クルエラのレビュー・感想・評価
全45件中、21~40件目を表示
普通に最高
ディズニー+で観賞しました。
いつだって大人達の勝手な都合で凄惨な子供時代を過ごしていたエステラ(クルエラ)
母親の命を奪われ、住む場所を追われ、路上暮らしを抜け出し大人へと成長。
憧れだったファッションの仕事につき、デザインの才能を認められつつも
上司であるバロネスは彼女を出世させず、こうしてまたも大人の搾取の対象となってしまうエステラ。
そんな中、母親の死の原因を知り、復讐を誓う。
バロネスの下で従順に働く一方で、仮面をつけダークな衣装を纏いクルエラと名乗りバロネスに攻撃を仕掛けます。
自身が憎んでいた大人という役柄を自ら演じ、本当の純粋な部分の「ファッションが好き」と言う価値観と最高のセンスで逆説的に仕返しし、更に才能を昇華していく様は最高にクールでした。
加えて70年代の反骨性あふれるUKロックと共にその時代の嫌な部分、現代にも通ずる様な最低な大人社会の事実に丸ごとNo!と言ってくれているようなそんな気さえしました。
ここからはただの希望的考察になるのかも知れませんが、
101前章談として描かれた本作。101の劇中、あの有名な楽曲でも象徴されるような、彼女が抱えるいわゆるフェティシズム。
彼女をヴィラン足らしめる象徴である、「生きてる動物の毛皮が好き」だから「生きた動物の毛を刈り」それで「服を作る」と言う部分が覆されます。
本作でも劇中終盤、復讐の鬼と化したクルエラがダルメシアンのコートを着て友人のブディック屋に行くシーンで彼女の口からはっきりとその毛皮は偽物であり、そして告げられるのです。
あくまで犬の毛皮を着るクレイジーを演じているのだと。
先述したように彼女自身が社会と言う不条理に立ち向かう為に、自身を恐怖の対象足らしめる「演技」なのだという事を
さらっと、あくまでさらっと語る場面があります。
従順なエステラも復讐に燃えるクルエラもどちらも自己実現であるファッションデザインで認められたいからこその演技。
本当のピュアな部分である「大好きなファッション」へのリスペクトと、生活の糧とする為にはこの世界・社会では彼女は演技を続けるしか無く、
101で鼻息荒くダルメシアンを追い回す姿もまた、一つの演技ではないかと思えてしまいました。本当は犬で毛皮を作っていないと。
最初から最後までファッショナブルでかつ熱い展開は往年のヒューマンドラマの中でも超ハイクオリティかと思います。
いわゆるケイパー物でもあり、ファッションものでもあり、復讐譚でもあり、全方位的に作られているのにバランスも良いです。
演出も演技も語り口も控えめにいって最高。
普通に最高に面白い映画でした。
痛快
往年のロックの名曲が散りばめられ、作中を彩るジェニービーヴァンによる衣装デザインは70'sパンクロックカルチャーのムーブメント、セックス・ピストルズやヴィヴィアンウエストウッドを彷彿とさせとてもクール!メゾンデザインはアレキサンダーマックイーンなどを思わせ華やかさ全開とまではいえないまでも作品全体をスタイリッシュに感じさせる。のびのびと生きるエステラもといクルエラの自由奔放で快活な様(品性には欠ける)は爽快で原作クルエラを想像していた為もっとダークでコミカルかと想像していたのでいい意味で裏切られた。
ありのままの自分を認め受け入れるという近代アメリカ人思想が多く反映された映画だった。しかし最近のディズニーはマレフィセントしかり親娘の対立構造が好きだな。
吹替えの柴咲コウさんがとても素直なお芝居で上手くてびっくりした!
魅せられた!
妖艶でキュートでチャーミングでセクシーで高貴でワイルドで高飛車でクールで正にクルエル。
そんなエマ・ストーンの虜になりました。
お顔立ちはそんなに綺麗とは思わない(失礼!)のですが、なんでこんなにも魅力的なんでしょうか!?
ストーリーもBGMも映像も最高でした。
続編は有るのでしょうか?
クルエラなんて識らなかった。が、パンキスト役エマはめちゃめちゃカッコエエわ!ディズニーの底力にシビレたよ!
まず、この変わろうとしている世界の中で作られたディズニー実写映画の底力に感激した。
エンドに数百人の名前が流れていました。名前が載ってない関係者も沢山いるでしょう。そんな映画人が集結し、2021年に製作されたこの作品。
そして迅速な公開。
主演はWエマ。
エマ・トンプソンはものすごく魅惑的。パンキストのメイク、ファッション、美しい歩き方もキマっていた。
普段はクルエラを隠すためにエステラとして、昼休みに路地に座り込み、サンドイッチを頬ばりながらドレスのデッサンしてるシーンはやはり目を惹かれてしまう。
『ラ・ラ・ランド』の真面目な美人よりこちらのキャスティングの方が遙かに良い。
若さの煌めきは一瞬のものだと思う。若さが去ったあと、それがずっと続く女優、続かない女優がいる。
小さい時から支え合って生きてきた3人の『家族』。
随所で笑える小ネタ満載の2人組。長身の彼と、ポッチャリの彼。
所々コメディ入ってますね。
結構笑えるネタが沢山あって吹き出します。3人が何にでも変装するって、まるで『ルパン三世』みたいだなぁと思った。
101匹わんちゃんの、101匹目は実は死産にされそうになったクルエラ自身なんじゃないかと勝手に解釈してみたり。
クルエラの纏うドレスの数々。
後ろから見ると白無垢のようなガウンを羽織り、それがボッと炎で燃えると中は真っ赤なドレス。
ダストカーから現れた薄いピンクのドレス。最初はただのゴミにまみれて出てきたのかと思ったが、何と!
ドレスの裾がゴミではなくホンモノの長い生地だった。
素敵すぎる。
かと思えば、
ゲリラライブのようなステージ。
パープルのライトでビルに照らされるクルエラの文字。
まるで本物のファッションショー。歌、モデルのウォーキング。
ラストにまたクルエラが。目の周りに『Feature』と描いた白抜きアイメイク。
クルエラで登場する時のエマ・ストーンは正に次の若きカリスマ。バロネスと対等なほど堂々としている。頭もキレる。
女性としてカッコ良すぎるよ。
ことごとくバロネスをブチ壊す。
怪盗ルパンのように突然驚かし登場。捕まる前に姿を消す。
そして翌朝の新聞には、バロネスの記事より日に日にクルエラの記事がセンセーショナルに書きたてられ、皆がクルエラが次に何をしでかすか目が離せなくなる。
街の小さなブティックの店長の彼もすごく素敵。ボウイのジギー・スターダストっぽい。
彼のキャラクターの小粋さ。
小型のチワワに似てるワンコと、茶の老犬ワンコは本当にいじらしい。老犬ワンコが彼女の理解者でもあり、見守り役でもある。
火災の映像も素晴らしかった。炎がキラキラと輝いて観えた。
エンド前の楽曲の歌詞に痺れた。
美術、音楽、ファッション、ヘアメイク、キャスト、制作陣。どれも素晴らしかった。
個人的にはShaved headのマーク・ストロングが良かった。若い頃のデ・ニーロに似てる。
70年代は男女共に何てお洒落で一人ひとりの個性が光っていた時代だったのだろう。
そしてそれをこの映画は再現した。
この時代は『個性』が最も大事。今はファストファッションのような『同化』が無難。
しかし、何てパワフルな作品。この映画の世界観に入り込んでしまった。あっという間の140分でした。
『観ている』と言うよりは『体感』している感じに近いです。
ディズニーランドやシーで丸一日遊んだ帰り路、皆でああ!楽しかったね。と言い合うけど、翌日には不思議ともう余韻なんて残ってない。
この映画も同じ。
ラストの墓地のシーン、エステラを葬りクルエラとして生きていく。やはりこのシーン以外は余韻は殆ど残らない。
特にディズニーファンではないけれど、ウォルト・ディズニーが中途半端に夢を売ってるんじゃないと云うことが理解できました。
やはり米国は映画にかける予算が桁違い。そしてつくづくスケールが大きいなと感じた。
変わりゆく世界の中で、今、この2021年に映画を創り上げ、暗い世の中を、明るくかつスタイリッシュな作品に昇華し公開してくれたディズニーに。
そしてこの映画に関わったすべての人達に拍手を送りたい。
善人にしない
キャラクター
「マレフィセント」の失敗には、マレフィセントという題材選びの失敗が大きく関係していると思う。
彼女自信が持つ魅力に、魔法使いとしての半ば神とも言える「悪魔」的立ち位置から出るヒステリックさや理不尽さというものがある。しかし過去の掘り下げや人格の「人間化」に伴って彼女が持つヴィランとしての魅力が奪われてしまったのだ。つまり「悪魔」の「人間化」の失敗こそ「マレフィセント」の失敗だと言えるだろう。
それに比べて今回の「クルエラ」という人選は大成功だと言える。彼女の持つ「ヴィラン性」とはどこまでも「人間」の延長線上にあるからだ。
彼女が持つヴィランとしての圧力は101匹わんちゃんが「犬目線」の物語であるというところから来ている部分が大きい。逆に犬の目線から離れて人間の視点から考えてみると、「クルエラ」といヴィランはかなりの小物だ。
犬の毛側が欲しくて知り合いから犬を貰おうとしたが、断られたので誘拐する。
こう見て見るとやってることの重大さやその理由もリトルマーメイドやアリス、ライオンキングと比べるとかなりしょぼい。(物語としての語り口が犬目線だから仕方がないが)
犬目線の「悪魔」である彼女を再度人間目線の「人間」として再定義する。言い換えるなら人間目線から見たクルエラという「人間」の「人間性」を掘り下げるという作劇的にも受け入れやすいものになっているという点でとても上手い。
ストーリー
前半はパワハラ上司バロネスの元で「プラダを着た悪魔」よろしくデザイナーとして働き、中盤から後半にかけて自分の出自や過去に関する問題によってバロネスと決定的に決別してからは、彼女が持つ武器、つまり「デザイナーとしての才能」をもって戦い、最終的には彼女(後世のヴィラン)なりの結論を出していく。
一番の見所はクルエラの「デザイナーとしての才能」を使った「ファッションテロ」シークエンス
「クルエラ」という話において、彼女はファッション的に無敵だ。その点ではマレフィセントにおける「魔法」と同じとも言える。
そんな彼女によって行使されるテロは本当に痛快で楽しい。絶対的な実力を持つ者がその全力を持って相手を叩き潰す爽快感。ともすれば物語の主人公として嫌悪感を抱きかねないシーンだが、彼女が「ヴィラン」であるという共通認識があるためむしろ「待ってました!!」と言いたくなるような感覚になった。
僕個人として一番好きなシーンは、彼女が噴水の前でクルエラとして覚醒するシーン。物語序盤で母親と立てた予定が最悪な形で叶っており、ヴィランとしての「恵まれなさ」が強調されていた。
役者
クルエラ役のエマストーンがばっちりハマっていた。エステラの時にはそれこそディズニーアニメーションのプリンセスのように表情を誇張して演じていたのに対し、クルエラになってからは、表情の変化は少ないながら人を踏みつぶしそうな雰囲気を醸し出していた。
エマ・ストーンの起用も勿論よかったが、バロネス役のエマ・トンプソンの起用も大正解だと思った。車検で見たときの「あ、こいつにはクルエラ負けねえな」感。普通の成り上がりものなら思ってはいけないことだが、こと今回の映画に限ってはクルエラの天才さを表現するうえでベストな配役だと僕は感じた。言い方が悪くなるがクルエラがファッションにおいて「無敵」であるためのかませ犬として最適だった。
その他脇を固める入友人たち、特にポール・ウォルター・ハウザーのコメディ巧者としての立ち回りもよかった。
衣装
この映画を語るにあたってここは外せない。
舞台でもある70年代ロンドンの音楽的変遷と合わせた衣装のデザインは最高で、初めて「静止画ではなく映像で見るべき衣装」がだと感じた。特にエステラの乗っている車の上で来ていたあの衣装。生涯ベスト級にかっこよかった。
バロネスの衣装もよかった。配役の時と同じように「あ、こいつにはクルエラ負けねえな」感のあるファッションは、やはり劇中での絶対的な悪役に踏みつぶされる噛ませ犬という彼女の物語的な立ち位置をありありとわからせながらも、バロネス自身の傲慢さや手段を選ばないような人間性を表現す出来ていた。
ちょっとだけ愚痴
せっかくファッションによってバロネスを追い詰めていたのだから、最後の突き落とさせるシーンもファッションを使ったにかを組み込んでほしかった。例えばクルエラの切る衣装のあまりにも素晴らしいデザインに慄き、無意識のうちに押してしまうとか。
最後に
絶対に今映画館で見るべき映画!! 超おすすめ!!
グレーじゃない ハッキリとした白と黒
この映画の見所は派手なファッションバトルと愉快な怪盗劇。
クルエラ自身が描く大胆な演出と作品としてのパンクロックな演出が相まってめちゃくちゃカッコいい。
そういった画面的な派手さに目を奪われるが1番面白かったのはクルエラがヴィランでありながらもディズニープリンセスに成り上がったことだ。
終盤にエステラがヴァロネスの娘だと判明。
それでもクルエラはヴァロネスを追放する。
そしてクルエラはファッション界の女王に君臨しヴァロネスの城と財産を相続した。
白と黒を混ぜてグレーにするのではなく白と黒をそのままに同居させる展開には度肝を抜かれた。
シンデレラで例えると継母と姉2人を蹴っ飛ばして追い出してから王子様と結婚する。
そのくらいの大胆さ。
ただヴァロネスとエステラの関係とかラストのポンゴとパディータとかイマイチな部分も気になった。
ただそれを考えてもファッションバトルのシーンやヴィランかつディズニープリンセス誕生秘話というところには大満足でした。
これぞエンタメ!って感じだったー面白かった! なかなか壮絶な展開な...
これぞエンタメ!って感じだったー面白かった!
なかなか壮絶な展開なのに、演出や音楽はポップめでまさにディズニーアニメのノリで展開していく
自分のせいで亡くなったと思ってた母親が、実は雇い主のバロネスによって殺されたことがわかり、さらにバロネスは実の母親だった…
真実がわかった時もう何をどうしたらいいのかわからない気持ちにこちらもなったのに、それならバロネス以上に悪さを超えてやる、私はいい子にはなれない
と覚悟を決めるシーンにぐっときた
追いつめられた者の究極の生きるための選択って感じで
とにかくクルエラがかっこいい!!
不遇な環境の中で彼女は常に天才的なセンスと頭の良さでぐんぐんのし上がりチャンスを得る
ゲリラショーの仕方もバロネスをばかにした演出も最高にクールだった
いつだって見てる側の予想を裏切る展開にもっていく、しかもそのかっこよさの説得力がすごいの!
これはみんな釘付けになるわ、って思わせる彼女のカリスマ性がすごい
負の感情は五段階あって、その先の復讐を決意する瞬間のクルエラの表情が痺れた
悪いことをしても、絶対法には触れないし、大切な犬や洋服は決して傷つけない敬意がちゃんとあって
そのラインを守ってるからこっちも応援できるし、かっこよさが増す
ダークヒロイン感
ラストも崖に始まり崖に終わるとこが最高にかっこよくて綺麗だし、"悪いやつは絶対やってくれるって信頼がある"って言葉も最高に皮肉たっぷりでいい
洋服でパラシュート作るって、そこまでちゃんと服の要素盛り込むのも最高
自分で手は下さず、バロネスの悪事を綺麗に暴いて女王の座を奪いとる
彼女のセンスと頭のよさと仲間の力だけでこれをやりきるかっこよさ
とにかくとにかくかっこいい!
ラスト、いい子にはなれないけど、今の私が好きって堂々と生きるクルエラにめちゃめちゃ力をもらってしまった
普通の生き方ができなくても、自分らしく生きること、それを好きだと思えることがとても救いになるなんて
こんなに壮絶展開なのに決して鬱々とさせない、ディズニーのエンタメ力を見せつけられた感じ…
Hey now!
原作「101匹のわんちゃん」は小さい頃に見たようなくらいのうっすらとした記憶です。そのためクルエラという悪役は全く知りませんでした。
しかしダーククイーン前日譚として最高の出来だったと思います。序盤から畳み掛ける認められない自分、親の死、孤独と畳み掛ける絶望。そんな中で出会った泥棒を生業とする悪ガキ2人と共に泥棒をすることで人生は一変します。ここまでの流れがとてもスピーディーながら、物語を分かりやすく飲み込めて、残酷ながらもとても楽しい映像だらけでした。子役の子も愛らしくてとても良かったです。
白黒の髪を黒に染め上げて窓を見た瞬間に一気に大人になるシーンも中々のインパクトでした。飄々と盗みをするシーンも鮮やかで全く抵抗感がなく、3人衆がとても見ていて楽しいです。その中で変装のための服を作るという夢に近しいものを得ています。
そんな中巡ってきた有名デパートで働くチャンスですが、基本的に清掃しかさせられず、自分の才能を活かすことができませんでした。妙にリアルです。しかし、酔いの勢いで新聞紙で作ったドレスがバロネスに評価されます。ここまで転落から転機がうまく描かれていてとても良かったです。
バロネスは超パワハラ上司ですが、エステラからクルエラに化けた状態で、どんどんとバロネスを追い込んでいきます。そのシーン毎のクルエラの衣装や登場の仕方がひたすらにかっこよくて惚れてしまいました。
バロネスは一貫して同情することのできないしっかりとした悪役として立ち振る舞ってくれるおかげで、クルエラに全感情を乗せて同情できます。そのおかげでクルエラが死にかけても助けてくれるという希望を見出すことができました。
一回はどん底に落ちたクルエラですが、なんとか仲間との信頼を取り戻してバロネスへの復讐を誓います。育ての母親が死んだ時と同じ会場で。この時にクルエラが先手を打って、髪型をクルエラと同じ色にしたカツラを客に事前に配っていました。そのおかげでスタッフが普通の客に思いっきりタックルをしているのが笑えました。
見事に復讐を果たしたクルエラですが、エステラに戻った彼女はバロネスに崖から突き落とされてしまいます。まぁパラシュートで無事というチャンチャンみたいな感じで助かります。良かった良かった。
全体的に130分超えとは思えないくらいあっという間に時間が過ぎてしまう名作でした。今までで一番好きなヴィランの誕生譚でした。
鑑賞日 6/3
鑑賞時間 14:45〜17:10
座席 A-3
自分らしくあることはいいこと
何故か周りとうまく合わせられないとか、生き辛さを感じる時、法律違反とかには気をつけないといけませんが、その範囲なら自分を押し殺さず、自分らしくあることはいいこと。
クルエラの天性のファッションセンスも行動力もピカイチ、特に招待客達のドレスコードをとあるものに指定しちゃうとか、衣装部屋を開かないようにして、ようやく開けたら中から。。!とか、思いつくアイデアが凄い。
誰でもそのセンスや才能は存分に活かして、出来る限り好きなように思った通り生きていってほしい。
自分らしく。
クルエラに伝えたいことはただ1つ、家族と言える仲間二人に、ちゃんと感謝と、あと彼らが食事中ならそのご飯を床に落とすなんて暴挙はもうしないで、子どもの頃から一緒にいた男子二人は特に大切にしてね、とそれだけです。
話題になってる感じだったので、試しに見てみて良かったです!
っぽいダークさ
101匹わんちゃんに登場するヴィラン(悪役)のクルエラの話とのことで、もう映画のポスターから面白そうな雰囲気にワクワク
ファッション業界が舞台なので、凄く映像が華やか!
あとディズニーは絶対細身と太っちょがいるイメージ。
101匹わんちゃんを見たのがもうだいぶ昔のことなので
内容をあまり覚えてないけどクルエラって確かダルメシアンのコート作ろうとしてたんだよね…?ってな記憶で見てました。(合ってるかどうかも分からん)
まあそんな余計な記憶があるんで、冒頭で主人公が起こした騒動でダルメシアン達に追いかけられちゃうんですが、最終的に何故か誰かと崖近くで喋っていたお母さんに襲いかかって殺すシーンに(長い)「あ、こういう事があってダルメシアンに恨みを持ったから毛皮にしようと…」っていう考えが頭から離れず…(笑)
バロネスのダルメシアンを誘拐するシーンで、「え、もしかして毛皮にすんの…?」ってなりましたが別にそんなことはなく、なんならそのダルメシアン柄の服を着てるのも暗くてあまり良く分からなかったっていう←
ゴー☆〇ャスみたいな人が「毛皮にしたの?」って聞いてから「あ、そういえばダルメシアンの柄入ってたな…」とかそんなレベル。しかしエマ・ストーンは美しかった
内容的にはどうして彼女がヴィランになってしまったのか…ってことでしたが、結局は親の遺伝(?)だから結局私も悪役になるってなったのがもったいなく感じました…。
いや、色々他にも葛藤はあるけどね…?でも大々的な理由はそれなんかなって私は感じた。
結局あの執事はずっとバロネスを地獄に落としてやりたくて傍にいたんかなぁ…って考えたらみんなサイコパスだな。
だってクルエラを火の海から助けた理由もちょっとよく分からなかったもん「あなたはバロネスの娘だ」っていうのにしてもよ…
いやでも悪役が悪役らしく振る舞うとこは好きなので、そういう部分が大々的に出てるのは見てて楽しかった!
あと、ファッション業界が舞台だから衣装見るのも楽しかった!
久しぶりの映画館行くのにワクワクしてた☆
平日のみ営業再開で時短やし(ToT)
ダッシュで必死のパッチで間に合った\(^o^)/
劇場で映画観れるだけで嬉しい!
いままでの当たり前に感謝!
テレビより五割増しで面白く感じるね!
吹替で観たけど楽しめました。
101匹ワンちゃん知らんけど、、
スカンクと呼ばれてたけど、バカ者オリンピックはなかった・・・(謎)
白と黒のツートンに赤色がプラスされると、みんなビビっちゃうパトカー。生まれたときは黒じゃなくて青っぽかったけど、とにかく髪の色がツートンなのだ。ディズニーアニメ『101匹わんちゃん』のヴィランとして圧倒的存在だった彼女が、いかにして悪の道に入っていったのかという誕生秘話。
母を亡くし孤児となったエステラが狂気のクルエラの一面を封じ込め、泥棒で生計を立てるジャスパーとホーレスとともに暮らす。あぁ、こんな暗くて辛い過去があったんだね~しかも犬好き。相棒のバディとウィンクも大活躍する。犬好きの人間には真の悪人はいない!まぁ、最初に3匹のダルメシアンがお母さんを突き飛ばしちゃいましたからね・・・で、その復讐のためにクルエラになった!とミスリードされました。
とにかくパンクなファッション、ロックな行動、泥棒・破壊はするけど人は殺さない!全然ヴィランじゃなくて、真の悪役はトップデザイナーとして地位を確立していたバロネスの方だった。もしかして3匹のダルメシアンをしめちゃったの?なんて思ったけど、われらがエステラちゃんが犬殺しなんてしないはず!
ファッションセンスも奇抜なアイデアにも度肝を抜かれること間違いなし。特にお気に入りなのは清掃車での登場シーンと突撃ライブやラストのパーティだろうか。テーマ曲もかっこいいし、60~70年代のロック、ソウルを上手く使っている。サントラを調べてみたけど、これだけではない!多すぎてクレジット確認できなかった。意外だったのは火事場での「スマイル」(ジュディ・ガーランド)だったかな・・・
アニメ『101匹わんちゃん』か実写『101』を見ていれば、泥棒の名前が同じことも気づくはずだし、ロジャー(弁護士役)、アニータ(小学校の同級生、新聞記者)も登場する驚きがある。この二人いつかは結婚?なんて思ってたけど、ミッド・クレジット映像で答えが出ます。ダルメシアンの名前もポンゴとパディータも一致している。このシーンからオリジナル作品へとストーリーが続くんだな~と感慨深くなりました。オリジナルの曲も聴けたし。
また、“デビル”というファーストネームも車にちなんでいたんですね。ま、おっさんだけど、3ヵ所くらい思いっきり泣いた。それにしても親の名前が“チンギス”だなんて・・・
使用曲確認
Bloody Well Right by Supertramp
Inside-Looking Out by Animals
Whisper Whisper by Bee Gees
She's A Rainbow by Rolling Stones
Watch The Dog That Brings The Bone by Sandy Gaye
Time Of The Season by Zombies
These Boots Are Made For Walkin by Nancy Sinatra
Five To One by The Doors
Feeling Good by Nina Simone
Fiire by Ohio Players
Whole Lotta Love (written by Led Zeppelin)by Ike & Tina Turner
The Wild One by Suzi Quatro
Hush by Deep Purple
Livin' Thing by Electric Light Orchestra
Stone Cold Crazy by Queen
Car Wash by Rose Royce
Boys Keep Swinging by David Bowie
One Way Or Another by Blondie
I Get Ideas by Tony Martin
Should I Stay Or Should I Go by The Clash
I Love Paris (written by Cole Porter) by Geogia Gibbs Glen Oser & His Orchestra
Love Is Like A Violin by Ken Dodd
Theme From "A Summer Place" by Norrie Paramour And His Orchestra
Perhaps, Perhaps, Perhaps by Doris Day
You're Such A Good Looking Woman by Joe Dalan
I Wanna Be Your Dog by John McCrea
Smile by Judy Garland
Nightmares by The J.Geils Band
Gettin' Out by The J.Geils Band
Eternelle by Brigitte Fontaine
Come Together by Ike & Tina Turner
The Wizard by Black Sabath
Sympathy For The Devil by Rolling Stones
Call Me Cruella by Nicholas Britell
Cruella De Vil by Kayvan Novak
極悪人ではない。
可哀想な女の子から悪女が生まれる。本作品のクルエラは被害者だと思う。
全てを失った少女が自分の居場所を見つけて輝きだした矢先にある事実を知ってしまい、抑えていた狂気に飲み込まれていく。
徐々に顔を覗かせる破天荒で傍若無人なクルエラはとても魅力的でした。
悪に手を染めつつも心は闇に飲まれなかったクルエラが今後どのようにして非道な極悪人に変わっていくのか気になります。
クルエラ
面白かったー!
クルエラの派手な演出とか悪のカリスマ具合がめちゃよかったです。
バロネスは若干「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープを彷彿とさせる性格だったな。
色んな曲もハードな曲が多くてかっこよかった。
キャスティングに関しては、エマ・ストーン最高。エステラもクルエラも終始可愛い。
あとは俺が101匹わんちゃんを観たのが幼すぎて覚えてないのでそっちを予習しておけばさらに楽しめた所が沢山あったのではないかとという所が悔やまれる。
クルエラの人生
クルエラの過去話とかがいい具合に入ってきて分かりやすく見やすかった。なにより、エマ・ストーンが綺麗。クルエラのド派手な演出と服には心が奪われる。エステラの家族の人たちもいいキャラしているし、ワクワクしてみることが出来た。1番は火の演出からの登場!
前座なし
ディズニーなのに前座ありません。遅れないように。
本気出しました、ディズニーが…
最高の出来映えです。
先ず、音楽がいい。
そして、ファッション。
クルエラ=ストーンのぶっ飛び可愛いこと!
一番気に入ったのはリバティ清掃係の制服。
足元は、一松模様のソックスにドクター・マーチン風の靴、これにはシビれた。
エマ・トンプソンのエレガンントな着こなしのも注目。素敵。衣装は何着有ったのでしょうか?
そして、古い車達。かルマン・ギア?~お約束のパトカーのクラッシュまで、見所満載。
お話は、もちろん面白い。エステラからクルエラに生まれ変わるまでで、まだ全然、悪じゃない。ダルメシアンも殺してないし。これからどれだけ悪になるか、楽しみです。
字幕と吹替、両方拝見しましたが、吹替もオススメ。言葉がピッタリハマってました。
ドレス、音楽がサイコー
良かった!
とにかくドレスが素敵♪
ゴミ収集車から出てくるドレスにやられました。
サイコーにカッコよくてオシャレ。
エマストーンのエステラからクルエラへの演技も素晴らしかった。
101匹に続く終わり方もいいね
満足できた作品でしたエマストーンがかっこよすぎて興奮しました
昨日吹き替え版で見てきました
エマストーンのエステラとクルエラの二つの姿が
自分でも言葉が出ないほどトリックがすごかったです
そして一番の見どころが衣装でした
デザインと完璧に作ることを目指している姿が自分の夢に似ていると思いました
家族として支えていた二人も最後までいい人でした
子供時代のエステラも可愛かったです
ここからは重要な物語について話します
ネタバレ注意
実は主人公のエステラの実の母親はバロネスだったのです
オープニングの赤ちゃんが生まれたところから
既につながっていたのです
信用していた人にまさかの裏切られて
復讐をすることを決めたエステラはかつて隠していた人物を解き放して
クルエラとしてファッションデザイナーを立ち上げるのです
バロネスとクルエラのファッション対決シーンも見どころ必見です
ラストはバロネスを止めるためにある作戦を決行するのです
全員のお客さんがクルエラとなり本物がどれかわからなくするのです
そして警備員が全員閉じ込めたら
最終形態に入ります
エステラの姿に戻って育て親が亡くなった場所で
バロネスとの会話が始まります
全員の客が外に集まりその姿を見ていました
ハグをしたと思いきやそのまま突き落としたのです
エステラは死んだと思わされてバロネスは誤解を招きますが逮捕されます
ですがこのエンドロールには裏がありました
エステラとして投資金額をクルエラに託していました
そして崖から突き落とされた際にパラシュートを付けていたのです
逮捕されたバロネスにクルエラが登場して
絶対に許されないといい
連れていかれました
そして屋敷を買いそこで新たなる物語が始まろうとします
続編を楽しみにしながら待ちたいと思います
101ワンちゃんのスピンオフにはなってないような?
不幸な生い立ちと毒親、優しい養母の死など御伽噺のお約束は残しつつ、現代の若い女性が物理的にも精神的にもどう自立していくかがテーマだったと感じました。
エステラに少なからず異性としての好意を持っているジャスパーはクルエラの存在を認められずに「幼馴染のエステラのままでいて欲しい」と願うけれど、彼女が成功を掴む為にはエステラの死が必須だった。良い子は幸せになれるかもしれないけれど、悪い子は何処にでも行けてなりたい者になれた。サイコで悪女だけど憎めない新世紀のクルエラは最高にカッコ良かったです。
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