「映画を大切にしたくなる映画」サマーフィルムにのって やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
映画を大切にしたくなる映画
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残したい映画を物理的に残す方法も勿論あるんだけど、たとえ記憶は薄れてしまう物だとしても、記憶に残る映画を大切にしたいと思わせてくれる、素敵な作品でした。
未来で巨匠になっている事を喜ぶより、映画が無くなる事にショックを受ける程、映画が好きなハダシ監督。
少し大袈裟なくらいに表情豊かな伊藤さんの演技が、ハダシ監督の人となりに嵌まっていたと思います。
そんなハダシ監督と花鈴監督、何だかんだでお互いを認め合っている感じが良かった。
映画好きの同志って感じで。
真剣に何かに打ち込む者として、通じ合う物が有るのでしょう。
ハダシ監督、ブルーハワイの女優としての資質を見抜くあたり、他の分野の映画もしっかり観てそうだし。
それから、この映画は笑えるシーンが結構有るんです。
爆笑って感じじゃなくて、クスッと笑っちゃう感じの。
小学生の息子と観たのですが、親子で笑ってました。
軽い感じでありつつも、しかっりとしたものが根底に有りそうな素敵な映画だと思います。
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momokichiさんのコメント
2021年9月14日
そんなハダシ監督と花鈴監督、何だかんだでお互いを認め合っている感じが良かった。
映画好きの同志って感じで。
真剣に何かに打ち込む者として、通じ合う物が有るのでしょう。
本当にそうですよね!