した。
このように書くとポリコレに配慮した結果ジェンマ・チャンが主役になったのでは?と思われてしまうかも知れないが、いやそうではない。
正統派アジアン・ビューティーのジェンマ・チャンはとても魅力的で十分主役を張れるほどの華を持った女優さんだったし、本作においては彼女以上に主役に相応しい人物は居なかっただろう。
キャスティングについては全く不満はありません。
ざっくり言って、決して嫌いにはなれない映画です。
陰謀論スレスレのインチキ歴史ものって結構好きだし、7,000年もの長きに渡って世界中で戦い続けてきたというエターナルズにはロマンを感じずには居られない。
…でもねぇ…。
もう全員辛気臭すぎるんだよっ!お通夜かっつーの!!
7,000年も生きてきたにも拘らず、ウジウジダラダラと駄弁っては喧嘩して駄弁っては喧嘩して…。
トレンディドラマばりの三角関係でチーム内はドロドロ。
お前ら本当に神様レベルの上位存在なのか!?
齢40にして惑わなくなった孔子を見習ってくれマジで。
本作は『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』からインスピレーションを受けたのではないだろうか?
『B vs S』で提起された「スーパーマンが闇堕ちしたら誰も手がつけられない」問題を真っ向から描いたのがこの作品であり、イカリスはもうほとんどザック版スーパーマンそのまんま。
DCから影響を受けるのは良いんだけどさぁ。DC特有のあの暗くて重〜い感じまで踏襲しなくても良いんじゃないの?
カラッと明るく楽しいのがマーベルの良さだったのに、本作ではそれが死んでしまっている。キンゴやギルがムードメーカーとして頑張ってくれていたのだが、それでも拭い切れないほどの辛気臭さが本作には漂っている。
そりゃヒーローたちのアイデンティティが揺るがされる深刻な物語なんだから多少は暗くなったり重くなったりしても不思議じゃないんだけど、何も150分ずっとどんよりしていなくても良いんじゃないすか?
それと問題点がもう一つ。
これ、いくらなんでも詰め込みすぎじゃない?しかも初出の専門用語が冒頭から雪崩の様に押し寄せてきて、脳みそパンク。
セレスティアルズ?プライム・セレスティアル?ディヴィアンツ?プライム・エターナル?マッド・ウィリー?
……あー、日本語でおk。
くそ意味わからん専門用語に加え、新たな登場人物の名前も覚えんといかんから、もうこんがらがって頭がパーン😵💫💫
普通こういうのって、最低でも2〜3作を使って少しずつ情報を小出しにしていくことで、観客に理解させていくものなんじゃないんですか?
インフィニティ・ストーンなんかもそうやって描写してくれたから、なんとか頭がパーンってならずに済んだ。
これだけの情報量を一本の映画に詰め込むのはさすがに無理がある。お話のスケールも壮大なんだから、いっそのこと『ワンダヴィジョン』とか『ロキ』とかみたいに、ドラマシリーズでやったら良かったんちゃう?
脚本的にも気になるところがいくつかあるんだけど、何より許せなかったのはキンゴの扱い💢
いやいや、パンナコッタ・フーゴかお前はっ💦
クライマックス直前で離脱するってーことは、窮地に追い込まれた主人公を間一髪で救い出す、っていう展開への前フリでしょ普通は!?ちょうどキンゴの霊丸はそういうのにうってつけの能力なんだからさぁ。
この映画の脚本家は『スターウォーズ』観てないのか?
ディヴィアンツのクロはなんか雑に処理されちゃうし、ティアマットのやっつけ方はよくわからんし、イカリスはギャグみたいな勢いで自害するし、スプライトはよくわからん理屈で人間になるし、後半は結構無茶苦茶。
やっぱりこのお話を150分で描き切るのは無理あるよ😅
ブチ切れアリシェムくんに捕まってしまったセルシは一体どうなってしまうのか?
そしてMCUはどういう方向へと進もうとしているのか?
謎だらけのまま次回へ続く。
※エターナルズたちは皆、神話の登場人物のモデルになっている。以下にそれをまとめてみました。
①セルシ→キルケー(Circe)
…ギリシア神話の魔女。変身魔法が得意。
②イカリス→イカロス(Icarus)
…ギリシア神話の登場人物。空を飛べる羽を発明。調子こいてたら太陽に近づきすぎて死んだ。
③キンゴ→キングー(Kingu)
…バビロニア神話の神。マルドゥクに敗れてぶっ殺される。その血から人類が創造された。
④スプライト→スプライト(sprite)
…妖精ちゃん。
⑤ファストス→ヘパイストス(Hephaestus)
…ギリシア神話の神様。オリュンポス十二神の一柱。炎と鍛治の神。
⑥マッカリ→マーキュリー(Mercury)
…ローマ神話の神様。ディー・コンセンテスの一柱。商業の神。後に神々の伝令であるギリシア神話の神ヘルメスと同化。
⑦ドルイグ→ドルイド(Druid)
…ケルト人社会における祭司。オークの木を神聖視していたらしい。
⑧ギルガメッシュ→ギルガメッシュ(Gilgamesh)
…古代メソポタミアの伝説の王。ギルガメッシュ叙事詩は人類最古の物語とされる(B.C.3000年くらいにはもうあった?)。
⑨エイジャック→アイアース(Ajax)
…ギリシア神話の英雄。アキレウスに次ぐ強さだったとか。
⑩セナ→アテナ(Athena)
…ギリシア神話の女神。オリュンポス十二神の一柱。戦女神。ナルシスト。
アナザー
アンベンジャーズという感じ。ナタリーポートマンだけじゃなくアンジェリーナジョリーまでマーヴェル作品に出演するとは。最後3人どうなったの?彼氏は何者?続くのかよ。という感じ。こんなに風呂敷広げて大丈夫?
誰がために
石ノ森章太郎「サイボーグ009」を想起せずにはいられない。
限られた時間で、ひとりひとり個性を紹介できていた。
専門用語が多く、
「プライムセレスティアルズ(第一天界人)ことアリシェム(審判者)」とか「ディヴィアンツ(上位生物捕食者)」など知ってる前提で話が進むのは良くない。(観客が置き去りになってる)
ポリコレ関係なのかクメイル・ナンジアニ氏演じるキンゴの設定に疑問。別に人種やボリウッドがどうとかではないが、原作と設定を変えている。
キンゴはホントは日本の侍で二刀流の達人。
個性の塊みたいなキャラなのだが…なぜ変更したのか?
(日本人は英語ができないのでコミュニケーションが取りにくいからという説)
それ以外はとても壮大なストーリーで、
スターフォックスやブレイドとのからみを期待できるものであった。
25点
映画評価:25点
いや、面白さが理解出来ませんでした。
一応マーベル映画を全て追っているのに、
何も感じないし、楽しさも分からないという結果に。
彼らの存在意義は何となく分かりましたが、
どうしても後付け設定ぽく思ってしまうし、
何より能力がどれも二番煎じ、三番煎じで
う~ん。って感じ。
見た目も目からビーム出すバッキーとか、
腕から光出すウォンさんとか、アンジェリーナとか、似たようなのも多いですし、
ストーリーもスカスカというか、
とって付けた様なというか、
二時間半も観させられるのが正直苦痛でした。
あと個人的に最悪なのは、
色恋沙汰がある事です。
人間レベルのいざこざでもめないで欲しかったです。あくまでも神秘的な存在として君臨していてもらいたかった。
アクションや映像力は一級品ですので、
内容とかよりも迫力重視の方にはオススメです!
今後のマーベル作品で出てくるみたいなので、
この二時間半が無駄ではなかったのだと思いたい
だから、楽しみにしております。
【2022.5.25観賞】
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