ヘイター
2020年製作/136分/ポーランド
原題または英題:Sala samobojcow. Hejter
スタッフ・キャスト
- 監督
- ヤン・コマサ
- 脚本
- マテウシュ・パツェビチュ
- 撮影
- ラデック・ラドチュック
- 美術
- カタジーナ・ソバンスカ
- マルセル・スラビンスキ
- 音楽
- ミハウ・ヤツァシェク
2020年製作/136分/ポーランド
原題または英題:Sala samobojcow. Hejter
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2018年8月2日記録用に簡単に。
「聖なる犯罪者」にものすごく期待をしているので、予習として同監督の作品を鑑賞。
現実に模倣犯が出てしまうほどにリアルにポーランドの状況に合わせて作られている。正直ポーランドに関する政治の状況を知っているのと知らないのとでは楽しめる度合いが変わってくるのは否定できない。
非常に会話劇としても編集の仕方としてもテンポが良くて、飽きずに見られました。インターネットで世論を操るというのは、日本にも置き換えられる。SNSによって、誰もが簡単に意見を発信できる時代になって、こういういわゆる“捨て垢”を利用しての有名人への攻撃、誹謗中傷が平気で起こる。その成れの果てがこれだと考えると恐ろしくなる。
主人公が闇に落ちていく様も非常に滑稽に描かれているし、目のクマの暗さからも上手く表現されている。そもそもネットストーカーの素質を持っていた主人公のタガが外れていく様、それに巻き込み巻き込まれていく外野も面白かったです。
オンラインゲームも功罪ありますよね。そこも上手く描いていたと思います。