「士農工商 が 明治は商士工農 になった。」天外者(てんがらもん) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
士農工商 が 明治は商士工農 になった。
クリックして本文を読む
日本のキャピタリズムの父親見たいな人だろう。もう少し進歩的な考えを持っていたら、帝国主義的な資本主義にならなかったと推測する。しかし、
言うまでもなく、元祖♥脱亜入欧そのもので、経済を経世済民のレベルで考えられる事が出來なかった。
だから、
彼は大阪商工会議所の壇上で
『100年先の日本を見て!自分の利益の為だけで行動してはいけない。それでは駄目だ。みんなで力を合わせろ!そうしないと前に進まない。日本は駄目になる』と言った口上を吐く。
しかし、それは、『富国強兵、殖産興業』である。
そして、敗戦後に彼がのたまう『誰もが自由で平和に暮らせる社会』が訪れた。この映画が、どこまで本当であるのか分からないが、100年先の日本の未来が、彼の思うように訪れたのである。しかし、残念ながら、彼の魂がそうさせたと判断するには如何ともしがたい。
また、坂本龍馬が大政奉還を提案して無血開城させたと言う事と、海援隊の財を岩崎弥太郎が継承したとする考えはほぼフィクションと考えるべきだ。
確かに明治維新は若い力で成し遂げたが、古い封建体制を言わば下剋上の様に若い力が勝ち取ったと見たほうが良いであろう。だから、明治政府の要人には下級武士出身が多い。言葉を変えれば、武士が平等になって、下層の商人が明治を支えたと言える。
侍JAPANと普通の階級出身者に言えるのは、そう言った悪しき習慣が残ったと言える。
そして、何よりも大事な事は 『全てがお金になった』それが明治時代である。誰もが中学生で習ったハズだ
三浦春馬様 遅れましたが、御冥福をお祈りします。良い生まれ変わりを。
コメントする