Bittersandのレビュー・感想・評価
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若手俳優のつめこみ映画。脚本は...
仕事の関係で鑑賞。
ストーリーは高校時代にあったクラスの相関図事件の真相の追及とその犯人に対する復讐(軽めのやつ)がメイン。
正直、各俳優の演技は良いが、キャラクター付けやストーリー設定が甘いと感じた。俳優メインで観るなら良いが、オススメする内容の映画ではない。
仕掛けを機能させるための予定調和
本作は令和の水戸黄門ですか?もしくは遠山の金さん?
とにかくがっかりすぎる。
メ〜テレさん絡みでは「さよならテレビ」、「本気のしるし」など名作続いてましたから期待しましたよ。ところが、、、。
何かについて書いちゃうと、ネタバレになってしまうくらいに仕掛けがおおすぎ。伏線とは言いませんよ、これ。実は、、、。あのとき、、、。あやしいと思ったんで、、、へへへ、遊び人の金さんとは俺のことだいっ!ですよ、そんなん、全部後出しジャンケンやん!辻褄合わせのオンパレード。
ベスト・オブ・後出しはラスト。エンドロールの後。
おい、それ、ちゃぶ台返しやん!
なら、それなら、序盤の説明せーや!
と、怒り心頭です。
で、内容は重くて軽々しく描くようなもんじゃない。それを大団円的な持って行き方、マジでふざけんなです。予定調和で汚いものに綺麗に蓋するような本作を作った監督(脚本兼)は頭がお花畑じゃないか?と疑います。
結局、綺麗に終わらせてますが、時代劇でしか成り立たない「仇討ちかっこいい」映画じゃないか。
一体、このカタルシスの作り方、誰に教わったのやら。もっとさ、本質描いてナンボなのでは?
話もセリフも展開も演出も、なにもかもが上滑りの一本でした。あまりにもチープでした。
最後の畳み掛け。回収がうなずけて面白い!
映画の冒頭、本編とは関係ないエピソードから始まる。映画の途中でも「あれってどうなったのかな?」とちょっと気になってしまうエピソードや登場人物、登場人物の態度などがちらほら出てくる。
そして後半、映画のラストに向けて畳み掛けるように全てが回収されて、その回収のストーリーが面白いです!
胸キュン青春映画でもあり、ストーリーの面白さとほろ苦い人間ドラマが織り成されている映画だと思います。
若い人も、そうでない世代の人も楽しめると思います。
イジメを受けた側は忘れない
これといった夢も目標もなくただ毎日を過ごしてる吉原暁人。ある日、暁人は高校時代密かに思いを寄せていた石川絵莉子(木下彩音)と偶然再会する。絵莉子には高校時代に吉原が原因の連関図事件があった。思い出したくない過去をすべて拒絶する絵利子の姿を知った暁人は井葉(萩原利久)と組んである計画を企てるという話。
どんでん返しもありなかなか面白いストーリーだった。
クラス内のイジメがテーマで、イジメた方は記憶になくてもイジメを受けた方はずっと尾を引き、忘れられないという事を再認識させられた。
井葉が大活躍で、演じた萩原利久が良かった。
木下彩音と井葉の彼女役の森田望智が素敵だった。
エンドロールの後にネタバレ映像が有るので、最後まで席を立たないようにしましょう。
煮詰まるじゃなく行き詰まるね。
高校3年生の時の同級生コンビが7年後、当時の遺恨と向き合う話。
映画監督になるんだ~と言い続ける友人と、その連れの女の子と飲んだ帰り道、高校時代に思いを寄せていた女の子に助けられ「3年1組の相関図」と向き合うストーリー。
真実は何となくみえる流れだったけど、なんで背負った?から始まり、そんなことで?と思うところもある展開に少しモヤモヤ。
主人公のことを一番知る友人の協力とかムチャぶりとか、面白おかしさを孕みつつ、小さな話ながら犯人を晒し、でも掬えない程の悪には仕立てない優しいサスペンスでなかなか面白かった。
でも、なんで背負った?はやっぱりモヤモヤだった。
嫌な過去の思い出
七年前の嫌な過去、突然の同窓会!
暁人、有介、絵莉子、亜紗美の4人の笑顔が取り戻せてよかったです。
いい映画が撮れたと思いますよ、有介さん(^_^)
エンドロール後のワンカットよかったです。
観終わった後の爽やかな感じはいい
内容を全く知らないで観ました。伏線を張りすぎて展開や真相をある程度予想できる部分や、そういうことならいっそその設定で映画自体を構成すればもっと意欲作になったのでは、と所々惜しいところはありましたが、ストーリー自体は好感の持てる内容となっていました。おすすめです。
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