天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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オーソドックスな幕末の物語と思って。。。
年末で忙しいし観るの相当迷ったけど、三浦春馬さんの最後の映画だということもあり観ましたが、本当に観てよかった!!普通の知識程度で、すっと物語に引き込まれていくいい映画でした。
教科書でちょっと見かけた(あまり歴史強くないから。。)ぐらいの知識しかない人物の物語って、観るたびに毎回“学生のときにこの映画観たかった!”と思います。
特に有名な人物が沢山いる幕末で、しっかり五代友厚を中心に据えて物語が進んでいく展開も好感が持てました。
物語の結構な割合を占める想いを寄せる女性について、これを現代風に考えてしまうと、風俗嬢に本気で入れ込ん周辺に何人かいそうなあまりカッコいい話ではないのに、三浦春馬さんが森川葵さん相手にすると、とても素敵な話になるから凄いなぁと思います。
五代さんの功績、人格が春馬さんとリンクする感動作!!
初日に観に行ってきました!
冒頭の追われるシーンからのタイトルバック!ドキドキワクワクしました!
欲を言えば、友厚の功績をもう少し映画の中でわかりやすく見たかったのもありますが、何より春馬さんの演技に心を奪われました。
画面越しにも伝わる熱量に息を飲み涙し、改めて唯一無二の俳優魂をまざまざと見せ付けられて、あなたこそ
『イッツパーフェクトじゃ』
と言いたい気持ちでいっぱいです!!
そして、友厚の天才っぷりや優しさ、困難に立ち向かう強さ、人望(最後の提灯の列のシーンが象徴的)は、奇遇にも春馬さんそのものでした。
想いはみんな同じなのか、全国で終了後に拍手が沸き起こってるようで、こちら地方でも拍手が続きました。
プロジェクトの有志達の声から約7年近く経って映画化された意義深い作品でもあり、コロナ渦で混沌とした世の中に夢や希望の大切さ教えてくれる、まさに“今観る映画”です。
実在した偉人、生身のリアルな表現は、記録的ヒットのアニメもいいですが、私はこちらを推します!
よくまとめたな~~と逆に感心!そして三浦春馬の渾身の演技に胸が打たれる
7月に亡くなってから、色々な話を耳にするが、その度に県民としては胸がはちきれそうだった。そして、今回は久しぶりの三浦春馬の映画を観に来た。客席はそれなりにだったが、始まると圧倒的な貫禄が出てきた。本当に30歳なのか!!これだけのスケールの主役を出来たのは確かに三浦春馬しかいなかった、と思える作品。他の脇を固める役者も本当に良い演技にこの作品がどれだけ皆の心が1つになってたかを感じた。また、終わった時にど~~つと押し寄せる三浦春馬への喪失感。これは大変だ。。。低予算でコロナ禍で時期がずれたと言う公開日、この日に三浦春馬がいない。何故だ。本当に凝縮された内容だが良く出来ている。
渾身の演技に心が震える! 稀代の天外者が魅せる最期の輝きを見届けろ!!
幕末から明治にかけて活躍した実業家、五代友厚の生涯を描いた伝記映画。
主人公である五代友厚を演じたのは『永遠の0』『コンフィデンスマンJP』シリーズの三浦春馬。
五代友厚と友情を築く土佐の浪人、坂本龍馬を演じたのは『海猿』シリーズや『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の三浦翔平。
五代友厚と心を通わせる遊女、はるを演じたのは『渇き。』『TOO YOUNG TO DIE!』の森川葵。
五代友厚の父、五代秀尭を演じたのは『トリック』シリーズや『マスカレード・ホテル』の生瀬勝久。
30歳という若さでこの世を去った俳優、三浦春馬が遺した最後の主演映画。
この映画を観て、激動の時代を生き抜いた英傑・五代友厚と、平成の世を駆け抜けた名優・三浦春馬の人生がリンクしたかの様に感じたのは自分だけではないはず。
正に一所懸命というべき、最高の演技で現代に五代友厚を蘇らせてくれました!
映画の出来としては決して褒められたものではない。
五代友厚の生涯を2時間にまとめようとした結果、大河ドラマのダイジェストのような作品になってしまっている。
徹底的にナレーションを排し、映画的に演出しようとした意図はわかるが、やっぱり五代と時代がどういう状況にあるのかがわかりづらくなってしまっていた。
オリジナル要素である、遊女はるとの恋愛もリアリティに欠ける。というか、はるがどういう人生を送ったのか全然掴めなかった。
はるというオリジナルキャラクターを出すくらいなら、妻である豊子をもっと掘り下げるべきなのでは。
いつのまに豊子と結婚したの!?と思ったのは自分だけではないはず。
大阪での活躍が、五代友厚というキャラクターにとって一番の盛り上がりになるはずなのに、結局彼が何をしたのかが良く分からなかった。
幕末での描写を削り、明治時代に着目して物語を紡いだ方がスッキリしてわかりやすい物語になっただろうに。
歴史に詳しくないので時代考証とかは出来ないけど、ところどころ違和感がある。
例えば冒頭のシークエンス。藩の命令で長崎に送られているのに、天誅!とか言って殺されそうになるのっておかしくないか?
あの時点での五代友厚は別に倒幕派でも無いわけだし。
とはいえ、革命により新しい世を創り出した五代を単なるヒーローとして描いていない点は好印象。
本作では、明治維新により旧来の制度が崩壊したことで没落した人間がいるという事実が、五代に対し容赦なく突きつけられる。
そのことから目を逸らすことなく、悪人と罵られようが前進を続ける五代友厚の覚悟には胸が熱くなった。
まぁ、なんといっても本作は三浦春馬の映画ですよ!
正直言ってこんなに良い役者だと思っていなかった💦
立居振る舞いが美しく、強い意志を感じさせる目力が素晴らしい。
クライマックスの大演説シーンに心を動かされない人間は居ないだろう。あそこは日本映画史に残る名シーンです!
冒頭の、三浦春馬が全力疾走しながらスクリーンに登場した姿を観ただけで感極まってしまった…😢
5年以上の歳月をかけて進行していたプロジェクトらしいが、制作が頓挫しないで本当に良かった。そして五代友厚を三浦春馬が演じてくれて本当に良かった。
芝居に情熱を燃やした青年の最後の輝き。
この映画は後世まで語り継ぐべき作品である。
※
ラストクレジットで、三浦春馬への追悼文が出た瞬間、会場からは大きな拍手があがった。おそらく全国の映画館で同じ現象が起こっただろう。
素晴らしい役者人生でしたね。
欲を言えば、あと50年くらい彼の演技を観ていたかったです。
大河
役者陣も話も非常に良かった。
まだまだ自分が知らない偉人がいるんだな、と勉強になったな。
不満点を挙げるなら、音楽や映像が映画より大河ドラマっぽかった、というところかな。
こう、もっと長くして、人物の深掘りと、それぞれのエピソードをじっくりやって、2時間ドラマを何話かでやる、というのでも良かったかな。
坂の上の雲みたいな。
これはこれで面白かったけどね。
美しい映画
決して派手でも無く、豪華俳優陣がたくさん出るでも無く、極論を言えば、地味な映画です。
でも、そこには、研ぎ澄まされた刀のような美しさがありました。
史実に基づいたオリジナルストーリーですが、主人公「五代友厚」の人となりがはっきりと描かれており、三浦春馬が体現していました。
三浦春馬さんが亡くなったから、評価が上がっているのでは、無いと思います。
役者達は、どなたも素晴らしかった。
拍手は誰に向けたものか
上映後、鳴り止まぬ拍手がどこからともなく。
最近の映画でこういう状況は珍しい。
遺作。そういった状況から、シーンや台詞でどうにも現実とリンクさせてしまう妙な違和感が出てしまった映画だった。
点数や評価というのは、個人の価値観であるが、
自分がこの点数にしたのは、この映画を遺作と誇れるだけの価値があるかとした時に、それは違うのではないかと思った。
その拍手は五代友厚を演じた三浦春馬へ向けたものではなく、確実に三浦春馬自身へ向けたものだったようにしか思えない。
内容はさることながら、2時間弱の中に込められた想いというのは、制作者目線で見ると薄く思えてしょうがない。
日本には「誰もが夢を見れる国になってほしい」そういう願いを込めたものであるだろうが、その言葉だけで、作品として、映画として苦味が無い。
維新の会が絡んでいるということもその一つだ。
キャストは素晴らしい。ただ、キャストを殺しているカットが多い。その上、脚本の流れの速さがさらに役者の良さを殺している。
あと、音楽もそうだ。総集編かのように全てが流れていき、全て"いい感じ"で進むのもそうだ。
グラバーを語り口とするのは、大河ドラマでもあるやり口だが、どこかそれが映画ではない。
グラバーに愛が見出せないからだ。全てを見つめている感がない。
恋愛ものなのか、歴史物なのか、はたまた男のロマン劇なのか。
三浦春馬という人間にこの映画、もとより五代友厚がどう影響したのか、という目線も持ってしまい見てしまうような状況にもなった。これは悲しくも映画を作品として良くはさせないと思う。
最後に三浦春馬自身がオファーしたという妻役の蓮佛美沙子。
彼女自身が可哀想だ。なぜならストーリーが薄すぎる。
表情を持つだけに、"2人目"としては弱すぎるカット割り。
最後の表情へのステップがまったくもって弱い。
悪い意味での大衆映画、邦画の弱さを感じるものであった。
テレビ的だ。
残念。
出演者の熱い演技
明治維新前後の社会の変革時期、人々の考え方、身分制度、生活様式が大きく変わる時代に、100年先も見据えて、信念をつらぬいた五代友厚の生き方を三浦春馬が見事に演じきりました。
そして、他の出演者も三浦春馬の演技に呼応するよう、活き活きとその人物を表現していました。
三浦春馬さんの一つ一つのセリフは、セリフではない、心からのメッセージと受け止めました。
無言の演技、殺陣、所作、どれもすばらしかった。
もう少し、上映時間を長くして、妻の五代豊子など登場人物のバックボーンなどを描けたら良かったと思います。
三浦春馬が生きていても
生きていたら話題にはならなかったかも、という気はする。もうちょっと丁寧に掘り下げて欲しいな、とか、その役はこの人では無いよな、とか思うところはチラホラ。時代が変わろうとしている今こそちゃんと作って欲しかったな、と。個人的にはかたせ梨乃の何を売って生きるのか、という問いが刺さったセリフでした。
三浦春馬の遺作というのは考えないように、純粋に楽しもうと思って観たけどやっぱり無理!惜しい役者さんを亡くしたなーとどうしても考えてしまった。こういう映画でこういう役を選んで、真摯に演じられるところがホント良い役者さんだな、と思う。
昨日、観せて頂きました。 魅入ってしまいました!! 100分チョイ...
昨日、観せて頂きました。
魅入ってしまいました!!
100分チョイで納めるのには、なかなか難しい…もっと観たい!!知りたい!!と思いました。
これから五代友厚の本読んでみたいと思いました。
私にとって天外者は、五代友厚と言う人物をもっと詳しく知りたい!と言う衝動にかられる映画でした。観て良かったです。
五代、竜馬、弥太郎、利助!!!良かったです。
はるさんもお母さんも妻豊子ももっと観たかった。
長さの関係でカットされたと言う桜島を見ながら妻に語ったシーンも観たかったです。
今、五代さんの実情家バージョンとプライベートバージョンをじっくり観たいという余韻です。
素晴らしかったです。
三浦春馬さん演じる主人公・五代がとにかく魅力的でした。
格好いい場面ばかりではなく、敵も多かった主人公にどっぷりと感情移入できたのは、俳優さんの力が大きかったと思います。
三浦さんの次回出演作を是非とも観てみたかった…
今作品の出来が素晴らしかっただけに、それだけが唯一残念です。
故人の遺作というだけで高評価つけるのはやめてほしい
評点を見て見に行きましたが、普通の映画といった感じ。
あまりにも高評価つけられすぎてるので平均点を下げるため1にしています。
三浦春馬の表情は鬼気迫るものがありましたが土佐弁?に違和感があった気がします。
ストーリーもまあ普通。
西川貴教さんが結構演技頑張ってた印象がありました。
唯一無二の俳優三浦春馬さんの熱演
TOHOシネマズ六本木舞台挨拶の回を観に行きました。舞台挨拶の登壇者の方々の春馬くんへの想いがひしひしと伝わり舞台挨拶から大号泣。映画館でこんなに泣いたことはないというくらい涙が止まりませんでした。そんな心情の中本編。2019年はお休みがなかったと言われるくらい多忙な中でのこの熱演。佇まいや所作や表情全身全霊。特に剣術姿が素晴らしかったです。春馬くんと3人の実力派女優さんとのシーンがとても印象的でした。
天外者
五代友厚とあまり馴染みのない
偉人のお話という事だったので
どんな映画なんだろうと思いましたが
観だしたら
あっという間に映画の中に引き込まれました。
思った以上に圧倒的で上手い主演の三浦春馬の演技と
テンポの良さ
共演者と掛け合い
日本の景色の美しい映像
最近時代劇って少ないけど
これが日本の映画だって感じて!!!
今のこの 難しい時代
是非色んな人観て頂きたい映画だなって
感じました。
俳優「三浦春馬」の演技を目に焼き付ける
ある人が言った。「春馬くんの映画ね…可哀想だから観れない」と。
私はそんなフィルターにかけてこの作品を見て欲しくはない。そういう見方は少なからず仕方の無いことかもしれないが、彼の熱量と役柄にピタリとはまる全身全霊の演技をぜひ見て欲しいと願う。作品の中で彼は一際輝き、イキイキと躍動している。
彼の演技が好きな人はもちろん、少しドラマを見て知っているくらいの方でも三浦春馬さんの演技に魅了されるだろう。
ストーリーはフィクションであり、五代友厚という人物の人となりを描きながら史実を織り交ぜているため、ややぶつ切り感は否めない。その点が気にはなったが、1.2つのエピソードを膨らまして描くより情報量が多かったと高評価に変えようと思う。
総じて俳優陣の演技は素晴らしかった。可憐な森川葵さん、聡明でしとやかな雰囲気の蓮佛美沙子さん、豪快で新しい魅力的な龍馬を演じた三浦翔平さん、他のキャストの方もハマっていて素晴らしい。
彼は細部の演技や演出にまでこだわる人、何度も観てその演技を、伝えたいことを感じたいと思います。
偉人の激動の生き様が、三浦春馬によってスクリーンで観れるのは最高。
初日に観てきました。
駆け足ではありましたが、世間にあまり知名度のない五代友厚の生き様を、三浦春馬君が演ずる事によって鮮明に知ることが出来る作品でした。
三浦春馬君がもちろん好きで観た作品で、最初から涙かと思いきや、物語に引き込まれていきました。
春馬君の演技力はもちろん、女性陣の魅力も満載で、五代友厚の人生の彩を増してくれていたと思います。
時代が目まぐるしく変わっていく中で偉人がどう生きたのか、俳優人の熱量を感じて観ることが出来ます。
若者にも是非観てほしい作品です。
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