天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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五代友厚の偉業、エピソードを知れば知るほど、大河ドラマにしても見応...
五代友厚の偉業、エピソードを知れば知るほど、大河ドラマにしても見応えがありそう。
そんな人生を一本の映画に収めるのは大変だったと思うし、少し目まぐるしく若干無理があったとは思いますが、五代の情熱的で精力的で且つ少し不器用な魂がそのまま乗り移ったような三浦のひたむきな演技が、物凄く感動的でした。
これぞ五代友厚
春馬くん、最後の主演作品
若い頃と、年齢を重ねた五代友厚を見事に演じ分けていた
本日鑑賞しました。当方、関西出身でもあり、大阪の財界の立て直しから日本経済の基盤を作り上げた歴史人を三浦春馬さんが演じていただいたこと、非常に嬉しく思います。
若い頃の、少し暑いがガムシャラでよく笑う五代、そして周りの変化や時代の変化を得て歳を重ねた落ち着きながらも、暑い情熱を内に秘めた五代友厚を、三浦春馬さんは見事に演じ分けているな、と思いました。
そして目線や手の動き、呼吸など細かい部分まで演技力が高く、魅了されてしまいました。仲間を想うときの目線使い、突然の訃報に涙を流すシーンの手の動きや肩の震えなどをみると、細部までこだわりの強い方なんだろうなと言うのが伺えます。
我が強いタイプではなく、何者にも染まれる役者さんだったのだなぁと。
この作品を見るまで、あまり五代友厚については恥ずかしながら詳しく存じ上げなかったのですが、この映画を観て、是非書物なども読んでみたいなと思えた作品です。
最後亡くなるところは現実とリンクして涙が止まらなかった。
関西の吉村知事や松井市長も出られていたと知り、関西人としても観ると熱くなる映画でした。
終わったら拍手をしようかと思いましたが、涙を押さえるのに必死でした。
もう新しい三浦春馬が見れないのは本当に悲しいですが、
きっと彼は、いろんな作品の中で、みんなの心でずっと生き続けているんだと思います。
三浦春馬の迫力が凄い
幕末はあまり得意ではなく五代友厚も知らなかったけれど
三浦春馬の最後の主演ということで好奇心で
観に行ってみた
この方のドラマや映画は今まで観たことが無かったけれど
この映画に掛ける熱情が凄過ぎて
こんなに素晴らしい演技が出来る俳優がまだいたのかと驚いてしまった
とにかく美しい…外見だけではなく姿勢や所作
何より内側から滲み出るエネルギーの強さに
圧倒されてしまった
ストーリーも流れもよくわからない自分にも
演技で話が伝わり良く理解できて観やすかった
三浦春馬目当てにまた数回は観たいと思う
しかし話の割に色々端折られていて詳しく掘り下げて欲しいところもスルーされてそこが実に残念だった
こんな壮大な物語を2時間弱に圧縮するのはどう考えても無理過ぎる
調べたら市民が立ち上げたプロジェクトだそう
そりゃ予算も厳しく制作も大変だったろうに
配給も決まってないとかリスクが大き過ぎる
それでもこのご時世に上映に漕ぎつけたのは
監督はじめスタッフの努力と
三浦春馬の意気込みと鬼気迫る演技の賜物ではないかと思う
坂本龍馬も岩崎弥太郎も凄く良かった
妻の豊子も凛として潔くてもっと観たかった
これは時間の限られた映画ではなくて大河ドラマレベルの作品
渋沢栄一ではなくて五代友厚の方が題材として良かったのではないか?と思ってしまう
色々難しい中 キャストスタッフの皆様
近頃稀に見る良質な映画をありがとうございます
そして三浦春馬さん
貴方はとても言葉で表し切れない凄い俳優
これから貴方が出ていた作品を少しづつ観ていきたい
これからファンになるのはあまりに遅すぎるけれど
貴方が歩いて来た道を知りたい
未来が無いのが実に…実に残念…
惜しい…とても悔しい…
予習ゼロ、歴史物好きではないが、最後まで飽きない
幕末から明治にかけての話ということだけ知って見たが、2時間魅了された。
この映画が、何を我々に訴えたかったのか。という点がはっきりとしなかったことがやや残念ではあるが、今まであまりスポットライトが当たってこなかった五代友厚という男を知れたことは大きかった。
言うまでもなく、三浦春馬さんの演技は素晴らしかった。彼の演技力のお陰で2時間飽きなかったと言っても過言ではない。
また、三浦翔平さんもなかなかいい味を出していたように見えた。恋愛ものよりこう言う作品の方が向いているのかな。
上映終了後、拍手が起こった映画は初めてでした。
時代劇は好きなジャンルではないから、最初は最後まで飽きずに観られる...
日本を大切に思わせられた
#110 映画的にはイマイチだけど
映画の中で生き生きとしている三浦春馬クンを観てると、人の心の中で生きていれば死んでないって改めて思った。
それは別として、この映画は三浦春馬が急逝してなくても年内に公開されたのかは疑問。
映画として何を訴えたかったのか。
五代氏の生涯を描くのなら恋愛とか他の有名人は省いて、彼の才能と信念に焦点を当てるとか出来なかったのか疑問が残る。
と言いつつ、何気に目立ってスクリーンに登場する吉村大阪知事には感激。
この方、コロナで一躍脚光を浴び有名になったけど、そうじゃなかったらスクリーンに映ってても私は気付かなかったろうお方。
しかも蓮佛美沙子さんの隣にいても、ただのエキストラに見えないイケメンぶりに改めてビックリ。
三浦春馬クンの遺作、あと何本残っているのかなあ。
私的に彼の出演作で1番好きなのは『奈緒子』です。
感動的で心が洗われる鬼滅の刃的作品
細かいレビューは他の人に任せて思ったことを。ー29歳男性ー
個人的には本作が鬼滅の刃の映画版と少し被って見えました。
・主人公のキャラクター性が、強くて優しくて純真で一途という理想化された男性像
・主人公の清らかな人柄を活かした心が洗われる展開
・テンポの良さや映像美
・悲しい話が多いのに観終わった後に一種の心地よさがある
基本的には大衆映画で万人向けなので家族でも楽しめる映画です。
女性の一生や親子関係も描いているので、20代以上の女性には特に刺さると思います。
演出や脚本の質が高く、キャスティングも良かったので、ぜひ皆さんに見てもらいたいです。
※ー0.5点は予算の制約がなければもっと作品に深みが出せたと思ったからです。
映像が美しく、登場人物も繊細に描かれています
歴史の題材ですが、背景に詳しくない人でもとてもわかりやすい映画です。
歴史的な著名人、役人、商人、普通の町の人々…と登場人物もたくさん出てきますが、限られた時間のなかでもそれぞれの描写が丁寧に繊細にされており、人物の心の動きに感銘を受けます。
登場人物に合わせた背景の映像も美しく、青春群像劇としても素晴らしい映画です。
主演の三浦春馬さんが、青臭い若者から、「日本を変える」と確固たる意志を持ったリーダー・「五代友厚」へと成長していく様子を魂を込めて演じられていて、素晴らしいです。脇を固める俳優陣の方々の演技も皆、生き生きとしていて、惹きつけられます。
混迷の日本において、正に、今、見るべき映画です。
春馬の熱量はすごいが、映画はスカ
冒頭、三浦春馬演ずる五代は、何かに追われて町中を走っている。
走っている彼と同じ様に、映画は、五代の人生プロットを走っていただけの、はっきり言って安直なスカである。
五代の人生なりを知らないと、訳が分からない映画である。一番言いたい事は何なのか⁈が、きちんと伝えてられていない。
映画としては、イマイチであるが、亡くなった三浦春馬の熱演は買う。力が入りすぎていたぐらいの熱量だった。
とてもカッコイイ五代、カッコイイ春馬。
カッコ良すぎる。そして、亡くなってしまっただけに、役と本人と、台詞がダブってしまって、皆、割り引いて鑑賞している気もする。
大阪商工会議所を作る時の オレについてきてくれの大演説で、映画をまとめようとしていたのは分かるが、それ以前の五代の歩みをじっくり描いていない為、せっかくの場面なのに伝わって来なかった。
他の役者では、三浦翔平は思ったより良かった。
そして最後、五代の葬儀の時、大勢が五代を忍んでの提灯行列を見た時の、蓮佛美沙子の歪んだ泣き顔は、とても良かった。ただ、喪服なのに、襟足を抜き過ぎだったなぁ。そして、母親役の筒井真理子、「よこがお」でとても印象的、凛とした母は、五代同様カッコ良かった。
生きる為に、何を売る⁈」と問われた劇中、同じ様に彼、三浦春馬に問いたい。生きて行くために、売るものが無かったのか⁈
売るものがなくたって、ただ居てくれただけでよかったのに‥三浦春馬はホントは、カッコイイ役だけじゃなく出来た筈なのに、そこしか見られない役どころであった。そこが本当に残念。
漢・三浦春馬
彼の喝が世を動かし、彼の笑顔が皆を幸せにし、これの涙がこちらを感極ませる、本当に素晴らしい俳優です。
時代設定の幕末時代は自分が歴史というジャンルの中で1番好きな時代で、この手や映画はよほど下手なものを作らない限り基本高評価です。
今作も、五代友厚という1人の人間の一生を描く映画として良い作品に仕上がっていました。常に辛い時代を生きてきた五代がひたすらに自分の使命を全うしている姿がかっこよかったです。人を思う気持ち、経済を進めていく力、夢を叶える姿、葛藤している気持ち、どれをとっても素晴らしい人間だったんだなと思います。
ただ、時代背景とそぐわないBGMや、簡略化されている場面が多く全部全部に共感できたわけではありませんでした。
坂本龍馬・弥太郎・伊藤博文、そして五代友厚が駆け抜けた群像劇。それだけで満足できます。ちょっと惜しいかなーって感じです。
情熱の目力に圧倒。
改めて三浦春馬さんのご冥福をお祈りします。
本当に本当に残念です。本作鑑賞し改めて思います。
五代さんの存在はNHK朝ドラでディーンさんが演じられて知りました。
そのくらいの知識しかないレベルなんです。ですからどんな映画になるか楽しみでした。
三浦春馬さんのクライマックスの演説シーン、素晴らしかったな。
あの目。命懸けって伝わってきましたよ。
ぐぐぐーーーーってきました、気持ちが。
以下、どーしても気に入らない点です。
本作品、脚本も演出も「冗長感」たっぷりなんですよね。それは
・五代さんの生涯を満遍なく見せようとしている
・感動につなげるシーン(五代さんが苦労している、頑張っているシーン)多すぎ
・不要と思えるロマンスエピソード
漫然とエピソードがだらららーと流れている感じ。
だから、物語としてのまとまりと盛り上がりに欠けます。
こんなにドラマティックな人生を49年という短い期間で走った五代さんの
描き方として、どーなんだろ?物語からのカタルシスを感じられなかったです。
もっとテーマにそってブラッシュアップできたのでは?
「国民から一番嫌われている男が日本を救った」
「金も名誉も地位もいらない、俺は国民全員が夢を見れる国にしたい」
この2点に絞り込んでここを際立たせることできたんじゃないかな?
あくまでWiKiですが、五代さんの功績すごいものがあります。(質、量ともに)
官にも属されていたのでそこでのご苦労もあったと思います。
五代さんの純粋な「夢」を達成するためにどれほどの尽力をしてきたか?を
もっともっともーーーーーーーーーーーーっと掘り下げて描くべきだったと
腹の底から思ってます。
もし、そうなっていたら商工会議所のシーンも、ラストシーンももっと
見る側に訴えるものがあったのでは?と思います。
あぁ、三浦春馬さん。
次作を見ることができない悔しさと悲しみでいっぱいです。
合掌
今、観るべき映画
魂を感じる映画
表現者・三浦春馬
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