天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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急遽別の映画の代わりに鑑賞したけど
本当は新解釈三國志を観ようと思ってだのですが、チケット買おうとしたところで中々クチコミが芳しくないことに気づき、なんとなく辞めておこうかな…となったけど、映画みたい!という欲求が残ったので他にいい作品ないかとクチコミ見つつ探していたら、なんだか気になったのがこの作品でした。
五代友厚…ディーンフジオカが演じてた幕末のあの人ね位の知識でしたが、三浦春馬さんの演技に引き込まれました。
改めて素敵な俳優さんだなと感じたので、もう新しい演技が見れないことが残念でしょうがありません。
特別大ファンだったわけではないけど、つい見てしまう俳優さんの一人。(ということは潜在的に好きなのか)
この映画は三浦春馬さんの遺作とも、やっているのも知らず、上映作品を見ててこんなのやってるんだ位のノリで選びましたが、観て良かったと心から思いました。
途中からハンカチ握りしめて観ました。
夜だったからまだ良かったものの…終わった時、目真っ赤で腫れてて、これで電車乗って帰るのかという酷い顔でした笑
ただでさえ泣き腫らしてたのに、ラストの追悼文でまた、号泣。
もう三浦春馬という俳優がいないというのが信じられません。それくらい三浦春馬さんの五代友厚は人間味あふれる人物でした。
パンフレットが完売していたのが残念。
今見るべき映画
三浦春馬は五代友厚になっていました。
殺陣、所作、表現力、どれをとっても一流で
さすが三浦春馬と言う感じでした。
「名もいらぬ、実もいらぬ、ただ未来へ」と幕末から明治初期に日本の未来のために、利他の心を大切に尽力された五代友厚とその仲間の心情などがすごく素敵に描かれていました。
2時間弱の映画で五代友厚の人生を駆け足で描いていくため、少しあの時代の歴史を学んでから行く方がより
楽しめると思います。
共演者の皆様の演技も素晴らしいですし、
この映画で、人が生きて行く上で大事なことは何かを
考えさせられますし、
何回も観たいと思う映画でした。
7年もの時を経て、有志の皆様の熱い想い、
監督やスタッフキャストの皆様の想いが
伝わるような愛ある映画だと思いました。
天外者
勇気が貰える映画です。
今、観るべき映画です!
素晴らしい映画でした。
画も音楽も美しくあっという間に終わったと印象で素晴らしい映画でした。私は関西に住んでいるのですが、五代友厚氏のことを初めて知りました。お恥ずかしいです。歴史の勉強にもなりますし、何度でも見たいと思う映画でした。また三浦春馬さんの所作が全てにおいて美しく、姿勢を正し前を向かなければと思いました。最後の言葉【地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ】この言葉が頭から離れません。私の人生において目的を見つけなければと思わせてくれた映画でした。役者の皆さん素敵でした。三浦春馬さんは本当に素晴らしい俳優だと改めて思いました。
女郎屋の婆さんめちゃくちゃかっこいい
正に今見るべき映画です。
群像劇にとどまらない勇気をもらえる映画
バランスの良い映画
三浦春馬目当てで、行ったのだけど
歴史から受け継ぐものが伝わってくる映画でした。
この映画、日本の歴史的背景を添えて海外の方にも見ていただける映画にしてはどうでしょう…
まずは三浦春馬さんはじめ、田中監督や共演者、スタッフ、プロジェクトの皆さん、映画そのものと共に作り手の熱意も伝わり、胸が熱くなるのを感じよかったです。限られた予算だろうとちょっと心配していました。
歯切れよい太刀まわりシーンや静かな男女の関係、時代は立ち向かう気概、日本の質素な感じとか美しい景色とか魅力多く、チケット代では申し訳ないほどの満足感でした。
個人的にはかたせ梨乃さんが出ていたことが嬉しく、ほかの3人の女性の立場を考えるのも楽しかったです。情熱のまとまり方がいいのか、春馬くんの技量が突き抜けてるのか、製作費以上の映画になっているのではないでしょうか。
あの時代の外国人と日本人のつながりがわかってきて、江戸末期〜明治初期の歴史と人物の行末を家で確認したりしました。
英語のナレーションというのも素敵で、監督には是非是非もう一肌脱いでいただき、海外の方にもわかりやすいように再編してユニバーサルに見てもらえる映画にしてもらいたいと思いました。共に見た夫はなんで追いかけられるのかとかお家継承の長男の立場とか…説明が足りない感じがしたとのこと。
パンフレットにあった五つの心得とか桜島のセリフも残されていたら良かった…
時代劇を見直したのと、五代と春馬さんの天外者、共演者の方々に魅了されました。
みんなに見てほしい。
現代の天外者(もの凄い才能の持ち主)三浦春馬‼
12月11日、封切り初日に映画館へ足を運んだのは生まれて初めてのことです。
三浦春馬さんの演技を観たくてドキドキしながら行きました。
一つの表情も言葉も所作も見逃すまい、聞き逃すまいと真剣すぎるほど真剣に観ていて、気が付けば終わっていました。あっという間の109分でした。
展開が早く、その流れについていくのが精いっぱいという感じでした。
泣くまい泣くまいと思っていましたが、ラストシーンでは涙が溢れ、エンドロールの最後に春馬さんへのメッセージが流れた時はさらに涙が溢れてしまいました。
エンドロールが終わるまで、誰一人席を離れず、拍手が起こったのも初めての経験でした。
一回の視聴ではよく呑み込めず、翌日も映画館へと足を運びました。
二回目ともなるとストーリーの展開もわかり、じっくりと映画に見入ることができ、春馬さんや役者さんたちの演技の熱気がぐんぐんと迫ってきて、ラストシーン以外でも、何度も涙が出てしまいました。天外者という映画を心底堪能できました。
そして、21日の今日、三度目の鑑賞をしてきました。
一つ一つ丁寧に観ることができ、五代友厚を自分のものとして演じきった春馬さんに、そして、三浦翔平さんら共演者の皆さんの素晴らしい演技にも心から拍手を送りました。
予算も少ない中、色々な困難にもあいながら、この映画を世に出してくださった映画『五代友厚』製作委員会の皆様をはじめ、監督やスタッフの皆様、関係者各位に感謝いたします。
毎回、エンドロールが終わるまで席を立つ人もおらず、拍手が沸き起こるという映画は、本当に初めてです。それほどに、心に響いてくる素晴らしい映画で、今観るべき映画でしょう。
日本の未来を切り開いた男・五代友厚が三浦春馬さんと重なり、十分に代表作と言える作品になりました。
近年の映画の中では、映画史に残る名作であると言えます。
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